インタビュー

あゆみくりかまき【インタビュー】


熊仙人様のお告げにより人間の姿での活動を始めておよそ1年半、あゆみくりかまきがメジャー2ndアルバム『大逆襲』を完成させた。2017年に日本武道館でのワンマンを発表出来なければ、熊の姿に戻れないという熊仙人様の試練を達成することが出来なかった3人。この現実を受け止め、それでも諦めず一歩ずつ前に進むことを決意した彼女達の決意表明ともいえる今作は、あゆみくりかまきからの逆襲宣言ともいえる作品となっている。挫折や失敗を経験した人間は強い。それは今作を聴けば伝わるだろう。大丈夫、足跡は嘘をつかない。あゆみくりかまきの大逆襲、彼女達は夢と希望で溢れている。

Q.今回のアルバム、夢と希望しかないです。

まき:本当ですか!?
あゆみ:嬉しいです。
くりか:ありがとうございます。

Q.熊から人間の姿になってどれくらい経ちました?

まき:1年7ヶ月くらいですね。

Q.人間の姿になって何が変わりました?

まき:まず人間の姿になってすぐの頃は不安の方が大きかったです。熊という視覚的にもキャッチーやったものがなくなるので、危機感があって。人間の姿になって、どうやってアイドルシーンで上にいくか考える時間が長くなりましたね。

Q.熊の格好をしたアイドルというのはポップだし分かり易い要素だったと思うんですけど、それを敢えて封印したのはどういう意図があったのですか?

あゆみ:この試練は熊仙人様からのお達しだったんですけど、中々結果を出せないあゆくまに対して、自分達と向き合う試練を与えたかったのかなと。熊という分かり易いキャラクターを封印して人間の姿になることで引っ掛かりがなくなる訳じゃないですか。そんな中でどうやってあゆくまを知ってもらうかを自分達でより考えるようになりましたね。

Q.一番の武器だったものを捨ててどう戦っていこうと思いました?

まき:そこはめっちゃ考えたんですけど、まずしっかりとした目標を定めることにしました。私達は「東京ドームから世界進出」という夢を掲げていたんですけど、正直あまりに漠然とし過ぎた夢だったなと思っていて。んです。それで熊仙人様から「日本武道館でのワンマン」という具体的な目標を言われ、そこに辿り着くためにどうしたらいいかの道筋を立てることにしたんです。

Q.その意気込みや目標に向かう道の厳しさはアルバムからも感じました。最初に夢と希望と言ったのはそういう意味だったんですけど、自分達ではどんなアルバムになったと思いますか?

くりか:これまでのシングルも沢山入っていますけど、新曲は今まであゆくまがやったことのないような曲調もあって、新しいあゆくまを魅せることが出来るアルバムになったと思います。

Q.「Amagami Days」は新しいなって思いました。

くりか:そうなんですよ。あゆくまの曲って全力で突っ走るニュアンスの曲が多いじゃないですか。でも「Amagami Days」は男の子を転がすような面白い曲で。こういう曲は今までなかったので歌っていて面白かったですね。

Q.「Hey,boy!」とか転がしてる感ありますよね(笑)。

まき:あそこ良いですよね!

Q.あゆみちゃんとまきちゃんは今作をどう捉えていますか?

あゆみ:未来を諦めていないアルバムですね。人間の姿から熊の姿に戻ることは出来なかったんですけど、聴いてもらえれば私達がまだまだ諦めてないことは分かってもらえると思います。
まき:熊の姿に戻れるのか人間の姿のままなのかが分からない状況で、からアルバムの制作が始まったんですよ。結局熊の姿に戻ることは出来なかったんですけど、今回のアルバムは新しい作曲家の方にも参加して頂いて。とにかくもう全曲が勝負曲なので、まだまだ仕掛けていきたい思っています。そういう希望と野望が詰まったアルバムなので、アルバムタイトルを考えたときも「大逆襲」って言葉が出てきたんです。このアルバムでアイドルシーンのトップになりたいんですよ。そういうアルバムになったと思っています。

Q.「残像フラッシュバック」は松隈ケンタさんが作曲されていますが、この曲も新しいあゆくまサウンドですよね。松隈さんとの相性が凄く良いなって思いました。

まき:松隈さんの作る曲が大好きで前々から曲を書いて欲しかったんですよ。今回のアルバムで夢が叶って凄く嬉しいです。松隈さんも愉快な方だったのであゆくまと波長が合うなって(笑)。
あゆみ:ノリが合うよね(笑)。レコーディングも楽しかったです。
まき:この曲は歌詞も今の私達に寄った歌詞なので、あゆくまらしさが凄く出ている気がします。

Q.今のあゆくまのモードは「反抗声明」にも表れていますよね。これは『大逆襲』というアルバムタイトルにも繋がると思うのですが。

くりか:これまで私達は色んな目標を掲げて活動してきたんですけど、その目標を達成出来ないことが多くて、それがずっと悔しくて。そういう自分達を打破する曲が「反抗声明」なんです。『大逆襲』というタイトルや「残像フラッシュバック」、「反抗声明」は今のあゆくまを象徴する曲ですね。

Q.でもそういう経験や悔しさや葛藤はちゃんとみんなの種になってると思います。「未来トレイル」の「たくさん悩んだ答えは理由も全部必然」という歌詞をあゆくまが歌う力強さと説得力がありますよね。

