好き好きロンちゃんのドキドキ勃〇起ドリーム Vol.1【ゲスト】プー・ルイ

 

2YOU:ロンちゃんの連載1回目ということで、最初の対談相手はこの方しかいないなと。

プー・ルイ:プー・ルイでーす!1回目やったー!

ロンちゃん:ありがとね。何をするのか全く分かってないんだけど。

2YOU:「好き好きロンちゃんのドキドキ勃〇起ドリーム」ではロンちゃんに毎回様々なアイドルと対談をしていってもらおうかなと。

ロンちゃん:なるほど。嬉しい。

プー・ルイ:第1回目に呼んで頂いて光栄です!

2YOU:ではまずおふたりの出会いから伺いたいなと。

プー・ルイ:2期BiSのときでしたっけ?

ロンちゃん:いや、最初はLUI◇FRONTiC◆松隈JAPANの頃だね。

プー・ルイ:ああ、そうだ!

ロンちゃん:その前にBiSは観てたんだけどね。

2YOU:最初にBiSを観たときの印象は?

プー・ルイ:全然刺さってなかったイメージ(笑)。

ロンちゃん:曲は凄く好きだったんだけどね、ライブを観たら雑だなって(笑)。でもその出来損ない加減に愛着が湧いたんだよね。そしたら結構周りのパンクの人達もハマっていって。何でだろうなって考えたんだけど、結局BiSはパンクだったんだよね。

プー・ルイ:無意識ですけどね(笑)。常に切羽詰まっていたからその反動だったのかも。

ロンちゃん:精神性の部分でBiSはパンクだったと思うよ。

プー・ルイ:初期BiSは特に「なにくそ」って気持ちが強かったから。反骨精神しかなかったんで。「こんなのアイドルじゃない」っていうところから始まりましたしね。今じゃWACKが主流になってみんなWACKに憧れていますけど、あの頃は真逆のスタートだったから、それをどうにかして見返したい一心でした。

2YOU:当時のBiSはももいろクローバーZやでんぱ組.incのような存在に対するカウンターでもありましたからね。

プー・ルイ:本人達はアイドルをやろうとしてやっていたんですけどね(笑)。でも大人達はカウンターとして見てたから、そのチグハグさが面白かったのかな。本人達がカウンターのつもりで捻くれてたら面白くなかったと思う。あくまで自分達はアイドルだと思ってやっていたから。

ロンちゃん:良い話だねえ。

2YOU:プー・ルイさんは出会った頃のロンちゃんの印象は?

プー・ルイ:ロンちゃんですか?ロンヂさんですか?(笑)。

ロンちゃん:設定があやふやだから(笑)。

プー・ルイ:バンドに詳しくない私でもさすがにロンヂさんは知っていて。伝説のバンドのドラムって聞いていたけど、実際お会いすると面白いし優しいおじさんだなって印象でした。

ロンちゃん:悪口とか言っていいんだよ?むしろ、言って欲しい。

プー・ルイ:あははは。

2YOU:ロンちゃんとして絡むようになったのは?

ロンちゃん:あれ?ロンちゃんは初めてじゃないっけ?

プー・ルイ:私達のライブに来て頂いて1回写真を撮ってますね。

2YOU:人様のライブにロンちゃんで行ってるんですか(笑)。

ロンちゃん:うるさい、色々あるんだよ(笑)。

2YOU:ロンちゃんから見たプー・ルイさんは?

ロンちゃん:今のアイドルの基礎を作った人なんじゃないかな。プーちゃんがいなかったらBiSHも今のBiSも居なかったと思うとやっぱり凄い人なんだなと。

プー・ルイ:でもそれも結果論ですよ。

ロンちゃん:そう、結果論だよ。でも結果的に時代を変えたんだから凄いよ。

2YOU:プー・ルイ以前プー・ルイ以降っていうのは絶対にありますよね。

ロンちゃん:あるある。

2YOU:そういう意味では今後、ロンちゃん以前ロンちゃん以降という現象が起きるかも。

ロンちゃん:ないでしょ。こんなのが増えたら地獄だよ。

プー・ルイ:でもやりたい人はいるんじゃないですかね。みんな隠してるだけで。

ロンちゃん:俺は別に何も隠してねーよ(笑)。

プー・ルイ:えー。絶対なりたい人はいると思うなー。

2YOU:名古屋にもセーラー服おじさんという人がいるんですよ。もう20年くらい前からずっと。

ロンちゃん:あ!知ってる!俺DVD持ってる!なんか凄くファンタジックな歌を歌うおじさんだよね。音楽講師の見本みたいな歌をキュートに歌うんだけどセーラー服みたいな。

2YOU:そこにちょっと近いかもしれないですね。

ロンちゃん:近くねーよ。

プー・ルイ:ロンちゃんはアイドルになりたかったのですか?女装が好きなんですか?

