インタビュー

平林一哉インタビュー「HUCK FINN presents新春ドンドン祭り2019 2days」【インタビュー】

名古屋は今池HUCK FINNにて2019年1月12日、13日の2日間に渡り「新春ドンドン祭り2019」が開催される。ドンドン祭りというタイトルからお察しの通り、同イベントはHUSKING BEE/THE FIREWOOD PROJECTのドンドンこと平林一哉をキュレーターとしてHUCK FINNと共同開催される新春祭りだ。このドンドン祭り、「新春」というだけあって錚々たるバンドが名を連ねている。初日である1月12日にはHUSKING BEE、PEAR OF THE WEST、Noshow、ATATAが出演、2日目の1月13日にはTHE FIREWOOD PROJECT、ASPARAGUS、LOSTAGE、COMEBACK MY DAUGHTERS、fallsが出演する。こうやって文字を打ち込むだけで興奮する面子が大集合する新春ドンドン祭りに向けて、平林一哉に話を訊く。お正月はHUCK FINNでドンドン祭り!

Q.今回、名古屋は今池HUCK FINNで「新春ドンドン祭り2019」と題した企画が2日間に渡り開催される訳ですが。
平林:元々のきっかけは2018年3月に「春のLOSTAGEまつり」という企画がHUCK FINNであって、そこにTHE FIREWOOD PROJECTが出させてもらったことから始まるんですけど、その日の打ち上げでLOSTAGEの五味君とHUCK FINNのクロちゃん(黒崎)と「またやろう!」って話していて。そしたらクロちゃんがいつものノリで「次はドンドン祭りだ!」って(笑)。それで、あの打ち上げのノリで話していたことをクロちゃんが段取りしてくれて実現することになったという。

Q.LOSTAGE祭りもですが、舵を取るドンドンさんとは勿論、HUCK FINNとも深い関係性のバンドが集結していますよね。
平林:そうですね。オファー自体も俺とクロちゃんがお互い声を掛けたりしていて。結果的に、一緒にやりそうで中々やれない面子が集まったんじゃないかな。

Q.当初から2日間開催する予定だったのですか?
平林:いや、そこはクロちゃんが勝手に(笑)。「2日間押さえたよ!」って連絡があって。あのノリで(笑)。でも1月っていう、比較的みんなもスケジュールを組みやすい時期だったので集まれて良かったです。

Q.各日でテーマなどはあるのですか?
平林:俺のやっているHUSKING BEEとTHE FIREWOOD PROJECT を分けることくらいかな。対バンしてくれるバンドはざっくりリストアップして都合の良い日程で出てもらうみたいな。そこまで何か特別な分け方はしてないですね。みんな大好きなバンドばかりだし。でも結果的に並べてみたら凄く良い組み合わせになったと思います。

Q.出演バンドの話を伺いたいのですが、まず初日、PEAR OF THE WESTが出演します。アルバム『BLUE』のレコ発にもなると思うので楽しみですね。
平林:そうですね。彼らはツアーの流れも汲んで来てくれると思います。PEAR OF THE WESTとは付き合いも長くて、福岡に行くときはサポートしてくれるし、逆に彼らが東京に来るときは俺達が一緒にやったり、そういう昔ながらの付き合いのバンドですね。

Q.PEAR OF THE WESTとHUSKING BEEは進化の仕方が似ている気がします。
平林:確かにそうかもしれない。彼らの音楽性の変化は昔からずっと見ているけど、ポップパンクを経た上での今のインディー感とか本当にかっこ良くて。やっぱり根っこにあるもおに共通点を感じる部分も多いし、聴いていて嬉しくなりますね。アルバムを出して初の名古屋だと思うので楽しみです。

Q.Noshowは各メンバーそれぞれ深い関係だと思うのですが。
平林:メンバー全員めちゃくちゃ身近な存在ですね。NoshowとはHUSKING BEEでもTHE FIREWOOD PROJECTでも対バンしていますが音楽性含めて大好きです。彼らはやっぱりALLの存在がまずあって、ALLをとことん聴いてきたマニアだからこその完成度もあるし、最初からテーマがはっきりしたバンドなのでこういうやり方もあるんだなって。凄くクールですよね。

Q.もはやALLかと思わせるくらい踏襲していますよね。
平林:そうなんですよ。そこに何も違和感を感じないのが凄い。大好きです。

Q.ATATAとはメンバーが昔やっていたバンドとの繋がりが強そうですね。
平林:ナベ(奈部川)がOATMEALをやってた頃から対バンしてますからね。その頃は俺も違うバンドで(笑)。でも実際にATATAとHUSKING BEEでは対バンしてないんじゃないかな。BANDWAGONとはやってるけど。ナベは昔から本当に何も変わってなくて、活動のスタンスも音楽に対する熱量もずっとあのまま。リスナーとしての考え方も素晴らしいんだよね。SNSでもよく彼の発言を見ているけど全くブレてないからね。東京で一緒にやろうって話もあったけど、お互い中々スケジュールが合わなくて、今回名古屋でやっと対バン出来て嬉しいです。

Q.HOLSTEINとは交流はあったのですか?
平林:HOLSTEINとも殆どやってないですね。タイミング的にHOLSTEINはHUSKING BEEが活動していなかった時期だったのかも。そういう意味でもATATAとの対バンは楽しみです。

Q.2日目のラインナップも最高ですね。まずは盟友ASPARAGUSの出演が決まっています。
平林:結成からずっと見てきたバンドなのでやっぱりASPARAGUSは外せないなと。それにNoshowとメンバーも被っているし都合も良いなと(笑)。音楽的な部分は言わずもがなですよね。間違いないと思います。