あゆみ:あの部分はあゆみが歌っているんですけど、初めて歌詞を見たときに自分達が悩んでいた時期のことを思って、この歌詞を「絶対歌いたい」って思いました。この曲はあの歌詞に思いを賭けている部分もありますね。歌っていて光が見えてくるんですよ。まだライブではあまりやっていないんですけど、それでも凄く盛り上がる曲なので、これから育っていきそうな曲だと思います。

Q.悩んだ時期があったからこそ「つながり」や「HAVE A NICE DAY,世界」のような未来を見据えた曲に思いや意味が乗るんでしょうね。

くりか:そうですね。悔しい思いをしたからこそ歌える曲だと思います。

Q.その時期を支えてくれたまたぎ(ファンの総称)との絆が「つながり」や「絆ミックス」には表れていて。

くりか:「つながり」を聴いて自分でも泣いてしまいました。あゆくまが辛い時期を支えてくれたのは、間違いなくまたぎなんです。私達はまたぎと一緒にもっともっと大きな世界を見たいっていう思いが強いから、「つながり」や「HAVE A NICE DAY,世界」を歌う度に、またぎと一緒に未来に進みたいって強く思います。

Q.「絆ミックス」では「泣き顔さえも見せ合って笑うボクラのうた」と歌っていますが、これがあゆくまとまたぎの関係性ですよね。この歌詞は本当の信頼関係がないと歌えないですよ。

まき:ありがとうございます。泣いちゃいます。

Q.本当に良いアルバムですよ、今作。

あゆみ:本当に嬉しいです、ありがとうございます。

Q.アルバム全体通して未来に対する希望を歌っていてグッとくるんですけど、その中で「ゴマスリッパー」だけ毛色が違うじゃないですか。そこでクスッとしちゃう感じも面白かったですね。

あゆみ:わかります!

Q.でも「ゴマスリッパー」も一見ギャグソングに聴こえますけど、この曲って家族のために必死に働くサラリーマン応援ソングだと思うんですよ。下げたくない頭を下げてゴマをすってでも守らなきゃいけない家族がいるサラリーマンが聴いたら泣けちゃうと思います。

あゆみ:凄い!ちゃんと聴いてくれていて嬉しいです!

Q.みなさんは好きな曲はありますか?

くりか:私は新曲の中だったら「つながり」が好きですね。
あゆみ:「SUGOROKU」から「旅立ちの唄」の流れが好きですね。

Q.それ凄く分かります。「SUGOROKU」も「旅立ちの唄」も別れの曲ですけど、表情が違って面白いですよね。まきちゃんはどうですか?

まき:私は、個人的にもあゆくまとしても去年達成出来なかったことが多くて、苦しい時期が続いていて。そんな中でレコーディングが始まって、「未来トレイル」の歌詞を頂いたときに、歌詞にもがいていた自分の気持ちがそのまま入っていて。自分の状況を打破したい気持ちが本当に強かったので、「未来トレイル」は本当に大事な曲になりましたね。

Q.「未来トレイル」や「泣き顔笑顔」は諦めずに夢に向かっている人に聴いて欲しいですね。

まき:本当に。今の私は「未来トレイル」で出来ているくらいなので(笑)。またぎのみんなに聴いて欲しいです。

Q.アルバムを締める「星振る夜空に…」もまたぎとの絆の曲だと思いました。一緒に夢を叶えていこうという前向きなメッセージが込められているなと。

まき:「星振る夜空に…」は、レコーディングでいつもベースを弾いて頂いている4106xxxさんが、あゆくまのSNSやブログを読んで作ってくれた曲なので、「前に進んでいくぞ!」っていう今の私達の気持ちがしっかり込められていますね。早くライブでみんなと歌いたい曲になりました。
くりか:4106xxxさんとはライブで一緒にステージに立ったこともあって、あゆくまとまたぎの関係も知ってくれている人なので、私達と近い目線で曲を書いてくれたんですよ。だからこの曲を早くまたぎと一緒に歌いたいですね。

Q.去年はあゆくまにとって悔しい思いをした年だったと思うんです。それを共有しているスタッフとまたぎとみんなで大逆襲するような強いアルバムが出来たと思うので今年のあゆくまの反撃を期待しています。

くりか:私達、上にいきたいんです。みんなと一緒に上にいきたいんですよ。このまま終わりたくないし今の状況を打破したい。そういう気持ちがこのアルバムには込められているので沢山の人に聴いて欲しいです。あゆくま、ここからなので。
あゆみ:『大逆襲』というタイトルはあゆくま3人が「これしかない!」って決めたタイトルなんですけど、その名に恥じない、タイトル通りのアルバムになっていると思うし、まだまだ諦めていないので、ここから大逆襲を始めたいと思っています。
まき:あゆくまとして活動してきて4年。もう駄目かもって思ったことも正直あったけど、その度にメンバー3人で手と手を取り合って、スタッフさんと力を合わせて、またぎに支えられて進んできました。去年はEXシアターでのライブも成功出来たし、ここで絶対に終わらせたくないんです。もっと大きいステージにまたぎと一緒に行きたいし作り上げたい。その気持ちが強いです。ここから這い上がっていこうと思っています。大逆襲、始めます!

リリース情報
タイトル:大逆襲
2018年3月28日(水)リリース

初回生産限定盤(CD+BD)SECL-2268~2269 \4,800(税込)

通常盤(CD)SECL-2270 \3,000(税込)

尊敬という名のGIG SP supported by uP!!!
日時:2018年5月4日(月祝)
OPEN 15:30 / START 16:30
会場:【東京】Zepp Tokyo
出演者:あゆみくりかまき / BiS / ベイビーレイズJAPAN (五十音順)


http://ayumikurikamaki.com/

関連記事

ONLINE SHOP