コラム

ナードマグネットすだの「プレイリスト・ダイアリーズ」【コラム】

ナードマグネットすだの「プレイリスト・ダイアリーズ」
第3回 2022年6月のプレイリスト

2020年6月、「Apple Musicのプレイリストに毎日、その日聴いた中で最も印象的だった曲を追加していけばなんとなく日記がわりの何かになるのではないか」とふと思い立ち、誰に聴かせるでもなくささやかな日課としてプレイリストを作り始めたナードマグネット須田。三日坊主になるかと思いきや二年近く経った現在も地味に続いており、せっかくなのでこの場を借りて先月の生活はどんなもんであったかを振り返ってみようと思う。特段言及のない日については「あ〜こんな曲聴いたな〜良いな〜」ぐらいのことしか思い出せていないのだが、とりあえず良い曲ではあるので聴いてみてほしい。

<2022年6月>

(プレイリストのURL)
https://music.apple.com/jp/playlist/2022-6/pl.u-zPyLAEPtxp4kq7

■6月1日 Call the Police/SLMCT
さっそくレギュラーのラジオ仕事”WEST SIDE JUNK ROCK”(※以下WSJR)から6月はスタート。SLMCTの悟くんがゲストだったが、生放送の1時間くらい前にフリージアンのたなりょーから「須田さん今からマサラ(SLMCTのベース)と梅田で飲むんですけど来ませんか?」とLINEが来た。悟くんは少し悲しそうに笑っていた。番組ではOAしてないけどこの曲80sポップス味があって大好き。

■6月2日 Running Up That Hill(A Deal with God)/Kate Bush
ストレンジャー・シングス4をようやく見始める。見た後は絶対この曲聴くよね。マックス大好き。

■6月3日 Paper Bag/Hoach5000
Holiday! Recordsの Podcast『ホリデーミーティング』の中で紹介されてて、聴いてみて一瞬でハマった。ということをひであきさんに伝えたら、なんか今後のPodcastをどうやっていけばいいかと思い悩んでいる様子だった。ひであきさんはいつも不安そうなのでみんな優しくしてあげてほしい。

■6月4日 Make Your Own Kind Of Music/Mama Cass
渋谷ユーロライブにて定期的に開催されている『サム・フリークス』というイベントに行ってきた。日本ではなかなか観ることが難しい激レアかつ面白い映画を格安かつ2本立てで観られるうえに、入場料の一部が虐待を受けたり貧困下にある子供達への学習支援&自立支援のために寄付されるという「行かない理由が無い」イベントなので、予定が合うときは駆けつけている。主催の岡さんのことは勝手に人生の師匠のように思っています。ママ・キャスのこの曲は今回上映された『とても素敵なこと ー初恋のフェアリーテールー』の劇中の超いいシーンから。

■6月5日 Happy Together/The Turtles
昨日の映画の余韻でママ・キャスやママス&パパスの曲を聴いたり、『ローレル・キャニオン』というドキュメンタリー映画を観に行ったりした。その映画の冒頭で流れるこの曲はウィーザーがカバーしていたり、『アンブレラ・アカデミー』や『ザ・ボーイズ』なんかでも使われてたりするので、聴いたことあるという人も多いはず。

■6月8日 Broken Wings/Danielle Durack
確かLucie,Tooのチサだったと思うけど、インスタのストーリーに載せてたので聴いてみたらとても気に入った曲。みんなどんどんSNSに聴いてる音楽とか載せてほしい。聴くから。

■6月10日 Reason to Believe/Joyce Manor
この日はどんな日だっけなと聴き返していたら、近所のスーパーの光景が浮かんできた。生活用品を買いに行っていたのだと思う。

■6月11日 THANK YOU MY GIRL/くるり
カネヨリマサル、Maki、moon drop主催のサーキットイベント”Boys & Girls”に出演した。我々はカネヨリマサルに呼んでもらったのだけれど、本人たちに会うまで私は「兼頼勝さん」というソロのシンガーソングライターだと思っていた、ということをお客さんに伝えるためにわざわざスケッチブックに書いてステージで見せた。やや受けだった。カネヨリマサルのライブの登場SEがくるりのこの曲で、フルでかけ切ってからライブを始めていた。確かにいい曲だから最後まで聴きたくなっちゃうよね。

■6月12日 Young Love/TENDOUJI
2日連続でライブ。堺ファンダンゴにてTENDOUJIのツアーに呼んでもらった。数少ない同い年で突っ走っている大好きなバンドなので、当然我々もすごく良いテンションでやれたと思う。OAのBarbaraも良かったしほんと楽しかった。Subway Daydreamのメンバーが全員見にきていて、双子はTENDOUJIの曲のイントロを聴くたびにブチ上がっては抱き合って喜んでいた。あんなに仲の良い双子もなかなかいないと思う。

■6月14日 Silence Is Golden/The Beths
ここ最近で一番ガツンとやられた曲かもしれない。ぶっちぎり。全ての瞬間がかっこいい。コピーしたい。

■6月15日 街から街へ/The Papaya Collections
WSJRのゲストにパパコレのたけちくん&うえだくんが来てくれた。バンド名のザとズは発音しないということを初めて知った。良いバンド。好きです。うえだくんは『秀村会』という謎の集団の構成員らしい。少し心配である。

