インタビュー

GRATIA-ALA 【インタビュー】

2016年12月18日の活動開始から「三美神の翼」の意味を持つその名を掲げメンバーチェンジなしで走り続けているGRATIA-ALA。群雄割拠のアイドルシーンにおいて荒波に揉まれながらも前だけ向いてきた彼女たちは現在5周年ツアー真っ最中。Nagi、Miyu、Rinaの不動の3人にグループ始動から6年目の目標まで話を訊いた。GRATIA-ALA、2YOU初登場!

2YOU:5周年おめでとうございます。

Nagi:ありがとうございます!

2YOU:ぐっと遡って結成時の話から伺いたいのですが。

Nagi:元々はGRATIA-ALAの前にやっていたグループの頃から一緒で、辞めたタイミングも一緒だったんですよ。その辞めた3人でまたやりたいねって集まったのがGRATIA-ALAの始まりです。でも本当にたまたま久しぶりに再会したときに「この3人ならいけるでしょ」って話になったのがきっかけなんですよ。

2YOU:5年前と今では状況も変わってると思いますが、当時はどんなグループにしたかったのですか?

Nagi:前のグループが可愛い系だったので、GRATIA-ALAではそれまで見せたことのないかっこいい自分たちを見せたいなって思っていました。

Rina:初めはダンスボーカルグループみたいな、ダンスも歌もかっこいい見せ方をしたいなって話していたんですよ。

Miyu:だから曲を聴いてめっちゃびっくりしたました。「これ歌える?」って(笑)。

Nagi:気づいたらロックになってました(笑)。

2YOU:5年間活動を重ねてきた上でGRATIA-ALAってどんなグループだと思います?

Nagi:自分で言うのも何なんですけど、素直なグループだと思います。

Rina:誰も隠し事出来ないよね。

2YOU:確かにありのままの感じはライブにも出ている気がします。GRATIA-ALAにとってライブってどんなものだったりしますか?

Rina:一言で表すのは難しいけど、大きく言ってしまえば生き甲斐です。ステージに立てばどれだけ苦しい時でも生きてることを実感できるのがライブだと思っています。

Miyu:私は自分よりみんなを幸せにしたいと思っているんですけど、それが出来るのがライブだと思っています。

Nagi:言葉とか文章で伝えるのって難しいじゃないですか。でもライブだとそれが伝えられるんです。だからライブは素直に自分の想いを伝えられる場所だと思っています。

2YOU:GRATIA-ALAは歌詞もメンバーが手掛けているのでより伝わりやすいかもしれないですよね。

Nagi:歌詞には自分たちの葛藤だったり辛いことを書くことが多いんですけど、そこがちゃんと伝えられるように意識していますね。

Miyu:良い意味で生々しさがあるというか、変に綺麗な言葉に直していないのでそこが凄くリアルだなって思っています。

Rina:自分たちの魂を歌詞に込めているので、例えば他の人が私たちの曲を歌ったとしてもGRATIA-ALAの曲にはならないと思うんですよ。以前私たちの曲をカバーしてもらったこともあるんですけど、やっぱり聴こえ方が全然違って。それは良いとか悪いじゃなくて。

2YOU:曲も在り方も含め、この3人じゃなきゃGRATIA-ALAは成立しないってことですよね。アイドルってやっぱりメンバーチェンジが激しいじゃないですか。そんな中、GRATIA-ALAは5年間一切メンバーチェンジがないのもそういうことなのかなと。

Rina:この3人以外考えられないですからね。

2YOU:きっとその姿勢や気持ちに魅了されてファンも応援していると思うのですが、皆さんにとってファンの方の存在はどんなものだったりしますか?

Rina:いなきゃ成立しない。感謝なんて言葉じゃ表しきれないくらい感謝してます。

Nagi:アイドルってファンの人に笑顔を与える立場だと思うんですけど、私たちはファンの人の笑顔をもらったり、ファンの人に支えてもらったりしてるなって実感することが多くて。だからお互い凄く大事な存在なんですよ。

Rina:逆にパワーをもらってるよね。

Miyu:うん。ファンのみんながいないと意味がないって思ってる。

Rina:ライブでみんなの顔を見ると泣きそうになるもんね。

Nagi:友達でもこんなに会わないじゃないですか。しかも会いたいと思って会いに来てくれるなんて。私たちは会いたくても自分から会いにいけないので、会える場所を沢山増やしたいなって思っています。

2YOU:6年目の目標はありますか?

Miyu:やっぱりもっと沢山の人に知ってもらえるような努力をしていきたいですね。色んな人が協力してくれるのでその気持ちに応えたいです。

Rina:5周年という節目を迎えて、6年目は勝負の年だと思っていて。その為には変わらなきゃいけない部分も沢山あると思うんですよ。でも変わることにはリスクも伴うので、自分たちの良さはしっかり残しつつ、色んなことに挑戦してGRATIA-ALAに興味を持ってくれる人にプラスの感情を与えられるように頑張りたいです。

2YOU:5年間メンバーチェンジもなくずっと一緒にやってきたからこそお互いに思っていることなどありますか?

