インタビュー

FREEDOM NAGOYA 2021 -EXPO- 対談【インタビュー】

名古屋発大型無料フェス「FREEDOM NAGOYA」が昨年の中止を経て今年は大高緑地よりAichi Sky Expo(愛知国際展示場)に会場を移し「FREEDOM NAGOYA 2021 –EXPO-」として開催。今対談では実行委員長である綿谷氏を中心に、片桐(Hakubi)、山本響(Maki)、樋口侑希(WOMCADOLE)、ちとせみな(カネヨリマサル)を迎えFREEDOMについて語ってもらった。この状況下でのFREEDOM開催。参加する全員の気持ちで素晴らしい1日になることを祈る。

片桐(Hakubi
山本響(Maki
樋口侑希(WOMCADOLE
ちとせみな(カネヨリマサル)
FREEDOM NAGOYA実行委員長 / 綿谷“wata”
interview by 柴山順次

2YOU:FREEDOM NAGOYAにはどんな印象がありますか?

樋口侑希:FREEDOMっていう名前の通り、ほんまに自由な空間というか、演者もお客さんも含めて全員で作り上げる最高の日だと思っていますね。

2YOU:ここ数年はWOMCADOLEは常連バンドのイメージもありますが。

樋口侑希:2017年から出させてもらっているので今年で4回目ですね。

2YOU:綿谷さんとWOMCADOLEの出会いはいつ頃ですか?

綿谷:知らないうちに仲良くなっていた気がするんですよね。いつだろう。いつも大体お互いベロベロ過ぎて本当に覚えてないです(笑)。

樋口侑希:出会い方もフリーダムな感じでしたよね(笑)。まあ、多分何かの打ち上げで仲良くなったと思いますけど。

綿谷:「初めまして」とかそういう感じじゃなくて、気付いてたら仲良くなってた感じかな。WOMCADOLEってバンドのイメージ的にも尖ってたり、シュッとしてるなと思っていたんですよ。でも話したら全然こっち側だなって。(笑)

2YOU:樋口さんはFREEDOMでのエピソードは何かありますか?

樋口侑希:めっちゃ覚えてるのは、2019年の時に大きなステージに呼んでもらったんですけど、リハから大合唱が起きて砂埃で上空に雲が出来たんですよ。それを見て「FREEDOM、やべー!」って思いました。案の定、本番もみんな思いっきり歌ってくれるし、あの光景は鮮明に覚えてますね。汗の蒸気と砂埃が凄いことになっていて、そこに小雨も降っていて、めっちゃいい感じでした。

2YOU:Hakubiとはどのように出会ったのでしょう?

片桐:私たちは最初の頃はParty’zでよくライブをさせて頂いていたんですけど、段々R.A.Dでもライブをやらせてもらうようになってワタさんに観てもらうようになっていったんですけど、ワタさんって全然喋らない印象があるじゃないですか。だから最初は怖い人なのかなって思っていたんですけど、フレンドリーに話してもらうことがあって「あ、こんなに喋ってくれるんだ」って思ったのを覚えています。

綿谷:確か京都MUSEで初めてHakubiを観たんですよ。顔合わせで滑ってる若い奴いるなと思ったらマツイ(Hakubi)だった覚えが。

片桐:うちのマツイがMUSEで働いていたので、そこで先に出会ってるのかもしれないですね。

綿谷:バンドとしての印象はとにかく片桐ちゃんの歌がめっちゃいいなっていう。

2YOU:Hakubiは初野外がFREEDOMだったんですよね。

片桐:そうなんですよ。Hakubiって結構夜のイメージがあるバンドだなってよくいわれて。だから昼間の野外で聴くような音楽ではないなって自覚していたので2019年に出させてもらったときは不安もあったんですよ。でもやってみたら凄く気持ち良くて。あと印象に残っているのがボランティアの学生の皆さんが凄く楽しそうで、そこが凄く良いなって思っていました。

2YOU:Makiは意外にも今年初出演なんですよね。

山本響:そうなんですよ。僕は初めて行ったフェスがFREEDOMなんですけど、そこでライブやバンドの楽しさを知って自分でもバンドをやってみたいと思ったきっかけのフェスなんですよ。

2YOU:響さんはこれまでボランティアスタッフとしてもFREEDOMを支えてきたと思うのですが、今年は出演者として参加し、大トリも任せられるという。

山本響:感慨深いですね。

綿谷:最近まで気付かなかったんですけど、そういえばMakiって今年初出演だったなと思って(笑)。初出演でいきなり大トリっていうパターンは今までなかったので、どんなライブを見せてくれるか楽しみですね。