ロンちゃん:俺は別にアイドルになりたくてなったんじゃなくて、なり行きだからね。こうしなきゃいけない感じになっちゃっただけで。

プー・ルイ:罰ゲームみたいな。

ロンちゃん:罰ゲームって言われるとそれもちょっとなあ(笑)。まあ時代が俺に追いついたんじゃないかな(笑)。

2YOU:好き好きロンちゃんはもうかなり昔から水面下で目にしていましたがこんな形で世に出てくるとは(笑)。

ロンちゃん:だから時代が追いついたんだって(笑)。元々は打ち上げで下ネタの歌を歌っていただけなんだけど、その歌を際立たせるにはこの格好が良かったんだよね。それがどんどんプロジェクトに発展していって気付いたらこんな姿でデビューしちゃっていて。親には絶対見せれないよね。

プー・ルイ:親御さん、知らないんですか?

ロンちゃん:結構厳しい親なのよ。

プー・ルイ:でも売れたらバレますよ。

ロンちゃん:だからあまり売れないようにしないといけないんだよ。

プー・ルイ:テレビ局の人とか好きそうじゃないですか。

ロンちゃん:でもさ、ド下ネタってテレビじゃ流せないんだよね。

プー・ルイ:じゃあやっぱりYouTubeですかね。それこそ芸能人も結構やってるからコラボしたり。BRAHMANのファンの人とかいそうじゃないですか、世代的に。

ロンちゃん:一応YouTubeはやっているんだけどね。ワンマンライブがあるからそれまで色々やってたんだけど、ワンマンが終わったらちょっと疲れちゃって(笑)。

プー・ルイ:YouTube、意外と大変ですもんね。全部自分でやってるから。

ロンちゃん:え、自分でやってるの?俺は人にやってもらってたけど、それでもめんどくさかったよ(笑)。セルフプロデュースって大変なんだね。

2YOU:ちなみにプー・ルイさんがロンちゃんをプロデュースするなら何をしたいですか?

プー・ルイ:本当に表で流せない位のド下ネタを歌わせたいです。ヴァギナとか。

ロンちゃん:俺は結構品がある方だからそこまで直接的なことは言わないようにしてるけど、でもたまには言ってもいいかもね。ヴァギナくらいのドギツイやつ。

プー・ルイ:ロンちゃんは売れることを目的にしてるわけじゃないですよね?

ロンちゃん:売れる訳ないからね。

プー・ルイ:だったら余計なこと考えないで好きにやったらいいと思います。それで面倒くさくなったら辞めたらいいと思います。

ロンちゃん:こんなの売れちゃ駄目でしょ(笑)。

プー・ルイ:安心しました。だってロンちゃんがこんな格好して「めっちゃ頑張ります」って言ってたらちょっとくどいかなって思っちゃうから。「設定とかガバガバなんだよね」「やらされてんだよね」くらいがいいと思いますよ。アイドルって突き詰めたら結局はやらされてる訳じゃないですか。で、そこを破った人が売れていくんだと思います。

2YOU:そういう意味ではプー・ルイさんは色んなものを蹴破ってきたと思いますよ。

プー・ルイ:でも今思うと初期BiSの頃とかは自分がなかったかな。それが良かったんだと思うんですけど。渡辺さん(渡辺淳之介:WACK)にいい風に洗脳して頂いて「BiSが大好きで、BiSのためだったら死んでやる」っていう特攻隊みたいなやり方がたまたま上手く行ったのが初期BiSで。でも解散してなかったら本当に人が死んでたと思います。で、2期BiSが始まって、最初は良かったけど。どんどん自分が何者か分からなくなって。何がしたいのかとか何が好きなのかとか全然分からなくなったんですよ。それでBiSを辞めてBILLIE IDLE®に入って最後には燃え尽きちゃうみたいな。

ロンちゃん:やり切ったんだろうね。

プー・ルイ:うん、やり切りすぎちゃって燃え尽き症候群みたいな時間が結構ありました。それがやっとまたPIGGSで燃え始めたっていう。時間はかかりましたけど。

2YOU:ロンちゃんはBRAHMANやOAUの活動とは真逆の打ち出し方だと思いますが、そこはどう捉えてますか?

ロンちゃん:コロナ禍でBRAHMANやOAUが中々動けなかったりするから、その間の繋ぎじゃないけど、今何も出来ないのが辛過ぎて俺に出来ることってなんだろう、俺の武器って何だろうって考えた結果出てきたのが好き好きロンちゃんだったんだよね。

2YOU:実際にアイドルになってみて、バンドとアイドルって似てる部分が沢山あると思いませんか?