Rina:え、怖い!(笑)。

Nagi:Rinaは要領が悪いなって思うかな。悪口とかじゃなくて。

Rina:あははは。でも正しい(笑)。

Nagi:要領は悪いけど、GRATIA-ALAに対する愛は誰よりも大きくて、ライブを良くしようとか、GRATIA-ALAを良くすることを一番考えてくれてると思う。だからライブのパフォーマンスもどんどん良くなるし、見習うことが多いです。MiyuはGRATIA-ALAの柱ですね。看板娘なんですよ。いないと絶対に成立しない存在です。それは3人全員そうだと思っていますけど。

Rina:私もそう思う。ぶっちゃけ、女社会って色々あるじゃないですか。女のいざこざみたいな。でもGRATIA-ALAはそういうのが全然ないんですよ。昔、少しだけメンバーの思っていることが交差しちゃった時期があったんですけど、ちゃんと向かい合って話して前に進んできたから、今も思ったことがあったらちゃんと時間を作って話すようにしているんですよ。だからこそ良い関係性でGRATIA-ALAを続けられているんだと思います。

2YOU:ちなみに5年間で解散の危機とかは一度もなかったですか?

Rina:一回だけありましたね。

Miyu:2年半くらい前?3周年記念ライブの直前だった気がしますね。

Rina:本気で解散の話をしたよね。

Nagi:解散の話はあったけど、運営が変わって何回も話す機会を与えてくれたお陰で今もこうやって続けることが出来ています。みんなそれぞれ生活もありながらよく頑張ったよね(笑)。私も郵便局員だったし(笑)。

2YOU:郵便局員だったのですか?

Nagi:はい。窓口に立ってました。新入社員だったから平日は仕事後に迎えに来てもらってそのままライブをすることが多かったし、東京遠征に行って朝方帰ってきてそのまま仕事とか、毎日泣きながら郵便局に行ってました。でもそのお陰で社会的な常識はちょっと身に着いたので良かったんですけど、両立はちょっと厳しかったですね。

2YOU:Rinaさんはその時期どんな生活をしていたのですか?

Rina:私は管理栄養士の資格を取るために大学に通っていたんですけど、コロナの影響があってライブ活動をしていると管理栄養士の実習に参加出来ないんですよ。多分、ライブハウスが悪だって言われてる時期だったので特に。それで学校からも活動を止めてもらうか学校に通うか選んで欲しいって話になってしまって。やっぱり学校に迷惑をかけるわけにはいかないし、天秤にかけるとGRATIA-ALAの活動を取りたかったので休学することにしたんです。そこはNagiと一緒でやっぱり両立は難しかったですね。でも休学してからはGRATIA-ALAに集中出来るようになったので、今まで以上にやりたいことに時間を費やせるようになりました。

2YOU:なるほど。Miyuさんはどうですか?

Miyu:私はモスバーガーでバイトしてました。もう辞めちゃったんですけど、生活的にも安定するまではずっとモスバーガーでやろうと決めていて、ずっといい環境で仕事させてもらっていました。

2YOU:ちなみにモスバーガーのハンバーガーは何が一番好きですか?

Miyu:エビカツバーガーです。

Nagi:それ、結構マニアックなやつじゃない?

Miyu:いや、毎日のようにモスを食べてきた結果、エビカツバーガーは本当に美味しいから。でも忙しくて体調を崩すからバイトが禁止になって辞めることになったんです。

2YOU:それぞれ苦労してきた上で今があるんですね。でも仕事しながら、学校に通いながらやってきたことは活動にちゃんと表れますよね。表現がよりリアルになるというか。そこがGRATIA-ALAの強みだと思います。そこを共有してきたからこそメンバーチェンジもなく3人でやってこれたんだと思いますし。

Nagi:名古屋ではメンバーチェンジなしでやっているアイドルはもういないって言われました。でも売れないんですよ。5年もやってるのに。

2YOU:突っ込んだ話をしましょうか。

Nagi:はい。

2YOU:新しく出て来たグループが売れていくのをどう見てたりしますか?

Nagi:パッと出てきてパッと売れちゃうじゃないですか。私たちも試行錯誤しながら色々やっているのに何が悪いのか分からなくなります。みんな新しいもの好きだし、それも分かるんですよ。だけどそれは5年やってるからこその悩みというか。

Rina:例えばイベントに呼んでもらっても主役になれなかったり。

Nagi:ファンの方を自分たちだけで独占するのが苦手なんですよ。物販とかも「他のアイドルの所に行ってきていいよ」とか言っちゃうから。

2YOU:優し過ぎるのかな。

Nagi:「私たちだけだよね」とか言えないんです。でもそこが駄目なのかな。

Rina:でも強要したくないしね。やっぱり来たいと思って来てもらうのが一番だし。

Nagi:だからそういう部分が変われたらなって思うし、だけどやっぱり言えないしなっていう葛藤がずっとあります。だからそうじゃない部分で、ライブを強化したり私たち自身がレベルアップすることでGRATIA-ALAのライブに通いたいと思ってもらえるように頑張りたいです。

Miyu:やっぱりライブでかっこいいと思わせたいよね。

Nagi:うん。思わせたい。6年目のGRATIA-ALA、見ていて下さい!

interview by 柴山順次
photo by シム

GRATIA-ALA 5th anniversary tour
-あなたがいてくれたからここまでこれた-
2/13 大阪VARON
https://www.gratia-ala-info.com/

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