山本響:初出演で大トリってなると、もう来年以降は出れないのかなって思いました(笑)。初出演で終わりみたいな(笑)。

綿谷:そんなことはないでしょ(笑)。

2YOU:Makiとレーベルメイトであるカネヨリマサルは今年2回目の出演となりますが。

ちとせみな:正直私は綿谷さんと知り合うまでFREEDOMの存在を知らなかったんですよ。初めてFREEDOMに行ったのも出演させて頂いた2019年が初めてで。そのときの印象は本当に音楽を好きな人が沢山集まって音楽を楽しんでいる印象が強くて、音楽っていいなって凄く思いました。

綿谷:今年はカネヨリマサル史上一番大きなステージでのライブになるので、どんなライブになるのか凄く楽しみですね。カネヨリマサルを初めて観たのは2018年のFREEDOMの直前だったんですよ。開催の1週間前くらいの一番忙しい時期で。でも当時カネヨリマサルってライブの本数が少なくて。それ逃したら1ヶ月後とか、そんな感じで。どうしても観たかったので「今行かないと観れないかも!」と思ってFREEDOMの直前なのに弾丸で観に行った覚えがあります。

ちとせみな:ありがとうございます。初めてFREEDOMに出させてもらった時はまだ全国流通のCDも出してなかったし、レーベルに入った直後だったので「私たちのことを知ってる人がいるのかな」と思っていたんですけど、逆に凄く成長の場にもなったのを今でも覚えています。今年は大きなステージに立たせてもらうので自分達の音楽を真っ直ぐ伝えられるようなライブをしたいなって思っています。

2YOU:今年のFREEDOMは例年とは違いこの状況下での開催となります。ガイドラインであったりルールであったり制限のある中でのライブとなりますが。

綿谷:この対談で集まってくれている4バンドはそれぞれ世界観をしっかり持っているバンドだし、何か問題が起きたらどうしようっていう心配は何もしていないですね。自分たちの言葉と音楽でしっかり伝えてくれると思っているし、懸念することは何もないです。

樋口侑希:全部守りたい場所なんで。ライブをしたら自分自身も救われるし、やっぱりライブしたい気持ちだけでバンドを始めたので、ルールは色々あるかもしれないけど、守りたい場所なので、そこで俺たちの音楽をしっかり魅せることが出来たらなって思っています。

片桐:1年間通して配信ライブを色々やってきたんですけど、その場でしか感じることの出来ないことがあると思っていて。私達も2019年のFREEDOMに出させていただいて、そこで感じたことを今年に繋いでいく意味も込めて今の自分達を観せることが出来たらなって思っています。

山本響:音を鳴らせる場所を色んな人に提供してもらって自分たちはバンドをやれていて、その中のひとつがFREEDOMでもあるんですけど、いつもやってることを止めないでやり続けていくことが大事だなって思っています。あとは最初で最後のFREEDOMなので頑張ります(笑)。来年からはまたボランティアから始めます(笑)。

ちとせ:この状況で大きなフェスをやるのは色んなリスクがあると思うんですけど、綿谷さんが色々考えて作り上げていることを色んな場面で知ることがあって。その中でライブをさせてもらうことってほんまにありがたいことやなって思っています。立たせてもらうステージを大切に、音楽を出来たらなって思っています。

2YOU:今皆さんの話を聞いて綿谷さんも感じることがあったと思いますが。

綿谷:今日はみんなの気持ちを凄く感じました。もう開催まで僅かですけど、みんなの気持ちを聞いて絶対に良い一日にしたいなって思いました。

2YOU:ちなみに今日集まった4バンドは交流があるのですか?

樋口侑希:カネヨリマサルはがっつり飲んだことはないですね。

ちとせみな:ちゃんと対バンもしたことないですね。

樋口侑希:あとの2バンドはそりゃもう。

山本響:Makiは全バンドがっつり対バンしてますね。WOMCADOLEに関しては今月だけで3回くらい対バンしてるので、もうちょっといいかなって感じもあるんですけど。

樋口侑希:やめとけや。(一同笑)

2YOU:フェスのバックヤードってバンド同士が交流出来る場所だと思うので、それがなかったこの1年は色んな意味で損失ですよね。フェスきっかけで生まれる対バンも多いと思いますし。

樋口侑希:それは本当に思います。今、ライブハウスでも対バンが減ってきてはいて、みんなで集まること自体久しぶりな気もしていて。そういう意味でもFREEDOMは楽しみですね。

2YOU:FREEDOMはライブハウスが主催しているフェスなのでライブハウスでバンドが日夜やってきた日常を1年に1回大きな舞台に持っていく日だと思っていて。そこがFREEDOMの醍醐味だと思うのですが、みなさんRAD系列のライブハウスの思い出はありますか?