ロンちゃん:分かる。やっぱりアイドルとして活動させてもらうと、バンドとアイドルって似てるなって思うよね。勿論、違うところもちゃんとあるけどね。さっき「やらされてる」って話もあったけど、アイドルってやらされてることをちゃんとこなすでしょ。でもバンドは自分からやるしかないんだよね。そこは圧倒的な違いだと思う。バンドは言われたことやらないからね。

プー・ルイ:それがバンドのかっこいいとこなんじゃないですか?私もバンドをやったことがあるけど自分には向いてなかった気がする。

ロンちゃん:俺も観に行ったけど似合わないなって思ってた(笑)。

プー・ルイ:アイドルの方が好きだし向いてるなって。

ロンちゃん:プーちゃんはアイドルだもん。

2YOU:アイドルの先輩としてプー・ルイさんに聞いてみたいことはありますか?

ロンちゃん:ええ、なんだろう。逆に何かない?

プー・ルイ:ロンちゃんは恋愛禁止なんですか?

ロンちゃん:そこは触れないようにしてる。嘘つきたくないから(笑)。プーちゃんはどうなの?いつまでアイドルやるの?

プー・ルイ:本当に決めてないんですよ。でも流石にPIGGSが最後かなとは思ってます。だけど目標にしてる武道館をやったとしても辞める気はないですけどね。でもきっと満足したら終わると思います。

ロンちゃん:80歳くらいまでやりたい?

プー・ルイ:やりたくない(笑)。グループが下り調子になる前に解散したいかな。

ロンちゃん:でもさ、もっと上にいくかもしれないじゃん。

プー・ルイ:その見極めですよね。何処で辞めるのかは本当に見極めないと。

ロンちゃん:裏方に回るのは?

プー・ルイ:結局前に出たくなると思うんですよ。だから裏方ってキャラでもないかな。理想は結婚してスパッと辞めることだけど、でもそれが出来ないのが私だと思うし。結婚してすぐ離婚してYouTubeとか始めちゃうと思いません?(笑)。BRAHMANはずっと続けていて凄いですよね。

ロンちゃん:でも続けた結果今俺、こんなことになってるけどね(笑)。

2YOU:でも「好き好きロンちゃん」の曲自体はもう随分昔からあった訳ですし、それも続けてきた結果かなと。

ロンちゃん:あの曲自体は俺が25歳くらいの頃からあるからね。あ、違う、100万25歳って設定だった(笑)。

プー・ルイ:設定がガバガバ(笑)。

ロンちゃん:アイドルのこういう設定、大変だよね(笑)。いやあ、アイドルって凄い。

プー・ルイ:ロンちゃんはアイドルとしてのゴールはあるんですか?

ロンちゃん:マディソン・スクエア・ガーデンでやることかな。マディソン・スクエア・ガーデンのことはよく知らないんだけどね。

2YOU:日本人はX JAPANとL’Arc~en~CielとLOUDNESSしかやってないですからね。そこにBRAHMANではなく好き好きロンちゃんの名前が並ぶのはやばいですね(笑)。

ロンちゃん:そんな凄いとこなんだ。キャパどれくらい?

2YOU:いや、キャパとかの話じゃないと思いますよ(笑)。

ロンちゃん:そうなんだ。やれたらいいね。

プー・ルイ:ロンちゃんがマディソン・スクエア・ガーデンに立ったら「日本人どうした?」ってなりそう(笑)。

ロンちゃん:俺の下ネタ、海外では通じないかもねえ。

2YOU:ロンちゃんの下ネタはワビサビがありますからね。

ロンちゃん:あ、分かる?ただ下ネタを言ってるだけじゃないからね。あれはメタファーだから。でもそこはプーちゃんも一緒じゃない?

プー・ルイ:いや、私のはただの下ネタです。(一同笑)

2YOU:でも真面目な話をしてるときに照れ隠しで下ネタ出してくるなって印象はあるかも。

プー・ルイ:ああ確かに。インタビューとかで真面目なこと言っちゃったあとに照れ隠しで「まあチンコなんですけどね」とか言うかも。まあチンコなんですけど。

ロンちゃん:凄く分かる。俺も真面目な曲にしちゃうと駄目だからウンコとか入れるもん。

2YOU:結局チンコウンコっていう。でもそこがお二人の共通点なのかも。

プー・ルイ:あははは。

ロンちゃん:やっぱりウンコチンコだよね!

interview by 柴山順次

 

好き好きロンちゃんのドキドキ勃〇起ドリーム Vol.
第1回目ゲスト:プー・ルイ(PIGGS)

PIGGS
https://piggs.tokyo/
好き好きロンちゃん
https://ron-chan.jp/