FaM

名古屋のロックアイドルシーンを作り上げた伝説、SolaSoundの解散から1年、ART SOUNDから誕生した「エモ怖アイドル」第2弾アーティスト、FaMが2月より始動。「family」を由来とするFaMという名前を掲げる彼女達が放つメッセージとその存在感に、結成から僅かな期間でその名を知らしめた3人。その魅力に迫るべくレコーディング中のスタジオを訪ねた。FaM、2YOU MAGAZINE初インタビュー。

 

 

2YOU:FaMはART SOUNDの第2弾アーティストとして誕生した訳ですが、最初はSolaSoundを意識しました?

tawa:めっちゃしました(笑)。

えむ:意識はしちゃうんですけど、SolaSoundを意識したってSolaSoundになれる訳じゃないから、超えられるように頑張りたいなって思っています。

ゆめみー:しげさん(ART SOUND)から「SolaSoundとは全く違うグループにする」って言われたので私はそこまで意識はしてないですね。

 

2YOU:FaM結成から約半年ですが、最初のお互いの印象は?

ゆめみー:私はFaMに最後に入ったんですけど、2人のことは知ってたんです。えむは可愛い子だなって思ってました。tawaちゃんとは話しが合う不安でした(笑)。

tawa:あははは。そんなこと思ってたんや(笑)、

ゆめみー:でも実際に会ったら関西人っていうのもあってすぐ打ち解けられました(笑)。

2YOU:えむさんはどうでした?

えむ:私はFaMが始まる1年前くらいにオーディションで合格していたんですけど、どんな子が入ってくるか凄く楽しみにしていて。それで最初に入ってきたのがtawaさんだったんだけど、めっちゃお姉さんだと思ってたから緊張しました。今っじゃめっちゃ仲良いし、喧嘩もするし、お互い言いたいことを言い合える仲になったと思います。ゆめみちゃんは前のグループにいた頃から知ってたから「あの人や!」って思いました(笑)。Tawaさんはバンドをやってたし、ゆめみちゃんはアイドル経験があったので、私だけ経験者じゃなくて大丈夫かなっていう不安はありましたね。

 

2YOU:tawaさんから見た2人の印象は?

tawa:えむの最初の印象は「ズケズケもの言いそうな子やな」って印象でした(笑)。

えむ:あははは。でも、その通りやねんな(笑)。

tawa:人見知りでもないし、猫被るタイプでもなくて、余所行きの喋り方をしない子なので、気が強い子なんやろうなって。だけど仲良くなったらただ裏表のない良い奴でした(笑)。

えむ:tawaさーん!

tawa:ゆめみちゃんはFaMで唯一関東人やけど、関西人2人に馴染めるのは凄いなと。誰と会っても人見知りしないし。

えむ:3人の中で一番落ち着いてるよな。

tawa:なんかみんなバラバラやけど、まとまってる気もするし、面白い3人が揃ったと思っています(笑)。

2YOU:皆さんがアイドルになったきっかけは?

ゆめみー:私は初めてステージに立ったのが小学生の頃なんですけど、そのときはAKB48が好きで憧れていたんです。そんなときに地元でアイドルのライブをたまたま観て、私もステージに立ちたいと思ってオーディションを受けたのがきっかけでアイドルになりました。

えむ:小学生って凄いなあ。

tawa:私はFaMになる前はバンドをやっていたんですけど、お世話になっているCLUB 3STARの店長に「アイドルの運営を紹介したい」って言われて。正直、全然アイドルは知らなかったし、アイドルの運営に良いイメージがなくて(笑)。なんか闇とかありそうじゃないですか(笑)。でもお世話になってる人の紹介やったし、会うだけ会ってみたらしげさんが滅茶苦茶濃い人で。それで、この人とやったら面白いことが出来るんじゃないかなって思ったのがアイドルになったきっかけですね。だからFaMになるまで本当にアイドルには興味なかったし、失礼な話、先輩のSolaSoundも全く知らなかったんです。それまではラウド系のバンドのボーカルをやっていたので(笑)。でもそのバンドが伸び悩んでいるタイミングだったので丁度良かったのかもしれないです。

えむ:私はずっとアイドルになりたかったんですけど勝手に諦めていて。それで、バンドも好きだったからインディーズのバンドのライブとかよく行ってたんですけど、あるときPassCodeを知ってラウドなアイドルがいることを知ったんです。その影響で色々調べていくうちに「SolaSoundっていうアイドルがツーステ踏めるらしい」ってなって(笑)。それでSolaSoundのTwitterをチェックしたら固定ツイートでオーディションの告知をしていたんです。それで諦めていたアイドルの夢を最後の挑戦のつもりで受けたんです。まあ、落ちたら落ちたで話のネタになるかなって。そしたら合格してしまって、今アイドルをしています(笑)。

 

2YOU:見事にバラバラの3人が揃っているんですね。でもその個性は楽曲やライブにも表れているなと。今日は新曲のレコーディングにお邪魔させて頂いていますけど、歌を聴いていても個性が際立っていて、それが奇跡的なバランスで融合することでオリジナルなものが生まれるんだなと実感しました。

えむ:嬉しい!!

tawa:インタビューってこんな上手に褒めてもらえるんですか!