■6月17日 Veridis Quo/Daft Punk
アフガニスタンからデンマークへ亡命された難民の方の人生を描いたドキュメンタリー映画『FLEE』を観る。ドキュメンタリーではあるが全編アニメーションによって描かれているという変わった作品で、その手法にも重要な意味がある。ダフトパンクのこの曲があるシーンで使われていて、そこで本当に泣けてきてしまった。これと『マイスモールランド』(傑作)はセットで観ることをお勧めします。

■6月19日 Sentimental Heart/She & Him
またしても映画の話。ラッパー&トラックメイカーのyettoさん(東京在住なのに私に沢山アメコミを貸してくれるいい人)に勧められて『恋は光』という邦画を観た。日本のラブコメでいきなりシー&ヒムが流れたのは意表を突かれた。面白かったし、伊東蒼さんはやはり天才だな〜とも思った。

■6月21日 Cuomoville/Weezer
Holiday!のひであきさんとSubway Daydreamの双子とグラスゴウ食堂(堺筋本町にあるとても素敵な洋食バル)でご飯会。店長さんがサプライズでアルバムのリリースをお祝いしてくれた。愛。ウィーザーの新しいEPについて双子が微妙そうな顔をしていたけど、帰り道で聴いてみたら結構好きだった。もっとチャラいモードのリヴァースおじさんを予想してたので。

■6月22日 Good Old Days/Owsley
この日はナードマグネット『アイム・スティル・ヒア』の発売日ということで、またしても有給を取って一日中プロモーションで駆けずり回る。FM 802の中島ヒロトさんの番組に初めて生出演したのだけど、ヒロトさんがまさかのパワーポップ好きでThe Semanticsを紹介しだしたのにはめちゃくちゃ興奮した。しかしApple Musicには無かったのでオウズリーのソロアルバムからどうぞ。

■6月25日 こどものようでいて/Noranekoguts
Holiday! Records(今月よう出てくるな)とライヴハウスPangeaの共同企画『CTマラソン』にちょろっと遊びに行った。初めて見たNoranekogutsがどえらいカッコよくて一瞬でファンになってしまった。ギターボーカルさんがMASS OF THE FERMENTING DREGSのTシャツを着て出てきた時点で胸ときめくよね。

■6月26日 僕を呼んでおくれ/MAO
この日からナードマグネット『だいばくはつツアー』開幕。初日は神戸太陽と虎にて、対バンはさよならポエジー。彼らのピリッとしたストイックなライブを見たらこれから始まるツアーに向けて気を引き締められるだろうという目論見どおり、彼らはやっぱりめちゃくちゃかっこよかった。アユくんのMC嬉しかったな。ポエジーは配信してないので、これは朝に準備しながら聴いてた曲。例のごとく草野マサムネさんの影響です。

■6月29日 girl/suya suya junction
アルバムリリース記念ということでWSJRの5週目の枠をいただいて特別企画をさせてもらった。これまたHoliday!ひであきさんが登場して我々の新作について色々と語り合ったりした。リスナーからの質問の流れで最近のおすすめバンドとしてひであきさんが挙げていたのがこちら。良いですね。

■6月30日 Wise Up/Aimee Mann
是枝監督の新作『ベイビー・ブローカー』でこの曲が使われているシーンがあり、そこで「昔観に行った映画で流れる曲で〜」的なことを言っていたのでひさしぶりに『マグノリア』観たくなったし、ポール・トーマス・アンダーソンといえば『リコリス・ピザ』も楽しみだな〜となった。ここまで書いて今更言うけれど、「この映画でこの曲が使われていて〜」みたいな話ってネタバレになるんだろうか。それがどんなシーンなのかは言わないようにしてるし、そもそも観賞時にその曲自体を知らなければただのBGMとして流れていくだけなのだから、これぐらいの事前知識はあった方がいいと思うのだけどどうなのだろう。昔それで軽く文句言われてびっくりした事があるのでこの機会に書いてみました。また来月!

▼リリース情報

ナードマグネット
「アイム・スティル・ヒア」
2022年6月22日発売
01. YOUR NEW FAVORITE BAND
02. 全部だいなし!
03. Can’t Remember
04. いとしのエレノア(10 years later)
05. ALTER EGO
06. 爆発しそう
07. キャロライン
08. ファニーストーリー
09. my (old) favorite band
10. DETENTION
11. アナザーラウンド

▼ツアー情報
ナードマグネット だいばくはつツアー
2022年6月26日(日)兵庫県 MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎
2022年7月3日(日)岡山県 PEPPERLAND
2022年7月10日(日)神奈川県 F.A.D YOKOHAMA
2022年7月17日(日)宮城県 enn 2nd
2022年7月23日(土)広島県 HIROSHIMA 4.14
2022年7月24日(日)福岡県 INSA
2022年8月7日(日)香川県 高松TOONICE
2022年8月14日(日)栃木県 宇都宮HELLO DOLLY
2022年8月21日(日)東京都 渋谷CLUB QUATTRO(※ワンマン)
2022年9月18日(日)北海道 PLANT
2022年9月25日(日)愛知県 CLUB UPSET(※ワンマン)
2022年10月2日(日)大阪府 BIGCAT(※ワンマン)

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