山本響:思い出しかないです(笑)。あり過ぎて何を話したらいいか分からないくらいParty’zに出てましたからね。高校の思い出よりもParty’zでの思い出の方が多いんじゃないかってくらい。本当に色んな経験をさせてもらいました。悔しいこともあったし、怒られたこともあったし。酔っ払ってでらロックのチケットを全部失くしたときもめちゃくちゃ怒られました(笑)。でも本当に出身校がParty’zみたいな感じはありますね。出身校であって、地元であって、ももはや家みたいな。Makiの出発点であり、Makiのプライドであるような、そんな存在なんです。

ちとせみな:私達は名古屋でライブをしたことがない時期に綿谷さんと出会って、それからずっとお世話になっているので全ての始まりが名古屋だし、名古屋といえばRAD系列っていうイメージなんですよ。カネヨリマサルは大阪のバンドですけど、育ててもらったのは名古屋だなって凄く思います。

片桐:Hakubiが名古屋で初めて出させてもらったライブハウスがParty’zなんですけど、距離も近いし段差もないのでお客さんと滅茶苦茶目が合うんですよ。私はそれが得意な方ではなくて、緊張して上手く歌えなくなった日があって。それが凄く悔しくて、ライブが終わった後、Party’zを飛び出してしまったことがあるんです。飛び出したことも初めてだったし、それが本当に悔しくて。でもそういう修行をさせてくれたのが私にとってはParty’zだし、結成1年目ぐらいの時から出させてもらっているので、色んなことを学ばせてもらった印象が強いですね。

樋口侑希:俺は片桐ちゃんと逆で近ければ近いほうが好きなんだけど、Party’zでライブしたときにみんなが盛り上がり過ぎてマイクスタンドが倒れたことがあって。当然俺は歌えなくなったんだけど、そしたらみんなが大合唱してくれて。そういう助け合いの精神みたいなことって名古屋に感じているんですよね。名古屋に来るたびにそういう思い出が出来るし、ライブだけじゃなくてお酒の面でも色んな思い出があって大好きです。

2YOU:そうやって皆さんが重ねてきたライブハウスでの日々がFREEDOMに集約されると思うと本当に楽しみですね。

綿谷:今日みんなが色々話してくれて、どんな気持ちでステージに立ってもらえるかを知ることが出来て、こういう状況下ではあるんですけど、アーティストもお客さんも純粋に楽しめるフェスを作りたいなって改めて強く思いました。みんなが楽しめる環境を僕らが作るのでバンドのみんなには思う存分やってもらいたいなと思いました。みんな、当日よろしくお願いします!!

Hakubi
https://hakubikyoto.com/

Maki
https://maki-official.com/

WOMCADOLE
https://womcadole.com/

カネヨリマサル
http://kaneyorimasaru.com/

FREEDOM NAGOYA 2021 -EXPO-
2021年6月19日(土)
Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)
8:30引換開始/ 9:00開場/ 10:00開演/ 20:00終演予定
料金:入場無料ただし1drinkとして¥600必要
入場方法:入場には「1ドリンク付き入場引換券」の事前購入が必要です。

第1弾アーティスト
ammo / Hakubi / KUZIRA / Maki / Paledusk / TETORA / Track’s / カネヨリマサル / ヤングオオハラ

第2弾アーティスト
Hump Back / POT / SHANK / SHE’ll SLEEP / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / WOMCADOLE / コールスロー

第3弾アーティスト
ENTH / HEY-SMITH / reGretGirl / See You Smile / This is LAST / アイビーカラー / ザ・モアイズユー / バックドロップシンデレラ / 豆柴の大群 / Goodbye Mozart(2020年オーディション勝者) / CROWSALIVE(4/29オーディション勝者)

最終アーティスト
Dizzy Sunfist / FLOW / LEODRAT / ROTTENGRAFFTY / Unblock / ハンブレッダーズ/プッシュプルポット / amplest(5/8オーディション勝者) / ねぐせ。(5/15オーディション勝者) / GEREN(5/16オーディション勝者) / King of Roar(5/21オーディション勝者) / フラワード(NSMオーディション勝者)

FREEDOM NAGOYA 2021 -EXPO-
http://freedom.radcreation.jp/

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