INTERVIEW

GANG PARADE


GANG PARADEが前作『Barely Last』より1年振りとなるニューアルバム『GANG PARADE takes themselves higher!!』をリリースした。この1年間は彼女達にとって激動の年だった。カミヤサキとアヤ・エイトプリンスのレンタルトレード、5都市ツアー、BiSとのツーマンツアー、大型フェス参加、WACKシャッフルユニットSAiNT SEXなど精力的な活動を経て大きな成長を遂げたことは今作に顕著に表れている。今のGANG PARADEが濃厚に詰め込まれた全方向に放たれた文字通り最高傑作を完成させた7人にインタビュー。愚連隊行進が止まらない。

Q.アルバム、素晴らしいです。
ココ:イエーイ!
アヤ:やったー!

Q.メンバートレードからの半年がいかに濃い時間だったかが凝縮されていますよね。
アヤ:この半年は大きかったですからね。考え方も凄く変わったと思います。
ユア:ギャンパレとしてもメンバー個人個人としても変わったよね。
マイカ:アヤのイメージが一番変わったかも。加入する前のアヤってコンセントが抜けてるとか言われていたし(笑)。
アヤ:ポンコツ感凄かったでしょ(笑)。
マイカ:でもずっと一緒にいるとアヤが色んなことを考えて行動していることが分かって。きっと自分でもトレードした意味やギャンパレでやらなきゃいけないことをしっかり考えているんだろうなって。
アヤ:本当にトレード前は何も考えていなかったんですよ(笑)。でもギャンパレに入ったことで色んなことを自分で考えて行動出来るようになったんです。

Q.そもそもトレードで渡辺さん(淳之介/WACK代表)が意図していたことって何だったと思いますか?
アヤ:変化だと思います。個人的なことで言えば私はプーちゃん(プー・ルイ:BiS)に付いていってるだけだったので、そういうとこも変えるためのトレードだったと思います。

Q.最初は期間限定だったトレードが無期限になったことはどう受け止めました?
アヤ:期限内に私もギャンパレも大きく変われなかったんだと思います。
ココ:最近になってやっとこの7人でのまとまりが出て来て。でもそれが9月の時点では出来ていなかったんです。もしあそこでトレードが終わっていたら中途半端な形で終わっていたと思います。勿論現状に満足はしていないんですけど、あの頃に比べると進化したと自分では思っていますね。なので結果的にはトレードが延長して良かったと思います。

Q.その変わっていく過程を見ることが出来るのは凄く面白いし、そんな7人が進化の中で作り上げたアルバムが本当に素晴らしくて。
アヤ:過去イチです!
ユア:これ、アヤの決め台詞なんです(笑)。

Q.あははは、凄いドヤ顔(笑)。でも本当に過去イチの幅の広さと突き抜けっぷりだなと。
ココ:今までやったことのないことに挑戦していたり吹っ切れた感じもありますよね。だから正直最初は不安もあったんですよ。でも先行配信での遊び人(ファンの総称)のみなさんの反応を見たりマイカが曲に振り付けをしてくれて曲が出来上がって行く中で絶対的な自信を持てる作品になりました。

Q.『Barely Last』からの進化は目を見張るものがあります。この間でギャンパレは色んなことがあり過ぎたじゃないですか。SiS(ココ・パーティン・ココ、テラシマユウカ、ユイ・ガ・ドクソンが所属していたユニット。BiS公式ライバル)もそうですし、メンバー加入もトレードもWACKのシャッフルユニットもあって、でもそれがちゃんとメンバーそれぞれの経験値になっているなと。まるで天下一武道会にみんなが強くなって集まったような成長を感じますから。
ドクソン:ワンピースの2年後に会おうっていうのもですよね!みんな知ってる?2年後に会う約束をして仲間達がぞれぞれ修行して強くなってまた集結するんだよ!そういうことですよね?

Q.それです(笑)。
ドクソン:嬉しい!でも正直あまり強くなった実感はないんですよね。

Q.それは自分達では気付いてないだけで高くジャンプしてみたらきっと前より飛べていてびっくりすると思いますよ。悟空とクリリンが修行が終わって飛んでみたら飛べたように。いや、真面目な話、それだけの経験を積んできたはずですから。
ユア:そう言ってもらえると凄く嬉しいんですけど本当に自分では分からなくて。毎日が必死だから振り返る時間もなくて。
マイカ:ライブの反省会とかしなきゃいけないんだろうけど振り返るより今は前に進むときなのかなって。
ココ:振り返ってみたらきっと成長しているんだろうけど突き進み過ぎていて確認すら出来てないので(笑)。
ドクソン:行くしかないよね。

