汚れた世界。それでも人生は、音楽は素晴らしいものであって欲しい。今年、結成25周年を迎えた東狂アルゴリズムだが、彼らもコロナ禍でその活動の仕方やバンドの在り方を考えて考えて考えて考えてその中で数々の選択をしながらこの2年間を過ごしてきた。地元である滋賀以外でのライブ活動を自粛している時期もあった。し
日食なつこが前作『アンチ・フリーズ』から僅か8か月でリリースした4thアルバムには『ミメーシス』と名付けられている。ミメーシス、つまり擬態。日食なつこが映画、漫画、アニメ、小説など様々な文芸から受けた影響を二次創作物的に音楽として消化した全13曲収録の「ミメーシス」が擬態するものとは。現在アルバムを
創業132年を迎えた名古屋の老舗鞄屋「株式会社水野鞄店」が新ブランド「UNDERTHESUN」を立ち上げた。ひょんなことからSNSでUNDERTHESUNを知り「名古屋に鞄ブランドが出来るのか」とフォローしたのだが、気付いたらそのブランドの立役者である伊藤翔太という人間に夢中になっていた。鞄の情報を
雪が溶けて川になって流れて行きます。つくしの子がはずかしげに顔を出します。長い季節を超え、春の訪れを感じると共に届いたOAUの新EPには春の収穫祭を意味する『New Spring Harvest』と名付けられている。昨年の「OAU TOUR 2021 -Re:New Acoustic Life-」で
竹内アンナ、2年振りとなるフルアルバム『TICKETS』はこの混沌とした世界をキラキラしたものに浄化させる魔法のような音楽が詰め込まれた希望のようなアルバムだ。例えば好きなものを好きと大声で言うことだったり、個性の違いを認め合うことだったり、毎日がどれだけ特別なことか再確認することだったり、竹内アン
新化の作品『KAIJÛ』を引っ提げ目下ツアー真っ最中のAtomic Skipper。結成からコンスタントに作品を重ね、その都度前進してきた彼らがライブや日々の生活を経て感じたことや体験したことを落とし込んだのが『KAIJÛ』だ。バンドのソングライターである神門弘也の意識の変化もAtomic Skip
ONIGAWARAのサティフォが3月4日(サティフォの日)に実に8年振りとなるソロ音源『BGM』をリリースした。今作には「BGM」「愛の途中」の2曲が収録されており、「BGM」はシモリョーこと下村亮介(the chef cooks me)をプロデューサーに、「愛の途中」では柴山慧(soulkids)
THISTIME RECORDSがアイドルの運営を始めると聞いた時は「きた!」って気持ちと「マジ!」って気持ちが行ったり来たりして、だけど絶対に新しい世界が待ってるだろうなって期待でワクワクしたのを覚えている。彼女たちの名前はさとりモンスター。アイドルの定義とかアイドルのセオリーとか完全に無視してや
アイビーカラーの真骨頂である失恋ソングをテーマにした失恋3部作、第1弾となる「次で最後にしてね。」でアイビーカラーは確実に新たなフェーズに突入した。5thミニアルバム『tomorrow』やツアー「アイビーカラー tour 2021-2022歓びの明日へ」を経て進化を重ねてきた彼ら。「次で最後にしてね
ジャンルや世代を問わず数多くのバンドが日夜音楽を鳴らす場所として愛される名古屋の音楽スタジオ、studio vetixが昨年25周年を迎えた。烏森に1号店がオープンしたのが1996年、その後、鶴舞に2号店も誕生し、名古屋の音楽シーンを支え続けているべティックスの開業は代表である河本芳明が25歳の頃。
2021年8月、なおやのねぐせ。加入により、ある意味親戚のような関係性となったねぐせ。とハローモンテスキュー。この親戚関係のバンド内に兄弟の盃を交わした男たちがいるという。ハローモンテスキューのカドタリョウヤとねぐせ。のしょうとだ。ベーシストという共通点だけでなく、共に回ったツアーを経て師弟とも言え
2010年に人気絶頂の中惜しまれつつ解散した名古屋を代表する7人組スカロックバンド、GOLLBETTY。2004年の結成から6年間の活動で彼らがシーンに与えた影響はとても大きく「名古屋といえばガールズ・スカ」というイメージを作り上げたのは間違いなくGOLLBETTYの功績だ。そんなGOLLBETTY