インタビュー

The Shiawase【インタビュー】

名古屋発フラれ経由幸せ行き、The Shiawaseがミニアルバム『OHANAMI』をリリースした。恋をして恋に破れて曲にする。恋に恋焦がれ恋に泣く仲井陸の心情を吐露された幸せになりたいソングは今が2021年だということを忘れてしまうくらい真っ直ぐでピュアなラブソングだ。2020年は「ビクターロック祭り」「COUNTDOWN JAPAN 20/21」の出演権を獲得するも中止となってしまい涙を飲んだ彼ら。しかしThe Shiawaseの存在が音楽ファンに知れ渡るのは時間の問題だ。そして願う。実らない恋が実らせた素晴らしい音楽よ、仲井陸を振った全ての女の子に届け!

 

2YOU:The Shiawaseにとって2020年はどんな年でした?

木村駿太:『こたつ』のツアーの途中でコロナになって、ツアーが中止になったり、3月の「ビクターロック祭り」が中止になったり、不完全燃焼からのスタートでしたね。

仲井陸:落ち込んだよな。落ち込んでも仕方ないんだけど。

木村駿太:それから2ヶ月くらいメンバーとも会ってなくて。

仲井陸:その期間に曲を作ろうと思ってたんだけど、結局何も作れなかったし。俺、本当に自粛してたのかな(笑)。

 

2YOU:『OHANAMI』の制作はいつから?。

仲井陸:結構リリースのギリギリまでやれなくて。コロナもあって『こたつ』の曲がライブで全然出来てなかったから、中々次のアルバムを作る気になれなくて。でもそんなことを言ってても仕方ないから新曲を作ろうかって思い越しを上げたのが夏の終わりくらい。

 

2YOU:The Shiawaseの楽曲の大半を占めるのは女の子とのノンフィクションラブソングだと思うのですが、コロナ禍は女の子と遊べました?

仲井陸:いや、ちょっと聞いてくださいよ。第1波が終わって、そろそろ大丈夫かなって時期にずっと遊びたいと思ってた女の子とご飯に行くことになったんですよ。その子は大学1年の頃からずっと可愛いと思ってた子で3年かけてやっとご飯に行く約束をしたんですよ。

 

2YOU:3年!?

仲井陸:そう、3年。それでやっとご飯に行く前日に緊急事態宣言が出て、3年越しのやっとのご飯がコロナでなくなったんですよ。もう本当にコロナ最悪ですよ。

 

2YOU:その女の子とはその後ご飯に行けたのですか?

仲井陸:行けてないんですよ。ずっと行きたかったのに。

木村駿太:その子の名前は大学の4年間で度々出てきてたよね(笑)。

仲井陸:その子に書いたのが「お前のマフィン」です。

2YOU:相変わらず日記のような、実体験そのままの曲ですよね。

仲井陸:デート出来なかったその夜に書きましたからね。本当に残念。付き合えたら楽しかっただろうなあ。

 

2YOU:「お前のマフィン」のようなラブソングだけじゃなくて『OHANAMI』ではバンド愛を綴った「ひとつよしなに。」も収録されていますが、これめちゃくちゃグッときますね。

木村駿太:いつも女の子の歌ばっかり歌ってる陸が初めて俺らに向けて書いた曲なんですよ。ちょっと嬉しいような恥ずかしいような(笑)。

神谷幸宏:歌詞を読んで普通に泣きましたね(笑)。

仲井陸:暇なときにThe Shiawaseを組む前の駿太とのLINEのやりとりを見ていたんですよ。大学1年生の頃の。「一緒にバンドやろう」とか「明日ギター持ってきてな!」とか、なんかめっちゃ良いんですよ。忘れていた初心を思い出すというか。

木村駿太:恥ずかしい(笑)。

仲井陸:でもそれが本当に良くて、この感じ忘れてたなって思ったんです。今は生活とか将来とか考えちゃうけど、あの頃はもっとバンドをやることにドキドキしてたなって。そのLINEをスクショしてメンバーに送ったんですよ。神谷が入る前の会話で「神谷しかおらんよな」って言ってるのもあったりして(笑)。

神谷幸宏:そのLINEの会話は初めて見たから照れたけど嬉しかったですね。元々僕は前のドラムが入るまでサポートをしていたこともあったんですよ。だけどメンバーが正式に決まってThe Shiawaseで叩くことがなくなったんだけど、その子が抜けることになって「神谷じゃないと駄目だ」っていう会話をしてくれてたことを知って、改めてこのバンドで叩けていることを誇りに思ったし、The Shiawaseをこの3人で頑張っていきたいなって思いました。

仲井陸:感動やん。

 

2YOU:『OHANAMI』は歌詞だけじゃなく音楽的な側面でも新しい顔が見えるなと。

仲井陸:飽き性なんですよ。音楽も女の子も。すぐ好きになっちゃうしすぐ飽きちゃうから。

 

2YOU:大学生活で何人好きになったんですか?

