ライブレポート

club Zion 18th anniversary ULTRA KAMIMAEZU【ライブレポート】

club Zion 18th anniversary
ULTRA KAMIMAEZU
2022年7月30日 ダイアモンドホール

text by 柴山順次
photo by サカイマサト

7月30日、新栄ダイアモンドホールにて上前津club Zionの18周年イベント「ULTRA KAMIMAEZU」が開催された。Zion所縁のバンドが大集結し、新栄を上前津にしてしまった「ULTRA KAMIMAEZU」。上前津と聞いて頭に浮かぶのは間違いなくZionだし、そこまで定着させるのに数えきれないほどの夜を超えてきたはずだ。そんなZionでの日々の集大成であり、また今日から続くZionでの日々の始まりでもあるULTRA KAMIMAEZU。

ステージで出演バンドたちが口々に「またZionで会いましょう」と話していたように、上前津で、Zionで、ライブハウスで、日夜起きることにこれからもワクワクしていたい。

新栄が上前津になった日。ULTRA KAMIMAEZU当日の模様を届ける。

FIVE STATE DRIVE

Zion18周年をポジティブ&ハッピー&リスペクトでこじ開けた特攻のFIVE STATE DRIVE。生活のど真ん中、つまりライブハウスと真正面から向き合ったスカパンクの持つ力強さと楽しさ炸裂ライブにダイアモンドホールがコーラ片手にスカンキン。Zionとは切っても切れないFIVE STATE DRIVEのライブでULTRA KAMIMAEZU、堂々開幕!

the Arc of Life

その魂の叫びをハイブリッドなロックのダイナミズムで轟かせるthe Arc of Lifeが信じて突き通したもの。音楽は、バンドは、ライブハウスは、幻想のその先に進む。夢はまだ醒めないし、描いた明日は、望んでいた未来は、俺たちの手の中だ。

VAGARIOUS VAGABONDAGE

ああもうこれこそディスイズ上前津。ダイキ不在なんて言ってみれば孫悟空抜きでフリーザに挑むみたいなものだけど、次々ステージに登場する上前津Z戦士たちからバガリアスへの元気玉にこの日限りのVAGARIOUS VAGABONDAGEアベンジャーズ爆誕!

JasonAndrew

JasonAndrewが鳴らすのはライブハウスを、何周年だって、何十年だって続けるためのレベルミュージック。耳を劈くような爆音とオールドスクールもパンクもダブも昇華した体感度バキバキな圧巻のライブは、もはや戦い、いや、闘い。で、圧勝。

bacho

bachoのライブは僕と君の日々の中から溢れ出るそれぞれの決意をひとりひとり確かめ合うような心と心のやり取り。Zionで過ごしたいつかのあの時あの記憶を抱きしめてそのピークを更新し続ける関係でいたい。ライブハウスで死ぬまで遊びたい。

EACH OF THE DAYS

EACH OF THE DAYS、マジ戦車。しかも乗ってる奴全員戦士。音で全てをなぎ倒しながら、ぶん殴りながら、だけどその拳にめちゃくちゃ愛があるから、人差し指と小指でフロアだって応戦。EOTDが提示し続ける最新型メタルがまた今日更新された。

Xmas Eileen

天使より堕天使、ジェダイよりシス、つまりヒーローよりダークヒーロー。季節外れのダークサンタ、Xmas Eileenが与えてくれるのは自由になれる音楽の冒険。覆面トレンチコートマフィアの隠された優しさが上前津経由で新栄に降り注ぐ。

LABRET

音楽は、ライブハウスは、町と人を繋ぐ。上前津と京都を繋ぐのはLABRETとZionが築き上げてきた関係性。加速するビートと比例して挙がる拳。バンドとライブハウスとオーディエンスのあるべき形。なくしたくない。30年後もここにいたい。

SKA FREAKS

楽しいことならいっぱい、夢見ることならめいっぱい。SKA FREAKSが全身で体現するスカパンクに細胞ごとワクワクしちゃう。周りなんか気にしないで、優しさも怒りも哀しみもスカパンクが全部踊らせてくれる!感情を解放してダンスだダンス!

FREE KICK

北海道で活動するFREE KICKが上前津に、新栄に、なんでお酒を飲…ライブをしにくるか。その答え合わせのようなライブ。楽しみたいし楽しませたい。音楽でひとつになる必要はないかもしれないけど、彼らのスカパンクはフロアをひとつにする。

KUZIRA

バンドはライブハウスで育つ。Zionでアレもコレも学んだKUZIRAが愛すべきZionの旗を掲げ、岐阜と上前津を背負い、ダイアモンドホールで歌う姿に、メロディックパンクが、ライブハウスが、KUZIRAが、スーパースピンする明るい未来を見た。

waterweed

漢気。無茶して大きな会場に仲間を集めたZionも、応えたバンドも、集まった人も、気持ちで溢れまくっていて、それがwaterweedのライブで大爆発を起こした。豪速球で投げかけられた思いがはじけて混ざったライブハウスの美しさたるや。

HAKAIHAYABUSA

大好きな音楽と、お酒と、仲間と。club Zionの18周年をピースフルな空間でお祝いしたHAKAIHAYABUSA。これこそシーンで、これこそカルチャーで、これがZionが上前津で18年築いてきた、同志の、家族の在り方だ。ライブハウスは最高だ。

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