ライブレポート
ライブレポート
JAILHOUSE presents
IMAIKE GO NOW 2022 WE,GO NOW AGAIN
2022年3月26日、27日
text by 柴山順次
photo by ニイミココロ
誰が呼んだか「今池に今、行け」を合言葉に、名古屋のディープタウン「今池」で毎年開催されるサーキットイベント「IMAIKE GO NOW 2022」が3年振りに開催された。新型コロナウイルスの影響により2020年は開催直前で中止、2021年は出演者の発表を待たず開催中止と2年連続開催を断念せざるを得なかったIMAIKE GO NOW。そして2022年3月。決してコロナの猛威が収まった訳ではなく、直前で出演者のキャンセルもあり、いまだ予断を許さない中、それでも開催を決断してくれたこと、IMAIKE GO NOWの灯を絶やさないでくれたこと、この場を借りて最大級の感謝と敬意を贈りたい。音楽は死なない。だけど音楽は殺される。そんなことをずっと考えていたこの2年間。街に音楽が鳴らなくなってしまったら、それにみんなが慣れてしまったら。それが本当に怖かったし、今も怖い。
衣食住に音楽はないけれど、その衣食住に密接するのが音楽で、2015年からずっと今池という街に根付いてきたIMAIKE GO NOWの復活は今池という町そのものを元気にしてくれた気がするし、今池に集まる音楽ファンを救ってくれた2日間だったと思う。大げさでもなんでもなく、そう思う。開催してくれてありがとう。IMAIKE GO NOWの仕掛け人であるジェイルハウスの土屋氏の愛と漢気、そして勇気に拍手。初日は雨の中、2日目は疲労の中、今池を走り回っている姿を何度も見かけその都度グッときていましたよ。2日間、IMAIKE GO NOWを撮りまくってくれたカメラマンのニイミココロさんもグッジョブ過ぎます。やはり音楽を愛している人の撮る写真からは音が聴こえる。勿論、全バンド観たかったけれど出演バンドの中から12バンド観させて頂きましたので紹介します。
▼ゆうらん船
▼TRI4TH
▼ADAM at
▼Bialystocks
▼奇妙礼太郎
▼ドミコ
▼Rei
▼Keishi Tanaka
▼Dios
▼TGMX
▼LOW IQ 01
▼for instance
IMAIKE GO NOW、合計12アーティストのレポートを書かせて頂きました。写真は全てニイミココロさん。そんな彼女が撮影したIMAIKE GO NOWの風景を掲載します。IMAIKE GO NOWの名の下、今池に在る場所と今池に居る人と今池に集まる人が溜まらなく愛しいです。
来年もIMAIKE GO NOWで会いましょう。2023年3月4日、5日は「今池」に「今、行け!」。
IMAIKE GO NOW
https://www.imaikegonow.com/