インタビュー

東海ど真ん中計画2019【インタビュー】

2011年にBACK LIFT、04 Limited Sazabys、THREE LIGHTS DOWN KINGS、PipeCut Wedding 、THIS MORNING DAY、SpecialThanksの6組と、名古屋のライブハウス・SAKAE R.A.Dのオーナーである綿谷剛氏が立ち上げた『名古屋ど真ん中計画』。同イベントは回を重ねるごとに規模を拡大し、2014年にはBACK LIFT、04 Limited Sazabys、THREE LIGHTS DOWN KINGSの3組で名古屋DIAMOND HALLを即完させた。あれから5年、綿谷氏が再び発足したのが『東海ど真ん中計画』だ。参加バンドはTrack’s、KUZIRA、Maki、ONIONRING、moon drop、THE NOiSE、Some Lifeといった東海地バンド。新たな伝説の始まりを予感させる『東海ど真ん中計画』の第1回目として、SAKAE R.A.Dオープン丸10年の記念日である8月1日(木)にR.A.Dにて開催される『東海ど真ん中計画』に出演する末武竜之介(KUZIRA)、山本響(Maki)、浜口飛雄也(moon drop)、ハナフサリュウノスケ(THE NOiSE)、Takeshi(ONIONRING)、DAIYA-TAN(Some Life)、生田楊之介(Track’s)、そして主催である綿谷氏を交え決起集会を行った。

Q.R.A.Dの10周年を記念して開催される「東海ど真ん中計画2019」に出演するみなさんに今日は集まって頂いている訳ですが、何かこう、もうちょっとワイワイしていると思っていたのですが。

楊之介:きっと全員がお互いの出方を探っているんですよ(笑)。

DAIYA:僕は初対面の人も多いので緊張してます。

綿谷:この7バンドが揃うことなんて中々ないもんね。

Q.綿谷さんはいつ頃から今回の構想をしていたのですか?

綿谷:去年の秋くらいに「やりたいね」みたいな話は各々としていたんですけど、今回、R.A.Dが10周年を迎えることもあって実現させようと。それで東海地区で今僕がかっこいいと思っているバンドに集まってもらいました。

Q.これまでに2011年から2014年にかけて「名古屋ど真ん中計画」という企画を4回開催していますが、今回はその地域拡大版のようなものだと思うのですが。

綿谷:そうですね。今回、5年振りに開催するんですけど、やっぱり「名古屋ど真ん中計画」は主催の僕らも本当に面白かったし、また新しい形でやりたいなってずっと思っていて。でも2014年以降、中々一緒にやりたいって思えるバンドとの出会いがなくて。それが最近になってかっこいいバンドが一気に増えた印象もあって開催に至りました。

Q.みなさんは「名古屋ど真ん中計画」を観てきた世代ですか?

飛雄也:僕は知らないです。

Takeshi:世代的にリアルタイムで「名古屋ど真ん中計画」を知っているのはこの中だと僕らくらいだと思います。

Q.なるほど。「名古屋ど真ん中計画」が始まった頃とはR.A.Dを取り巻く環境も随分違うと思うのですが、今回はどういう基準でバンドを選出したのですか?

綿谷:まずはかっこいいってことは大前提ですけど、所謂ジャンルと呼ばれるものはバラけさせたいと思いました。今の東海のメロディックシーンでTrack’s、ONIONRING、KUZIRAは飛び抜けてると思いますし、Makiとmoon dropは日本語ロックやギターロックの次世代を担うバンドになるだろうなと。更に何処にも属していないようなTHE NOiSE をぶち込んだら面白い化学反応が起こるんじゃ無いかって。実は当初この6組の予定だったんです。Some Lifeは名前は知ってたんですけど、ちゃんと聴いた事が無くて。たまたま飲んでた時にそのバーでMVを目にして、あれこのバンドヤバくない?と思いすぐライブ観に行って声を掛けました。

Q.オファーを受けたみなさんは如何ですか?

ハナフサ:面子も面子だし、ジャンルで固まってるうなイベントじゃないので、地元だからとか、仲が良いだけじゃない日になるんだろおうなって。

楊之介:僕は懐かしさもあって。Makiやmoon drop とはR.A.Dに出始めた頃、よく一緒になることが多くて。最近は中々一緒にやる機会も減ったけど、当時は綿さんの企画や慎さん(R.A.D/LUCCI)の企画で対バンすることも多かったので。だから僕個人的にはあの頃の面子が久し振りに集まったような感覚もあります。

Takeshi:ONIONRINGはまたちょっと違うシーンで活動していたこともあって、このタイミングでここに呼んでもらえたことは凄く嬉しいですね。期待に応えたいです。

響:ちょくちょく綿さんからライブの誘いがLINEでくるんですけど、今回はいつもより長文でLINEが着ましたからね。そこには「名古屋ど真ん中計画」の歴史や思い入れが書かれていたんですけど、その一員として自分達も認めてもらえていることが嬉しかったですね。

Q.綿谷さんは「東海ど真ん中計画」をどのようなイベントにしたいですか?

綿谷:「名古屋ど真ん中計画」はR.A.Dから始まってダイアモンドホールで開催するまで大きくなったんですけど、「東海ど真ん中計画」は僕が主導して進めて行くと言うよりもこの7組が8月1日のライブと打ち上げを終えた時にこの先どうしたい。とそれぞれ思うのか楽しみです。もう2度とやらない!となるのか、この先も続けて行きたいと思うのか。どう進んでも面白くなる気がしています。

Q.みなさんはどんなイベントにしたいですか?