Q.ギャンパレが掲げる愚連隊行進には前だけ見て突き進む意味も込められているんですね。でも敢えてこの1年間を振り返るとやはりWACKとしての活動が増えた気がします。SAiNT SEXに参加した3人はどうでした?
アヤ:7人の中で私が一番経験が浅いメンバーだったし、ギャンパレのみんなと違ってサキさん(カミヤサキ:BiSにトレード中)と一緒に歌ったことが唯一なかったので同じグループとしてやれたことは凄く嬉しかったですね。BiSHとも初めて一緒になったので身近で色々勉強出来ました。
ヤママチ:私はメンバーに選ばれたときは嬉しかったんですけど、よく考えたらあのメンバーの中で目立つのってめちゃくちゃ難しいと思って。それで怖くなっちゃったんです。プー・ルイさん、アイナさん、アユニちゃんとは初めて一緒にレコーディングしたので身構えちゃったり。みんな凄い個性だからどうしようって。

Q.でも歌い方の個性で言ったらぶっちぎりだと思いますよ。
ヤママチ:そこくらいしか目立てないなって。SNSでも凄い歌い方の子がいるって書いてくれてる人が沢山いて。そこからギャンパレを知ってくれる人もいたので変な歌い方で良かったなって思いました(笑)。

Q.ユアちゃんはどうでした?
ユア:メンバーに選ばれたことは凄く嬉しかったんですけどCDが出来上がって聴いたときに歌割りの少なさにショックを受けました。プー・ルイさんと一緒に歌うパートが多かったんですけど、自分の目立つ場所やパートが極端に少なくて。それが本当に悔しかったです。ギャンパレのときとは違ってSAiNT SEXはあの1曲でどれだけ爪痕を残せるかだと思っていたので音源を聴いて涙が止まらなくて。とにかく悔しい気持ちでした。だけど、冷静に考えたらあの7人に選んで貰えたことやCDに自分の声が残るだけでも凄いことだと思うので考え方を変えて貴重な経験をさせてもらえたと思うようになりましたね。

Q.SAiNT SEXやフェス出演などを経て注目が集まる中でのアルバムはギャンパレにとって本当に重要な作品になると思うんですよ。そんな中で完成したアルバムがのっけから暴走していて「ギャンパレ、やばい」って本気で思いました。
ココ:はい、ぶっ飛んでます。インパクト凄いですよね。
アヤ:「イミナイウタ」は歌うというよりパフォーマンスで魅せる曲かなって。
マイカ:振り付けもこれまでのギャンパレにはないようなものになっているのでそこも注目して欲しいです。
ココ:面白みが散らばっていると思うので何度も見ても面白いと思う。
ドクソン:テーマパークのショーの始まりみたいだよね。早くライブでやりたいです。

Q.「GANG PARADE」から「Are you kidding?」の流れも最高です。特に「Are you kidding?」は歌詞が本当に刺さります。
ココ:最高。
ドクソン:ユユ(テラシマユウカ)の歌詞が良いんですよ。「ああ!」ってなる(笑)。
ユウカ:「Are you kidding?」の歌詞は個人的には過去イチですね(笑)。歌詞を書いてる段階で絶対に採用されると思いました。この歌詞は理想の自分と今の自分のギャップに悩んでいた時期に書いた曲なんですよ。

Q.ユユちゃんがそう悩んでる中で書いた「行かなくちゃ」という言葉が本当に強いなと。「行かなくちゃ」という歌詞はBiSにもBiSHにもありますがまた違う「行かなくちゃ」だなって。
ユウカ:ありがとうございます。デモを聴いた瞬間に「行かなくちゃ」って書きたくなったんですよ。みんなも感情的に歌ってくれて嬉しいです。
ココ:「イミナイウタ」や「GANG PARADE」の新しさと「FOUL」や「Beyond the Mountain」のようなエモさがマッチした最強の曲が「Are you kidding?」だと思います。最高なんです。

Q.その両方とも少し違う「普通の日常」も良いですよね。
ココ:あの曲、凄く好評なんですよ。
ユア:SNSを見ていても「普通の日常」が好きって書いてくれている人が多いよね。

Q.この曲はユアちゃんが作曲をしていますが。
ユア:私達の曲を手掛けてくれているSCRAMBLESのコンペで選んでもらったんですよ。作曲は初めてだったので「こんな感じでいいのかな」っていう不安はあったけど実際曲になってみんなが好きって言ってくれるのは凄く嬉しいです。

