パピプペポは難しい

パピプペポは難しい。半濁音を発声するのは確かに中々難しい。いや、そんな話がしたい訳じゃない。通称「パピムズ」こと「パピプペポは難しい」はジャンルレスに面白いことを乱射する新感覚アイドルグループだ。様々な角度からアプローチするバリエーションに富んだ楽曲とまるで運動会のようなライブが魅力のパピムズはメンバー内に運営がいたり、キリンがいたり…と謎も多い。そんなパピムズが6月28日に恵比寿LIQUIDROOMにてワンマンライブを開催するという。昨年末にリリースされた4thアルバム『もしも君がいない世界に生まれてたら』でもそのポテンシャルの高さを見せつけたパピムズとは。LIQUIDROOMワンマンに向け彼女達を解剖すべくパピムズに初接近!

 

2YOU:「パピプペポは難しい」はどのように始まったのですか?

カワシマユカ:元々私はプロデューサー兼メンバーとして「ただの女の子。」というアイドルグループをやっていたんですけど、「ただの女の子。」を解散して新しいグループを作ろうとして始まったのが「パピプペポは難しい」です。最初からいるのは私と白羽根優衣なんですけど、ファンのみんなも一緒に作っていけたら面白いなと思って「私たち、名無しさん。」と名乗ってグループ名を公募したんですよ。

2YOU:それで決まったのが「パピプペポは難しい」という名前だったんですね。

カワシマユカ:いや、その名前は私が決めました(笑)。

2YOU:ん!?

カワシマユカ:あははは。いや、公募はしたんですよ。Twitterでハッシュタグを付けてもらって。だけど締め切り間近に自分で「パピプペポは難しい」って名前をツイートして、自分でこの名前を選びました。だって自分のグループの名前は自分決めたいじゃないですか。

2YOU:公募の意味(笑)。

カワシマユカ:公募は祭りです(笑)。

2YOU:あははは。ちなみに「パピプペポは難しい」という名前にはどういう意味があるのですか?

カワシマユカ:意味はないです(笑)。ニュアンス的に日本語と片仮名の組み合わせの名前にしたかったんですよ。あとイベントのタイムテーブルで目立つ名前にしたくて。パピプペポっていう発音が声に出すと気持ち良いんですよ。

2YOU:確かに破裂音は口にして気持ち良いかもしれないですね。今のメンバーはどのように集まったのですか?

白羽根優衣:スタート時は4人だったんですよ。でもメンバーの卒業があってメンバーを増やすことになって。

カワシマユカ:それで短期集中で夏季限定メンバーを募集したんです。それで入ったのが小枝みゆで。

小枝みゆ:夏季限定だったんですけど、結局今もいます(笑)。

木内小百合:私はみゆと同時期にオーディションを受けて入りました。パピムズ2期生ですね。

鈴木めがね:私とグリちゃんが3期生です。

カワシマユカ:グリは最初私が手掛ける別のグループに回そうと思ったんですけど、被り物を被せたら面白かったのでパピムズに入ってもらいました。

2YOU:ドン・グリさんは被り物っていう設定でいいのですか(笑)。

ドン・グリ:どうなんでしょうか(笑)。

カワシマユカ:そこの設定はゆるいです(笑)。このキリンの被り物、買ってからずっと被ってもらっています。

2YOU:オリジナルじゃないんですね(笑)。

カワシマユカ:作る予算はなかったので(笑)。

2YOU:カワシマさんは自身がアイドルでありながら運営もされているんですよね?

カワシマユカ:そうですね。元々運営がしたかった訳じゃないんですけど、自分でやった方が好きなことが出来るじゃないですか。あと絶対にスピード感も早いだろうし。

2YOU:確かにリリースのペースとか早いですもんね。

カワシマユカ:音楽をおまけのコンテンツにしたくないんですよ。例えば1年活動していて5曲くらいしかリリースがないのって面白くないなって。沢山曲があればライブも飽きないし。

2YOU:『もしも君がいない世界に生まれてたら』もかなりバリエーションに富んだアルバムですよね。

カワシマユカ:全曲シングルのA面のようなアルバムにしたかったんです。

鈴木めがね:パピムズってライブで盛り上がる曲が多いイメージが強いと思うんですよ。でもしっとり聴かせる曲や横揺れの曲もあって飽きさせないと思います。

白羽根優衣:アルバム1曲目の「決まりごと」が大人っぽい曲なんですけど、そこから「ホニャララ・アンビシャス」でいきなりはっちゃけたり、本当に色んな表情を見てもらえるアルバムだと思います。

カワシマユカ:結成当初はハッピーハードコアっていうテーマがあったんですよ。でもギャンパレさん(GANG PARADE)のようなジャンルにとらわれてないのに核がしっかりある感じがかっこいいなって。それで色んな打ち出し方をしていこうと思うようになったんです。

2YOU:運動会のようなライブの印象が強かったので「決まりごと」を聴いたときはびっくりしましたから。

白羽根優衣:私も最初はびっくりしました(笑)。

木内小百合:でも核がブレてないからちゃんとパピムズの曲だし、色んなことをやれるのは楽しいですね。ハッピーハードコアだけじゃなくてポップなものもバラードも出来るのは今のパピムズの強みだと思います。

2YOU:極端な話、演歌を歌ってもパピムズになるっていう。

カワシマユカ:そうなんです。そういうことがやりたいんですよ。

2YOU:歌詞はどのように書いているのですか?

