ライブレポート

Boys&Girls2022【ライブレポート】

Maki、moon drop、カネヨリマサルによる共同イベント「Boys&Girls2022」が大阪、東京に続き7月24日に名古屋にて開催された。会場はElectric Lady Land、ell.FITS ALL、ell.SIZEの3会場。Maki、moon drop、カネヨリマサルと親交の深いアーティストが集結したBoys&Girlsを当日の時間軸にそって紹介する。

text by 柴山順次
photo by タカギユウスケ/toya/サカイマサト

Maki 
@Electric Lady Land
photo by タカギユウスケ

Makiの熱演でBoys&Girls名古屋編開幕。臆病な手を引っ張るのは少年少女だったかつてのぼくとわたし。Makiの綴る平凡な日々の歌は自分の中の少年少女を動き出させてくれる。なにひとつ忘れたくない。どれだけ季節がめぐろうと。

otter hangout
@ell.SIZE
photo by サカイマサト

ell.SIZEトッパーを飾ったotter hangoutが気付かせてくれるのは、後悔だらけの日々こそが生きた証だってこと。余裕もなく身を削りながら過ぎ去ってしまった毎日すら誇れる。真っ直ぐ歌う目線の先に射す光が前に足を進ませるようなライブ。

kurage 
@ell.FITS ALL
photo by toya

LUCCIに代わりピンチヒッターとしてell.FITS ALLのオープニングを担ったのはkurage。May Forth響希をサポートに迎え駆けつけた「星」属性のヤングヒーローがライブハウスに降り注ぐドラマの数々。こういう日に起こることこそ奇跡だなと思う。

Atomic Skipper 
@Electric Lady Land
photo by タカギユウスケ

思春を超え、ロックバンドとして覚醒、改重を続けてきたAtomic Skipperが放つ命の歌の数々に感涙。誰かの幸せと僕の幸せが違っても尊重しあいたいし認め合いたい。太陽そのものみたいなライブに照らされたライブハウスの光景が全てだ。

日日是好日 
@ell.SIZE
photo by サカイマサト

日常の中での気付きや感動を綴る日日是好日が、歌う意味や理由を、その熱さと情熱でステージに叩きつける。庄司加入でよりパワフルにその熱量を届けるにちこれが歌う「誰かのために生きる」ということ。優しく暖かく寄り添う音楽に包まれる。

SHE’ll SLEEP
@ell.FITS ALL

そのアイデンティティを豪速球で投げつけたSHE’ll SLEEPが、ライブで、ライブハウスで仲間に向け歌った歌。その全てはステージにある。ライブこそ真実。観て聴いて感じたことが全て。SHE’ll SLEEPは今日もこれからもライブハウスにいる。

the quiet room
@Electric Lady Land
photo by タカギユウスケ

泣いて笑って駆け出して、弾けるポップネスの連打でE.L.Lをキラキラに包み込んだthe quiet roomに大興奮。パレードが終わっても大丈夫、探していたピースはライブハウスで、Boys&Girlsで見つけた。ワン!ツー!で音楽に恋をしよう。

サウナガール 
@ell.SIZE
photo by サカイマサト

サウナガールの突き抜けるエモーショナルな疾走感に整いまくり。いや整うなんて生易しいものではなく、これはもはや音の熱波。丁寧に積み重ねた各パートのレイヤーを衝動的に投げつけてくる衝撃はアウフグース。ell.SIZEの温度急上昇GIG。

Organic Call 
@ell.FITS ALL
photo by toya

Organic Callが見せるOrganic Callだけのロックンロール。ライブハウスじゃなきゃ歌えない言葉、届かない歌がある。音楽は従順で綺麗で美しい。そう信じ抜いた先で鳴る音楽の強さたるや。ライブハウスで叫ばれる「今」に胸の高鳴りが止まらない。

ammo 
@Electric Lady Land
photo by タカギユウスケ

ammoが歌うのはリアルよりリアリティのある僕たちの後日談。時は止まらなくて、戻らなくて、だから後悔は後悔として心のずっと奥の方に大事に大事に蓋をしているんだけど、ammoのライブを観てしまうと、その蓋が開いちゃうから困る。

ルサンチマン
@ell.SIZE
photo by サカイマサト

轟音の中に光るルサンチマンのカタルシス。90年代オルタナティブサウンドを纏いながら憤りや葛藤を音楽に落とし込むルサンチマンのエモーショナルなライブに握った拳が硬くなる。「ラル」で涙腺崩壊。彼らが歌うのは生々しい夢と現実と生活。