Q.WACKメンバーは作詞はみんなするけど作曲は初めてですよね?
ユア:そうですね。
ユウカ:曲もユアちゃんって感じがするから歌っていて嬉しくなります。
アヤ:ユアはWACK界のベートーベンですね。
ココ:…ちょっとそれ私が別の取材で言った言葉ですよね(笑)。
アヤ:あれ?そうだっけ?(笑)
ココ:引用元ちゃんとココって書いておいてよ!「©ココ・パーティン・ココ」って(笑)。

Q.そして「I need you I love you I want you」のエモさですよ。僕はこの曲を聴く直前にちょうど映画「WHO KiLLED IDOL ?–SiS消滅の詩–」を観まして。
ドクソン:おお!
ココ:それはめちゃくちゃベストなタイミングですね(笑)。

Q.あの映画を観てからこの曲を聴いたからSiSだった3人に感情移入してしまって。
ココ:完璧です。
ユウカ:凄い…。
ドクソン:ユユ、言って言って。
ユウカ:この歌詞はSiSのときに書いた歌詞を元に今の気持ちを書いた歌詞なんですよ。だから今SiSの話が出て本当にびっくりしました。映画を観たことがない人はあの映画を観てから是非聴いて欲しいですね。

Q.あの映画は正直観るのにかなりの体力がいると思うんですよ。
ココ:しんどくなりますよね。

Q.でも見終わった後に強い気持ちにもなれる。それは今、ココちゃん、ユユちゃん、ドクソンがGANG PARADEとして活動している姿を知っているからかもしれないんですけど、色んなことがあり過ぎる中でこうやってこの7人がギャンパレとして今歌っていることに大きな拍手を送りたくなりました。それはアルバム全体からも感じることですし。
ココ:嬉しいです。色々あり過ぎましたけど、今のギャンパレがちゃんと出せたアルバムを作れたと思うのでここから更に上を目指していきたいと思っています。

Q.そう、このアルバムはこれからのギャンパレもイメージさせるんですよね。「CAR RADIO」はこれからのギャンパレがどんな道を作っていくか想像させる希望の曲だなと。
ドクソン:まさに映画の最後に「続く」って出てくるような曲なんですよ!「To Be Continued」みたいな!
ココ:これからのギャンパレの予告編みたいな曲ですよね。「CAR RADIO」がアルバムの最後に入ってるのが本当に良いんです。というかアルバムの並びが最高。
マイカ:アルバムの曲順でライブのセットリストを組んだら絶対良いよね。

Q.そのライブ、いつか観れるのを楽しみにしています。それでは遊び人のみなさんにメッセージをお願いします。
マイカ:まずはアルバム通して聴いて欲しいです。それでまたライブにも遊びに来て下さい!
ココ:このアルバムを引っ提げて色んな場所で戦っていこうと思うのでこれからもギャンパレを宜しくお願いします!
アヤ:このアルバムは過去イチではあるんですけど、それでも私達の序章にすぎないので、これからもっともっと上に行くギャンパレに期待していて下さい。
ドクソン:ライブでどういうパフォーマンスをするか想像出来ない曲もあると思うし、CDで聴くのとライブで観るのはガラッと印象が違うと思うのでCDもライブも楽しんでくれたら嬉しいです。
ヤママチ:アルバムが出てライブの魅せ方も変わってくると思うのでライブに来てくれるみんなが楽しめる遊び場を作っていきたいです。
ユウカ:いつもライブに来てくれるみなさんはCDを何枚も持っていると思うので、ギャンパレに興味がない人に是非布教活動をしてください(笑)。私の親も「娘がアイドルやってる」って近所にCDを配っているみたいなんですけど曲を聴いて「これがアイドル?」って言われるらしいのでアイドルを聴かない人に配って下さい(笑)。
ユア:1年前に『Barely Last』を出した頃のメンバーは3人しかいないし、この7人で初めて作ったアルバムなので今のギャンパレが詰め込まれています。絶対に聴いて欲しいです。これが今のGANG PARADEです!


GANG PARADE
ヤママチミキ
ユメノユア
キャン・マイカ
ココ・パーティン・ココ
テラシマユウカ
ユイ・ガ・ドクソン

タイトル:GANG PARADE takes themselves higher!!
発売日:2017年11月21日(火)
レーベル:T-Palette Records
品番:TPRC-0187
価格:3000円(税抜価格)+税

ニューシングル
タイトル:BREAKING THE ROAD
発売日:2018年2月20日(火)
レーベル:T-Palette Records
品番:TPRC-0198
価格:1,000円(税抜き価格)+税

http://www.gangparade.com/

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