カワシマユカ:歌詞も私が書いているんですけど、聴いてくれた人が共感出来るような歌詞や耳に残るキャッチーさを意識して書いています。あとは変な言葉を使っていてもエモさを感じてもらえるような要素を入れたりもしていますね。

2YOU:ライブだと特に楽しくてポップなイメージが強いですけど歌詞カードを読むとグッときますもんね。

鈴木めがね:歌詞、めちゃくちゃ良いんですよ。よく読むと深いんです。

白羽根優衣:朗読会とかするもんね(笑)。

2YOU:作詞やプロデュース含め、メンバーの中にカワシマさんのような存在がいるのも面白いですよね。

小枝みゆ:メンバーの中に運営がいることでみんなで作り上げている感じはより強く感じますね。あと本当に好きなことを好きなようにやらせてもらっています。

カワシマユカ:私はみんなのやりたいことがやりたいから。

鈴木めがね:あと、勿論プロデューサーなんですけど、メンバーだし友達だし、そこが他のグループには中々ない環境だなって思います。

小枝みゆ:「私がプロデューサー」っていう気取り方を全然しないんですよ。

木内小百合:メンバーだからこそ意見も言い易いし本当に頼れる人ですね。

2YOU:ドン・グリさんがキリンの被り物を被るアイデアもカワシマさんだとおっしゃっていましたが。

カワシマユカ:パピムズに入る条件でしたから(笑)。

ドン・グリ:最初はしんどいなって思っていたんですけど、色んな人がキリンを可愛がってくれるのでやってよかったなって思います。

小枝みゆ:愛されてるよね。「パピムズといえばキリン」って言ってくれる人もいるし。

ドン・グリ:SNSで「重大ニュース」って書くと「キリンを脱ぐ?」って言われるんですよ(笑)。でもまだ脱がないです(笑)。

2YOU:良い意味での違和感としてキリンが存在していますからね。何の説明もなくしれっといる感じとか。

カワシマユカ:あははは。しかもちゃんと踊っていますからね(笑)。

2YOU:6月28日にはLIQUIDROOMでワンマンも開催されます。

鈴木めがね:自分達だけを観にきてくれる人でLIQUIDROOMを満員にしたいですね。

白羽根優衣:LIQUIDROOM にはuijinさんのワンマンを観に行ったことがあるんですけど、そこで自分達もワンマンが出来るなんて本当に嬉しいです。スタッフさんに「どこでワンマンしたい?」って聞かれたことがあってuijinさんのワンマンが心に残っていたから「LIQUIDROOMでやりたい」って答えたことがあるんですよ。そしたら本当に決まったんです。

小枝みゆ:私は以前LIQUIDROOMにアイドルのチェキスタッフで行ったことがあって。だからこそあのステージに立てることがどれだけ凄いことかも分かっているんです。

カワシマユカ:アイドルって対バンで大きなステージに立てちゃうじゃないですか。でもワンマンとなるとまた違うので。そこを噛みしめてLIQUIDROOMに立ちたいですね。

木内小百合:私、アイドルをやっていることを友達に言ってないんですよ。きっと聴かないで「はいはい」って判断されるし、グループにキリンがいるし。だけどLIQUIDROOMが成功したら実力が伴うだろうし胸を張って言えると思うので気合いが入っていますね。

2YOU:さらりとキリンをディスられた気がするのですが(笑)。でもキリンを被っていたら感染対策もばっちりですよね。

ドン・グリ:それが私、感染したんです(笑)。

カワシマユカ:メンバー全員感染してるんです。

2YOU:なんかすみません(笑)。

ドン・グリ:6月にどうなってるかまだ分からないですけど、対策はしっかりしつつお客さんには楽しんでもらいたいですね。

2YOU:LIQUIDROOMの先に目標や夢はありますか?

カワシマユカ:ワールドツアーがしたいですね。海外で謎に人気が出たら面白くないですか。実はベトナムで再生回数が凄いとか。

2YOU:キリンが神として崇められている国を探しましょう(笑)。

カワシマユカ:それだ!(一同笑)

 

interview by 柴山順次
パピプペポは難しいLIVE2021「復讐」
2021年6月28日(月)
OPEN 17:30/ START18:30
会場:恵比寿LIQUIDROOM
■一般
前売り3,000円/当日3,400円
■SSチケット 50,000円【20枚限定】
・6/28ライブ映像データ(後日データでお渡し)
・復讐限定Tシャツ(全員メンバーサイン付き)
・卒業写真ブロマイド6枚組
・アフターパーティー(7/3夕方〜夜頃開催予定)
・好きなメンバーからのメッセージカード(後日お渡し)
■Sチケット 30,000円【15枚限定】
・ライブ優先入場権
・アフターパーティー(7/3夕方〜夜頃開催予定)
・卒業写真ブロマイド6枚組
・全員メンバーサイン付きオリジナルポストカード
■Aチケット 15,000円【数量限定】
・復讐限定Tシャツ
・全員メンバーサイン付オリジナルポストカード
・卒業写真ブロマイド
■お友達いっぱいチケット(Cチケット)
チケット10枚セット 10,000円(数量限定)
※手売りチケットのみ
■入場順:整理番号順(SS→S→A→一般→C→当日)
▼予約フォーム
https://t.livepocket.jp/e/wxiit

『もしも君がいない世界に生まれてたら』

配信中

1.決まりごと(作詞:カワシマユカ 作曲:Saya)
2.ホニャララ・アンビシャス(作詞:カワシマユカ 作曲:Sohma Miyanishi / Saya)
3.U・F・O(作詞:カワシマユカ 作曲:Saya)
4.犬迷惑(作詞:Saya / カワシマユカ 作曲:Saya)
5.Go!!Steady go!!(作詞:Saya 作曲:syosyosyosyosyo / Saya / Sohma Miyanishi)
6.ちょっと悪そうなおはみなのしゆ(作曲:Saya)
7.バーサーク(作詞:ドッペルゲン・ガー子 作曲:Hylen / Saya)
8.my life(作詞:カワシマユカ 作曲:Saya)