INTERVIEW

lynch.

昨年末のメンバー脱退以降、ライヴ活動を自粛していたlynch.。4月18日に新木場STUDIO COASTにて「THE JUDGEMENT DAY」と銘打ったワンマン・ライヴで再始動を果たした彼らは5月に東名阪でSHADOWS(彼らのファンクラブの名称)限定ライブ「DEADLY DEEP KISSES」で完全復活を果たし、その証ともいえる作品『SINNERS-EP』を完成させた。ベーシストにJ、人時、T$UYO$HI(The BONEZ/P.T.P)、YOSHIHIRO YASUI(OUTRAGE)、YUKKE(MUCC)を迎え制作された今作はそれぞれのベーシストとの化学反応が楽しめる作品となっており、十字架を背負った上で前に進む覚悟と決意を感じることが出来る希望の1枚でもある。今作『SINNERS-EP』と6月より行われてる全国ツアー「THE SINNER STRIKES BACK」でバンドの決意と誠意に自身で審判を下して欲しい。

Q.昨年末のライヴ活動自粛から復活までバンドとしてはどのような思いで過ごしていましたか?

葉月:最初こそ戸惑いましたけど再始動するっていう選択肢以外頭になかったのでどのタイミングでどのように復活すればインパクトがあるかをずっと考えていました。今回の事件でlynch.を知った人もいると思うんですよ。なのである意味、そういう人を巻き込むきっかけにしないとなって。

玲央:あの事件を悲しい出来事で終わらせても、バンドに対してもファンにとっても何もプラスにならないなと。みんなが前を向いて活動を再開する仕方を模索する期間でしたね。

Q.復活ライブのタイトル「THE JUDGEMENT DAY」はインディーズラストツアーの「THE JUDGEMENT DAYS」とリンクしていますよね。

葉月:あの時は「メジャーに行くとつまらなくなるんじゃないか」って心配の声も少なくなかったんですよね。それで「ライブに確かめに来て審判を下してくれ」って意味で「THE JUDGEMENT DAYS」と名付けたんですけど、今回の復活ライブも審判の日になると思ったんです。

Q.復活後のツアー「DEADLY DEEP KISSES」で名古屋のライブを拝見したのですが凄く前向きなライブでしたよね。

玲央:今回の件に限らず何か物事が起きたとき、それをどう受け止めるかだと思うんですよ。受け止めた上でどう前に進むかを試される機会だなって。「無かったことにしよう」ってスタンスではなく、ちゃんと向き合った上で何が正解かなんて分からないけど正解にしていくことが大事だなと。

Q.それは『SINNERS-EP』というタイトルに集約されていますよね。罪を罪として背負う覚悟というか。

葉月:まさに意思表示ですね。

Q.制作はいつ頃から行っていたのですか?

葉月:結構ギリギリでした。本当はこのタイミングでCDをリリースする予定はなかったんですけど再始動したときにCDがあった方が良いと思って5人のベーシストをお誘いして作ることにしたんです。

Q.その5人のベーシストがとんでもないラインナップですよね。

葉月:凄過ぎますよね(笑)。Jさん、人時さんは完全に自分のルーツなのでご一緒出来るなんて思っていませんでした。T$UYO$HIさんは以前僕がPay money To my Painの作品に参加したこともあり今度はこちらからお願いしました。YASUIさんは先輩に紹介してもらい、YUKKEさんは悠介くんのご指名。本当に濃い面子ですよね。

Q.5人のベーシストと合わせるのはドラマーとして如何でしたか?

晁直:個人個人の味を出してもらっているので、それがちゃんと音に乗るような土台作りを意識しましたね。

Q.「TRIGGER」の絡み合うギターソロ後のベースソロとか完全にJさんですもんね。

葉月:理想のJさんのテンポが僕の中にあって。かつ求めていたリード曲の感じが合致したんですよ。

悠介:個人的にギターソロに対する取り組み方が変わってきているんですけど、この曲はJさんと一緒というプレッシャーを感じつつも集大成のようなソロが弾けたと思います。

Q.「TRIGGER」というタイトルは「ROSIER」も連想させますよね。

葉月:そうなんですよ。ファンに指摘されて気付きました(笑)。

Q.T$UYO$HIさん参加の「KALEIDO」は亡くなった人へ向けたメッセージ性の強い曲ですが。

葉月:今年の2月に僕の友人が亡くなったので歌詞は個人的な私信でもあるんですけど、重ね合わせて聴いて貰えればなって思います。亡くなった人に対してただ「忘れないよ」って歌は歌いたくなくて、もう少し生々しいことを歌っています。

