INTERVIEW

魔法少女になり隊

魔法少女に憧れている「火寺バジル」は、ある日魔女が大事に取っておいたしゃけのおにぎりを食べてしまい魔女の怒りを買うことに。怒った魔女の呪いでなんとバジルは喋れなくなってしまったのです。そこへ表れた妖精「gari」の「魔法少女になりなよ」という助言をもとに旅に出たバジルは謎のスナイパー「ウイ・ビトン」、女剣士「明治」を仲間にし歌という魔法を使い呪いをとくための冒険に出た4人。果たして魔女の呪いをとくことが出来るのか…。という壮大なコンセプトを掲げるラウドでポップでファンタジーなRPG系バンド”魔法少女になり隊。その独自の打ち出し方と様々なカルチャーが融合した音楽スタイルでフェスやライブハウスを中心にキッズとヲタクが入り乱れユナイトしている現象が起きているという。そんな魔法少女になり隊がリリースする1stフル・アルバム『魔法少女になり隊~まだ知らぬ勇者たちへ~』はバンドの世界観をこれでもかと詰め込んだ「遊べる音楽」となっている。38歳の俺だってドラクエをやっているときと魔法少女になり隊を聴いてるときだけは勇者になれる。あの頃勇者だった人、未来の勇者たち、みんなで力を合わせて魔女の呪いを解く冒険に出よう!

Q.まずは冒険の始まりから訊かせてください。

gari:冒険!ありがとうございます、助かります(笑)。まず魔法少女になり隊というバンド名ですがここに全てのコンセプトがありまして。

Q.説明してもらってもいいですか?

gari:まずバジルさんがお腹を空かせて森の中でしゃけのおにぎりを食べてしまったんですよ。でもなんとそのおにぎりは魔女のおにぎりだったんです。怒った魔女は人のものを勝手に食べたバジルさんに喋れなくなる呪いをかけてしまいました。それでバジルさんは呪いをとく旅に出たんです。えっとここまでまず大丈夫ですか?

Q.なんとか大丈夫です。続けてください。

gari:それでバジルさんが困っていたので僕が「魔法少女になりなよ」って助言をしてあげたんです。旅の中で出会った仲間たちと呪いをとくに行く冒険が始まったのです。

Q.ここまでコンセプトがしっかりあると面白いですね。でもバンド名や活動スタイルからアイドルだと勘違いされたりしませんか?

gari:めちゃくちゃされます。

バジル:今でもアイドルだと思っている人は沢山いると思います。

gari:でも自分達としてはジャンルとか関係なく面白いと思うことをやっているだけなのでどう思われてもいいというか。見た人が判断してくれたらそれでOKです。

明治:打ち出し方は変わっているかもしれないですけど私達はあくまでもバンドなんですよ。バンドでありながらどれだけ面白いことをやれるかっていう。

Q.確かに楽曲はめちゃくちゃバンドですよね。ラウドロックをポップでキュートに消化しているのはバンドの設定関係なくそれだけでかっこいいと思います。

gari:バンドの設定って言うの辞めてください(笑)。でも凄く嬉しいです。よくゴリゴリとか重たい音楽って言われるんですけど僕はポップなものを作っているつもりなので。

ウイ:メンバーのバックボーンがバラバラなので出来上がる音楽も少し変わってるんですよ。そこが面白いとこだと思っています。

Q.みなさんどのような音楽を聴いてきたのですか?

バジル:私はバンドもアイドルもアニソンも聴きます。でもやっぱりバンドが好きなので色んなライブを観に行ってますね。

ウイ:僕はメタルやパンクを聴いてきました。その他にも何でも聴きます。

明治:私はヴィジュアル系ですね。あとは電気グルーヴとか。

gari:僕はJ-POPからちょっとお洒落な音楽まで色々聴きますね。でも何故かバンドではシャウトしています(笑)。

Q.見事にバラバラですけど、そういったカルチャーとカルチャーとカルチャーの融合が魔法少女になり隊を形成しているのかもしれませんね。

gari:そうですね。だからライブには色んなタイプのお客さんが来てくれるんですよ。

Q.昨今、フェスが定着したことでバンドとアイドルがライブを一緒にやることも増えたじゃないですか。だからバンドキッズとヲタクがひとつのライブハウスにいる光景をよく見るようになって。

バジル:よく見ますよね。魔法少女になり隊のライブにはバンドキッズもいればヲタクの人もいて面白いなって思いますし。

Q.それがバンド○○とアイドル○○が共演するからバンドキッズとヲタクが同じ会場にいるのではなくて、魔法少女になり隊はそれをひとつのバンドでやっているのが面白いと思うんですよ。

gari:キッズがモッシュしたりダイブしている中に光るサイリウムを発見しますからね(笑)。ウイ:モッシュやダイブをしている後ろでヲタ芸をしている姿とか衝撃ですよ。そういう光景は魔法少女になり隊ならではかもしれません。