Q.ドンドンさんはASPARAGUSをどう見ていますか?
平林:バンドのひとつの理想形だなと。メンバーの関係性もだし、バンドの動かし方や楽曲の作り方も含め色んな意味でお手本になりうる存在だなと思っています。若い世代のバンドにも俺達みたいなバンドにも常に影響を与えてくれるバンドですね。

Q.LOSTAGEは今回の企画が実現したきっかけにもなっていますよね。
平林:春のLOSTAGEまつりがなかったら今回の企画はなかったですからね。絶対に出てもらいたかったです。なのでLOSTAGEにはかなり早い段階で声を掛けました。彼らは音源もですけど、とにかくライブが凄いじゃないですか。ひょうひょうとしてるけどぐっさり刺してくるみたいな。そこがめちゃくちゃかっこいいんですよね。

Q.ぶった切ってきますよね。
平林:容赦なくね(笑)。THE FIREWOOD PROJECTのメンバーもLOSTAGEとは長い付き合いみたいだし、是非やりたいなと。

Q.LOSTAGEはその活動の仕方やバンドの在り方がインディーバンドのひとつの指針のようなバンドだなと。
平林:そうだね。それこそASPARAGUSじゃないけど、やり方として凄く参考になる。メンバーそれぞれが自分の場を持った上で音楽をしているのも物凄くインディペンデントだなと。そういうバンドが僕は凄く好きです。

Q.COMEBACK MY DAUGHTERSの出演も嬉しいです。
平林:彼らとも本当に長い付き合いになるんだけど、昔から大好きなタイプの楽曲ばかりで。音楽性はその時代その時代で変わってきたバンドなんだけど、いつの時代のCOMEBACK MY DAUGHTERSも自分のツボを突いてくるんですよ。「こうきたか!」って腑に落ちるんですよね。とにかく抜群のセンスを持ったバンドだと思います。音楽的に物凄く信頼出来ますね。バンドの雰囲気も含めて本当に良いバンドだと自信を持って薦められます。

Q.fallsは音楽的にもTHE FIREWOOD PROJECTと相性が良さそうですね。
平林:付き合い自体はまだ3年くらいなんだけど、始めて彼らのライブを代官山ユニットで観たときにめちゃくちゃ衝撃を受けて。その日は沢山バンドが出る日だったんだけど、本当にかっこいいライブをしていて、こんなに90年代を感じさせるバンドがいるんだって感動したんですよ。それからずっと仲良くしてもらっていて、東京や大阪で一緒にやったりしてるんですけど。

Q.初期のThe Get Up Kidsなどの流れを踏襲していますよね。
平林:そうなんだよね。ライブの持っていき方や曲の構成も含めてあの空気感を持っているバンドだと思う。

Q.ちなみにドンドンさんの中でHUSKING BEEとTHE FIREWOOD PROJECTをどう捉えていますか?
平林:HUSKING BEEに関してはギタリストとしての意識が強いですね。歌ったりコーラスをすることもありますけど、意識としてはまず第一にギタリスト。メインで歌うのはあくまでも磯部だと思っているので。逆にTHE FIREWOOD PROJECTは自分がメインで作って歌うので、俺の世界観を前に出せる場所だと思っています。そうやって自分の中で切り替えられる部分があったり視点をふたつ持てることは凄く良いことだなって思います。

Q.しかし2日間ともかなり濃い面子が揃いましたね。
平林:絶対楽しいでしょ。自分自身もめちゃくちゃ楽しみです。これを名古屋でやれるのが嬉しいですね。

Q.HUCK FINNでのエピソードがあれば教えて下さい。
平林:うーん、めちゃくちゃありますね。殆どクロちゃんのエピソードだけど(笑)。あの人とも付き合いが長くて、名古屋に行く度に朝まで付き合ってくれたり相談に乗ってくれたり…。親友ですね。頼れる親友。酔っぱらってるときは面倒臭いですけど(笑)。

Q.今思い出したのですが、2005年に一度解散した際のラストツアーの最後の対バンがHUCK FINNでNOT REBOUNDでしたよね。
平林:本当だ。最後のツアーは東名阪で各地2日間をワンマンで回ったんだけど、名古屋だけ初日にHUCK FINNでNOT REBOUNDに出てもらって。そういう意味でもHUCK FINNやクロちゃんとは深い関係だなって思います。あれが2005年だから…13年前かあ(笑)。

Q.新春ドンドン祭りの出演者はみんなそれぞれHUCK FINNとのエピソードがありそうですね。
平林:沢山あると思う。そういう意味でもこの面子が集まってくれたのは最高だなって思います。正月っぽさもあるしね。なんせ「新春ドンドン祭り」なので(笑)。まあ、名前はふざけているけど、東京でも中々実現出来ない組み合わせだと思うので僕自身めちゃくちゃ楽しみにしています。是非遊びに来て欲しいです!

Q.では最後にHUCK FINNと黒崎さんにメッセージを!
平林:愛してる!

[新春ドンドン祭り2019 2days]

2019年1月12日(土)
-DAY 1 –
HUSKING BEE
PEAR OF THE WEST
Noshow
ATATA
18:00 / 18:30
¥3300 / ¥3800 (DRINK別)
2日通し券 ¥5500 (DRINK別)

2019年1月13日(日)
-DAY 2 –
THE FIREWOOD PROJECT
ASPARAGUS
LOSTAGE
COMEBACK MY DAUGHTERS
falls
16:45 / 17:15
¥3300 / ¥3800 (DRINK別)
2日通し券 ¥5500 (DRINK別)


HUSKING BEE

THE FIREWOOD PROJECT

平林一哉

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