ヤングオオハラ
@ell.FITS ALL
photo by toya

新体制ヤングオオハラは3人になろうともそのピースフルな空間は逆に倍増したんじゃないかってほど。仲間へのリスペクトとほんのちょっとの羨望をもって全身で応えるヤングオオハラ。シンプルでいい、単純でいい、音楽で抱きしめあえるって超素敵。

リツカ
@ell.SIZE
photo by サカイマサト

リツカの音楽は、誰とも手を繋がず、たったひとりで「負けたくない」「悔しい」と闘い続け向き合い続ける人の気持ちを代弁してくれる。苦しいけれど、逃げないで、目を背けないで、正面から立ち向かうリツカのライブに衝動が駆り立てられる。

クジラ夜の街
@Electric Lady Land
photo by タカギユウスケ)

クジラ夜の街がBoysとGirlsを登場人物とした30分で魔法が解けるファンタジーの世界をE.L.Lに作り上げた。新世界を舞台に、心を奪う大泥棒も、夜間飛行する少年も登場するライブという名のファンタジーに夢中になる贅沢な時間を堪能!

アルステイク
@ell.FITS ALL
photo by toya

マスクの奥の、化粧の奥の、隠しきれない本当の部分に、言葉が、音楽が、真っ直ぐ突き刺さるのは、ラブソングもメッセージソングも、アルステイクの音楽が何ひとつ隠すことなく全てをこれでもかと曝け出しているから。音楽が刺さって抜けない。

Bray me
@ell.SIZE
photo by サカイマサト

Bray meはバンド対ひとりのライブをする。それが人の数だけあって、それぞれが自分と向き合いながら「それなりに頑張ってきたよね」なんて自分を褒めてあげたりしながらラブとピースの音楽に焦がれる。他の誰でもない自分の為に観たライブ。

reGretGirl
@Electric Lady Land
photo by タカギユウスケ

繊細で女々しくて、だけど力強くて、かっこつけず想いを吐露するんだけど照れ隠しで骨太ギターサウンドになっちゃう。そんな不器用なreGretGirlが恋するBoys&Girlsの心を奪う真髄のようなライブ。大丈夫、フラれた数だけ強くなれるよ。

ヤユヨ
@ell.FITS ALL
photo by toya

頭を空っぽにして音楽にワクワクしていたい。朝が来て知らない今日が始まることにドキドキしていたい。過去は過去とは中々割り切れないけどヤユヨのハッピーヴァイブス満タンライブを観た私の心はビューティフル!なんて浮かれる程に今ハッピー。

umitachi
@ell.SIZE
photo by サカイマサト

ell.SIZEを締め括ったのはumitachi。自分の人生を愛してあげたいし、大好きな人には幸せでいて欲しい。マキノアンジュが歌う生活と半径5メートルの愛を大切に奏でるバンドのアンサンブル。彼女たちの名が複数形の意味が分かった気がした。

アイビーカラー
@Electric Lady Land
photo by タカギユウスケ

アイビーカラーがE.L.Lに恋の魔法をかけると流れ星が降り注いだような光景が広がる。何処かですれ違ってしまった過去とその傷跡を思い出しながらみんな幸せだったらいいななんて言えないよ絶対。扉をこじ開けるアイビーカラーの音楽は、ライブは、罪だ。

カネヨリマサル
@ell.FITS ALL
photo by toya

Boys&Girlsのガール代表カネヨリマサルがell.FITS ALLに叩きつけたガールズパワー。眩しい夢をずっとみてきた彼女達が沢山の仲間を招いて愛し愛されて作り上げたイベントを完遂したカネヨリマサルのライブに心の中のYOUTHが爆発している。最高だ。

moon drop
@Electric Lady Land
photo by タカギユウスケ

愛だの恋だのラブソングだけを歌い続けることを最大の武器としてmoon dropはライブハウスシーンをあの頃に戻すのではなくら新しく作ろうとしている。愛すべきボーイズとガールズと一緒に。Boys&Girls東名阪ツアー、愛を以て大団円!

Boys&Girls2022 7/24(日)
Electric Lady Land / ell.FITS ALL / ell.SIZE
Maki / moon drop / カネヨリマサル
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