Q.「DIES IRAE」はYASUIさんらしさが炸裂したスラッシュメタルが最高です。

葉月:この曲は僕の中では完全に昔のヴィジュアル系なんです。でもそれって結局スラッシュメタルから派生していると思うのでループしてるんですよね。YASUIさんのフルピッキングでのプレイは流石でしたね。

Q.「SORROW」はレコーディングもYUKKEさんと一緒に行ったのですよね。

悠介:たまたまレコーディングの前日にMUCCのライブが名古屋であってそのまま立ち合ったんです。ミヤさん(MUCC)にもディレクションで参加してもらったので途中から空気間がMUCCでしたね(笑)。

玲央:こうやって今振り返ってみてもやっぱり錚々たる面子ですよね。自分で聴いてもいつもとは違う楽しみ方が出来る作品になったと思います。

Q.6月からは長いツアーも始まっていますね。

葉月:再始動してまだ東名阪しかやっていないので今回のツアーはキャパの小さい箱を細かく回ろうかと。直接観て安心して貰えたらなと思っています。

晁直:とにかく楽しんでもらいたいです。申し訳ない気持ちはありますけどその空気は出さずにライブを楽しむことに専念したいです。

悠介:今回のツアーは4人のベーシストに各地でそれぞれ参加してもらうので会場ごとに違うライブになると思います。ファイナルではその4人が集結するのでそこも楽しんでもらいたいですね。

玲央:長らくお待たせしてしまいましたけど、バンドとして強い意思を持って前に進もうという気持ちの表れが今回のCDやロングランのツアーです。是非CDを手に取って自身の目でジャッジしに来て頂きたいです。

アーティスト名:lynch.

タイトル:SINNERS-EP

■初回限定盤【CD+DVD】

¥2,222(+税)

KICS-93497

■通常盤【CD】

¥1,852(+税)

KICS-3497

LIVE

lynch. TOUR’17「THE SINNER STRIKES BACK」

2017年6月9日(金)神奈川県 CLUB CITTA’
2017年6月17日(土)鳥取県 米子 AZTiC laughs
2017年6月18日(日)岡山県 YEBISU YA PRO
2017年6月20日(火)福岡県 DRUM Be-1
2017年6月22日(木)熊本県 Django
2017年6月24日(土)宮崎県 SR BOX
2017年6月25日(日)大分県 DRUM Be-0
2017年6月27日(火)山口県 LIVE rise SHUNAN
2017年6月29日(木)愛媛県 松山サロンキティ
2017年7月1日(土)高知県 X-pt.
2017年7月2日(日)徳島県 club GRINDHOUSE
2017年7月9日(日)山梨県 KAZOO HALL
2017年7月11日(火)埼玉県 HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3
2017年7月12日(水)茨城県 mito LIGHT HOUSE
2017年7月15日(土)北海道 北見オニオンホール
2017年7月16日(日)北海道 CASINO DRIVE
2017年7月18日(火)北海道 札幌KRAPS HALL
2017年7月20日(木)北海道 函館club COCOA
2017年7月22日(土)青森県 青森Quarter
2017年7月23日(日)秋田県 Club SWINDLE
2017年7月25日(火)宮城県 darwin
2017年7月27日(木)栃木県 HEAVEN’S ROCK Utsunomiya VJ-2
2017年7月29日(土)石川県 Kanazawa AZ
2017年7月30日(日)富山県 MAIRO
2017年8月3日(木)大阪府 BIGCAT
2017年8月5日(土)愛知県 DIAMOND HALL
2017年8月11日(金・祝)東京都 日比谷野外大音楽堂(※ツアーファイナル)

メンバー

葉月(Vo) 玲央(Gt) 悠介(Gt) 晁直(Dr)

http://pc.lynch.jp/

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