仲井陸:ゆ〇かちゃん、と〇はちゃん、ま〇かちゃん、す〇ちゃん、あ〇ひちゃん、さ〇らちゃん、よ〇のちゃん、あと、えっと…。

木村駿太:これ、全員ただの実名ですからね(笑)。

 

2YOU:全員付き合ってるんですか?

仲井陸:目で追ってるだけです。

 

2YOU:あははは。

仲井陸:付き合ってるわけないじゃないですか。でも本当に女の子も音楽も飽き性だから、同じことをやりたくないんですよ。似たような曲を作るのも凄く嫌で。だから今回のアルバムもやったことのないことに挑戦しているんですけど。

 

2YOU:「第一話「15秒間のアベック」」とか凄いですよね。これ、パーカッションどうなってるんですか?

仲井陸:あのパーカッションはキューバ人の知り合いに叩いてもらってるんですよ。音も重ねまくってるから凄いことになってます。

木村駿太:この曲はアレンジに時間がかかりましたね。何回も作っては壊して作っては壊して。

仲井陸:最初はボサノババンドみたいな感じだったんですけど、これはバンドじゃないなって。それでDTMで打ち込んで、それを生楽器で録り直すっていう作業をしたんです。最近機材を買ったんですけど、無限に遊べるんですよ。

 

2YOU:「第一話「15秒間のアベック」」の15秒って言うのはInstagramのストーリーズですか?

仲井陸:そうです。女の子のストーリーズを見てるとその子と付き合ってる気分になれるじゃないですか。これはよ〇のちゃんの歌ですね。

木村駿太:よ〇のちゃんは大学の後輩ですね(笑)。

仲井陸:よ〇のちゃん、めっちゃかわいいよな。

神谷幸宏:かわいい。

 

2YOU:メンバーで恋愛の話とかします?

仲井陸:それしかしんよな。

木村駿太:めっちゃする。

 

2YOU:The Shiawaseを聴いてると恋をしたくなるんですよ。

仲井陸:しちゃってくださいよ!

 

2YOU:さすがに娘がいますからね(笑)。でも娘がここまで思われたら嬉しいなって思いますよ。

仲井陸:ああ、お父さん目線だ。

 

2YOU:陸さんの歌詞ってギリギリなんですよ。こう思われたら幸せだけど、それ以上はお父さん許さないぞっていうスレスレ。

仲井陸:あははは。お父さん、娘さんをください!

 

2YOU:は?あ、すみません。

神谷幸宏:あははは。凄い目した!

 

2YOU:「NANOHANA」みたいに想ってくれるなら考えないこともないですけど。

仲井陸:あの曲が出来たときは良い感じの子がいたんですよ。

 

2YOU:こういう幸せな曲はThe Shiawaseにとっては逆にフックになりますよね。でもやっぱり陸さんにはフラれてて欲しいかも。

仲井陸:バンドのことを思ったら、きっと俺は幸せになっちゃ駄目なんだろうな。

 

2YOU:幸せを手に入れたらきっと素敵な幸せな曲が生まれるとは思うんですよ。それこそ「NANOHANA」みたいな。でも今はもうちょっと幸せを追う曲を聴いていたいかなっていう。だから沢山片思いして沢山フラれて欲しいです。

仲井陸:全員集めてサッカーチーム作ろうかな。(一同笑)

 

2YOU:それはやばい(笑)。

仲井陸:でも好きになった子が俺達の曲を聴いてくれたら嬉しいな。売れたいとか食いたいとか色々あるけど、好きになった女の子に聴いてもらいたいのが一番。

 

2YOU:さっき名前が出た子全員に届くようにバシッと書いておきますね。

仲井陸:聴いて欲しい!気付いて欲しい!っていうか、名前出るんですか?(一同笑)

 

2YOU:任せます(笑)。

木村駿太:書いてもらえばいいじゃん。届くかもよ。

 

2YOU:陸さん、モテそうなんだけどなあ。

木村駿太:モテますよ。

仲井陸:モテるんですよ(笑)。でもね、俺、理想がめっちゃ高いんですよ。あとさっきも言ったけど飽きちゃうんです。あと俺が会いたいときしか会いたくないんです。1、2が自分で3、4が趣味とか好きなもので、その次くらいが彼女なんですよ。勿論、相手にもそうでいて欲しくて。そういうスタンスの子と付き合いたいんです。お互い自分の生活や趣味ややりたいことを大事にして、その上で良いお付き合いが出来たら最高ですよね。あれ?俺、今なんのインタビュー受けてる?(一同笑)

 

 

The Shiawase
タイトル:OHANAMI
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https://theshiawase.jimdofree.com/

interview by 柴山順次

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