Q.バンドとアイドルの距離って凄く近付いたと思うんです。それこそ対バンイベントだって少し前とは比べ物にならないくらい多い。でもそういう形の共演ではなく魔法少女になり隊はひとつのバンドの中にバンド要素もアイドル要素もあるのが面白いんですよ。gari君がシャウトしてる横でバジルさんが歌っている姿とか最高ですから。スクエアとエニックスが合併してスクエア・エニックスになったみたいな。

gari:その例え、最高ですね!無敵じゃないですか!でも僕が目指しているのはそういうことなんです。何も特別なことをしてるつもりはないんですけど、フェスとかで僕らを見たり僕らのライブの光景を見て「なんか凄い」って思ってもらえたらなって。

バジル:「よく分からないけど凄いもの見た」って言わせたいんです。

Q.今回、メジャー初のアルバムがリリースされることでそういう声は増えそうですね。アルバム通してRPG要素が強いと思いますが、まるでドラクエですよね。

gari:時期が時期だけに(笑)。

 

Q.「KI-RA-RI」は夢を掴もうとしている少女の気持ちが歌われていて。ドラクエって女の子が主人公になったことがないから魔法少女になり隊の冒険は女の子が主人公なんだって新鮮な気持ちにもなりました。

火寺:確かに女の子の主人公はいないですね。この曲はメジャーデビューシングルだったこともあってゲームの主人公とこれからの私達をリンクさせて書いたんですよ。

Q.「革命のマスク」はその主人公の女の子が生まれ育った町を出て冒険に行く決意と覚悟を感じます。「わたしは革命を起こすの」と力強く歌っていますが、これもバンドの状況とリンクしていますね。

gari:「KI-RA-RI」からの成長が見られますよね。それはバンドの自信や活動とも密接に繋がっていると思います。

Q.個人的に好きな曲は「アルテ魔ダンテ」なんですけど、ファイナルファンタジーの究極魔法「アルテマ」とドラクエの究極魔法「マダンテ」の併せ技なんて超究極じゃないですか。

gari:それこそスクエア・エニックスですよね(笑)。こういうゲームっぽいネタもアルバムには散りばめているので探してみて欲しいです。

Q.アルバムとは関係ないですがこれまでのシングルではカップリングでアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」ED曲「ハレ晴レユカイ」やアニメ「ONE PIECE」主題歌「Believe」やアニメ「うる星やつら」主題歌「ラムのラブソング」のカバーが収録されていました。これも凄く面白かったです。

gari:さっきのカルチャーとカルチャーの融合の話じゃないですけど、それがやれるのが魔法少女になり隊の武器なんですよね。

ウイ:アニメ主題歌のカヴァーをやったらかっこ悪いとかどうとか考えてませんからね。やりたいことをやりたいようにやってるだけなので。でもそれが普通だと出来なかったりする訳なので魔法少女になり隊は面白いんだろうなって思います。

Q.メジャーデビューして何か変化はあったりしましたか?
バジル:私達に何か変化があったかって言うと特に変わったことはないんですけど、メジャーデビューしたことで色んなお客さんが来てくれるようになってバンドが広がっている実感はありますね。

Q.広がりと言えばKNOTFEST JAPAN 2016にも出演していますもんね。

gari:KNOTFEST、めちゃくちゃ面白かったですね。メタルのフェスで「おジャ魔女カーニバル!!」のカバーをしたら反応が凄かったんですよ。あれは面白かったですね。

バジル:アウェイでもあれだけの反応があったことは自信にも繋がりましたね。魔法少女になり隊ならどんなとこでやっても面白いことが出来るんだって自信もつきました。

Q.魔法少女になり隊は「RPGバンド」というコンセプトをメンバーもスタッフもお客さんも全員で遊びながら成長させていく育成ゲーム的な要素もあるのかもしれませんね。

gari:なるほど。確かにそうかもしれません。冒険していく中で色んな仲間が増えて、スタッフもお客さんも含めてみんなで魔法少女になり隊というゲームを楽しみながらゴールまで進めようとしているんですよ。そうやってみんなで遊べるバンドが魔法少女になり隊なんだと思っています。

アーティスト名:魔法少女になり隊

タイトル:魔法少女になり隊~まだ知らぬ勇者たちへ~
9月27日(水)リリース
■完全無敵の初回盤X【CD+DVD】
SRCL-9525~9526/\3,703(税別)
※ゲームソフト仕様スペシャル・パッケージ
■通常盤【CD】
SRCL-9527/\2,685(税別)
※BONUS TRACK「冒険の書1-album ver.-」収録
メンバー

火寺バジル

gari

ウイ・ビトン

明治

“魔法少女になり隊 ワンマンツアー~まだ知らぬ勇者たちへ~”
12/8(金) 福岡・LIVE HOUSE CB
12/10(日) 石川・金沢vanvan V4
12/15(金) 北海道・札幌cube garden
12/17(日) 宮城・仙台MACANA
1/20(土) 大阪・梅田Shangri-La
1/21(日) 愛知・名古屋ELL
1/28(日) 東京・渋谷TSUTAYA O-EAST

http://mahousyoujoninaritai.com/

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