ハナフサ:輪郭の濃いイベントになったら良いですね。これが今の東海だって見せられたらナト。

響:今回初めての開催なので現時点では正直何も意識してないくて。「俺達が最強」っていうのも、心の中で当たり前にみんな思っていることだと思うし。なので、とにかく楽しい日になったら良いですね。

楊之介:イベントが終わった後にみんなで美味い酒が飲めたら最高ですね。「名古屋ど真ん中計画」も凄いイベントだったし、この「東海ど真ん中計画」もこのイベントならではの色が出たら良いなと思っています。

Takeshi:東海地区にかっこいいバンドが本当に増えたと思うし、地元のシーンが活性化することは素晴らしいことなので、良い環境尾でバンド活動が出来ていて嬉しいですね。

DAIYA:さっきも言ったように、僕は今日のインタビューで初めましての人が多いので、埋もれないようにしたいです(笑)。今日ここに来るまでクラスで浮いた存在みたいになったらどうしようって思っていたので。

楊之介:実際に今日集まってみてどう?

DAIYA:浮いて…るかな。(一同笑)

楊之介:早く壁を打ち破りたいんですけどね。初対面がライブハウスとか打ち上げじゃなくてインタビューって中々ないから(笑)。

Q.やっぱりここにここにSome LifeやTHE NOiSEがいるのは面白いですよね。

ハナフサ:個人的にはONIONRINGとKUZIRAとTrack’sがおっかないと思っているんですけど、7バンドの中に3バンド、ピンポイントでいるのが凄いなと。気を抜いたらやられそうなので。

Takeshi:怖くないでしょ(笑)。

楊之介:出会った頃は結構一緒にやってたし、お互いのツアーにも呼んだりしてたし(笑)。

Q.そうやってお互いのストーリーがある中で集まった7バンドですが、こうやって顔をそろえるとまるで天下一武道会みたいですよね。選ばれしバンド感が凄い。

竜之介:当時「名古屋ど真ん中計画」に出演していたバンドが今物凄いことになってるじゃないですか。でも始まった当初はR.A.Dでやっていた訳で。だから「名古屋ど真ん中計画」も「東海ど真ん中計画」も第1回目はドラゴンボールで例えるならばレッドリボン軍と戦っているくらいの時期だと思うんですよ。それを後から振り返ったときに「そんな時代もあったな」って思えるような活動をこの先僕らもしていかなきゃいけないと思っていて。だから今回だけで終わりじゃなくて、しっかり続けていきたいなって思っています。

Takeshi:自分自身と向き合いながらバンドを続けていくことが、結果的に東海地区を盛り上げることに繋がったら嬉しいですね。「名古屋ど真ん中計画」からの流れも汲みながら新しいムーブメントを作れたらと思っています。

ハナフサ:さっき選ばれそバンドって話もありましたけど、僕は逆によくこの7バンドをくりぬいたなって思っていて。このイベントに出ることでバンドとしての評価がどうなるかとかじゃなくて、とにかく当日良いライブをするだけだと思っています。

Q.天下一武道会って毎回「誰だ?」って奴がいるじゃないですか。ダークホース枠というか。今回の面子って、さっきハナフサ君が言ったようにもしかしたら凄いくりぬき方なのかもしれないですけど、見る角度によっては全員がダークホースだと思うんですよ。メロディックのシーンから見たらSome Lifeはダークホースかもしれないし、THE NOiSEのファンからは全員がそう見えるかもしれない。その感じが凄く天下一武道会っぽいんですよね。

綿谷:それは「名古屋ど真ん中計画」よりも今回の「東海ど真ん中計画」の方がよりそう感じ易いかもしれないですね。僕もどうなるか全然分からないので。みんな今は口には出さないけど、きっと自分が一番かっこいいと思ってるはずだし、それがぶつかったらどうなるか本当に楽しみですね。

Q.静かな戦いがこのインタビューで既に始まってますもんね。

綿谷:静かな(笑)。

楊之介:だからやっぱり飲みながらやったら良かったんですよ(笑)。

綿谷:じゃあそれは2回、3回と続いたときにでも(笑)。

Q.「東海ど真ん中計画」はまさに東海を担うバンドが集まっていると思うので期待しています。

響:頑張ります。その一言です。

楊之介:世界から待ってます。

Takeshi:世界から待つって意味はちょっと分からないけど、ライブで絶頂を迎えようと思っています。

飛雄也:僕はちゃんと歌います。

ハナフサ:気合い入れてやります。

竜之介:東京でもなくて大阪でもなくて、東海っていうのが面白いと思うので、良い日にしたいです。

DAIYA:天下一武道会の「誰だ?」枠ってどんなキャラクターなんですか?

Q.神様が一般人の身体を借りて出場したシェンですね。

DAIYA:じゃあ僕らはシェンになります。

Q.東海地区を倒壊させるほどバチバチにぶつかり合って新しい東海シーンを作り上げて下さい。

綿谷:伝説の幕開けを確かめに来て下さい!


東海ど真ん中計画2019 -R.A.D 10th Anniversary-
8月1日(木)SAKAE R.A.D
KUZIRA
Maki
moon drop
THE NOiSE
ONIONRING
Some Life
Track’s

photo by Akira”TERU”Sugihara

関連記事

ONLINE SHOP