えむ:語彙力ありすぎて、どういう顔で聞いてたらいいか困る!

 

2YOU:あ、いや(笑)。でも本当にそう思いますよ。皆さん自身はFaMをどう捉えていますか?

ゆめみー:物凄く自信過剰な言い方をすると伸びしろがありすぎるグループだなって思います。

tawa:そんなこと言っちゃって大丈夫!?文字に残っちゃうよ!(笑)。

ゆめみー:伸びしろ、凄くないかなあ。

tawa:分かる、分かるよ。私もFaMに対する期待値は高いもん。

えむ:2人ともめっちゃ良いこと言うやん。

 

2YOU:ポテンシャルの高さは確かに感じますね。アイドルが細分化されていく中、FaMの強みってなんだと思いますか?

えむ:FaMのライブに来てくれるお客さんって本当に色んな音楽を聴いてきた人が今FaMを好きでいてくれるんですよ。それは、音楽好きが聴いても納得するクオリティの楽曲をART SOUNDが作ってくれるからで、所謂地下アイドルとは違うものを作っている自負は正直ありますね。

 

2YOU:先ほどまでレコーディングされていた新曲もバキバキのゴリゴリですもんね。

tawa:これは私達もさすがにびっくりしました(笑)。「こんなにペダル踏むんや」って(笑)。

 

2YOU:歌詞も今のFaMの状況とリンクしていますよね。結成直後にコロナが起きて、その中で返ってくる場所だったりメンバーとお客さんの絆を歌っていて。

tawa:最後の歌詞にFaMって入っているんですけど、それはみんなの為に帰ってくるからってことを歌っているんです。

ゆめみー:FaMはファミリーのFaMだから、帰る場所なんですよ。

えむ:FaMって名前も最初色んな候補があって中々決まらへんかったんですけど、FaMって言われたときに物凄く腑に落ちたんです。私達は2人関西で1人関東で、活動が名古屋なので、名古屋にいるときはしげさんの家に泊まっているんですけど本当に家族みたいなんです。しげさんともメンバーともめっちゃ喧嘩するし、めっちゃ仲良いし、本当に家族みたいなんです。勿論お客さんとの関係もそうありたいと思っていて、コロナもあったから実質動いている期間は短いけど、お客さんとも凄く絆を感じています。

 

2YOU:自粛期間はどう過ごしていました?

えむ:オンリーファイブを積極的にやりつつ、メンバーとも会えないから私は曲の振り付けをしていました。ダンスの幅を広げるために色んなグループの映像を観たり、勉強も沢山していました。

ゆめみー:私も個人でスタジオに入っていました。でも東京は怖くて家から中々出れなくて、その状況の中で自分に何が出来るかは凄く考えていました。

tawa:私はSNSが苦手なんですけど、人に対して全力を尽くすことを考えて、例えばリプとかもその場限りじゃなく、その人が何を思ってリプしてくれたか考えて返事をしたり、みんながFaMに求めているものが何かを考えて発信したり、普通に活動していたら忙し過ぎて流してた課題を自分の中でクリアしていく時間でした。

 

2YOU:みんなそれぞれがそれぞれの課題を課していたんですね。改めて皆さんにとってFaMはどんな存在ですか?

えむ:初めてアイドルをやって、ずっと諦めていたけど、なりたかった自分になれていることが凄く嬉しいし軌跡だなって思います。確実に私のど真ん中にあるものがFaMです。

tawa:私はFaMを初めてから自分がこんなに人を大事に思えるんやっていう驚きがあって、FaMをやっていることで知らなかったことを沢山教えてもらっている気がします。バンドで叶えられなかった夢をFaMでもう一度見させてもらっている本当に大切な存在です。

ゆめみー:小学生の頃からアイドル活動をしてきて伸び悩んでいたけど、自分の理想にやっと辿り着いた気がしているのでFaMとして頑張っていきたいです。

interviw by 柴山順次

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