LIVE REPORT

【FREEDOM NAGOYA 2021 -EXPO-】Goodbye Mozart

FREEDOMの出場をかけたオーディションの勝者になったのは2年前の事。本来ならば2020年のステージに立つはずだった。誰も予測できなかったこの事態に、スケジュールと頭が真っ白になったとメンバーは言った。実に2年越しの「勝ち取ったステージ」、想いはR.A.D STAGEの誰よりも強い。

さあいよいよ、2020年の勝者、堂々たるステージを…と思いきや「全員腕をぐーっと伸ばして、、そうそうぐーっと!!」と急にストレッチが始まった?!会場は笑いに包まれて、曲が始まる前に緊張感ゼロに。まさかこのまま1曲目に?!そんな心配(?)を他所に、「準備できてるか!!」の咆哮!1曲目「OPEN MY EYES」がスタートした。自由に動き回るメンバー!会場にはクラップの音が響き渡り、そしてそのまま腕を思い切り上げる!【楽しい!】を全力で作り上げるスタイルのパフォーマンスにフロアのわくわくも最高潮に。1番手のバンドとはジャンルも曲調も全く違うにも関わらず、グバモはまったく引かない!

「無期限活動してます。グバモです!みんなにとってここはどんな場所?!フェスティバルだよね。実はある人に、みんなでノレないから(暴れてばかりだから)フリーダムはフェスじゃねえよ!って言われたんだ。その人が言うには、フェスは手を横に振って少し体を揺らすようなノリじゃないといけないらしいよ。そんなん言われても俺らはフリーダム大好きで出たかったしさ!ノリなんて人それぞれじゃんね。でも、どうせこの世の中で今なんもできねえし、この機会にそいつが言ってたみたいに手を横に振ってこの機会にフェスを作ろうぜ!!!」

皮肉も混じらせながら2曲目「革命ノ狼煙」。会場はの想い通り、手を横に振って一体感を作る。その景色がメンバーにとっての存在証明。会場に響き渡るクラップとシンガロング、たとえ声は出せずとも会場中に響き渡る心の歌声に、まさにグバモが今まで培ってきたものが見えた。それは、誰の文句も言わせない己のスタイルでフェスを作っていくという決意のよう。「フェスは、フェスを愛してくれる人たちでできてる。フェスの楽しみ方を俺たちが教えてあげる。明日立てないくらい楽しんだ方がかっこいいでしょ!みんなのフェスに対する想い、そしてロックに対する想いを見せてほしい!拳上げて、力を貸してくれ!声出さなくても心の声で歌ってほしい!」

3曲目「Che Che Kule Dance Club」ではフロントメンバー全員がステージ端ギリギリに立っている。もう少し進んだら落ちてしまうくらいの誰にも止められない勢い。メンバーは見えるはずのない空を仰ぎ、完全に勝利の笑顔!「フェスは友達が居なくちゃ楽しくないでしょ?!」そう言って現れたのは同事務所トラケミストのMAT2!フェスでのスペシャルな演出に、会場のボルテージは最高潮に。

「普段は小さな小さな小さなライブハウスで仲間と共にライブしてるよ。次はそこで会おう!」
今自分たちが伝えたいことを体現した魂の一曲「Will」。ここですべての人生が終わっても構わないようなパフォーマンスに、フロアも思わず涙。いつの間にか、フロアにはお客さんが後ろまで詰まっていた。
最後はマイク無しの「ありがとう」。その声は会場と全員の心に響いていた。

FREEDOM NAGOYA 2021 -EXPO-
R.A.D STAGE
SET LIST
1.OPEN MY EYES
2.革命ノ狼煙
3.Che Che Kule Dance Club
4.Will

text by DJつづきともみ
photo by Kota Takezawa

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