BabySitter

名古屋発4人組ガールズバンド「ベビシ」ことBabySitterが前作『キンコンカン』より約1年振りとなるミニアルバム『42℃』を完成させた。2019年3月より所属していた事務所を離れ新たな環境での活動を選択した彼女達。アルバムリリースに先駆け「線香花火」のMV制作をクラウドファンディングにより制作し、よりファンとの絆を感じたベビシが作り上げたミニアルバム「42℃」は、そのタイトルが表しているように暑い夏を感じさせる作品となっている。今作を引っ提げ10月には初の東名阪ワンマンツアーも開催するベビシ。ますます勢いになるYui(Vo,Gt)、Rio(Gt)、Mai(Ba)、Miku(Dr)に話を訊く。

 

Q.『キンコンカン』から1年振りのリリースとなりますがこの1年でバンドの環境は随分変わりましたよね。

Yui:そうですね。育成という形でお世話になっていた事務所を3月に離れたことがまず大きかったです。これまで事務所の方にやって頂いていたことも全部自分達でしていかなきゃいけない状況になってやっと色んなことに気付いたというか。今までだったら「自分達でも出来た方がいいよね」で終わっていたことも、自分達で本当にやっていかないと進まない状況になって。

Mai:いざ自分達でやるとなると出来ないことが本当に多くて。

Yui:こんなに周りの人にやってもらっていたんだなって。そんなことも知らず、ちゃんと感謝の気持ちも伝えられないまま当たり前に過ごしてきたんだなって。例えば出演するライブハウスとのやり取りだったり。前は前日にセットリストを変えたりしていたけど、それも資料を見て用意してくれていたライブハウスのスタッフさんに凄く失礼なことをしていたなとか。その資料を送るにしても、送った資料以外の機材を勝手に持ち込んじゃったり。そういうことも何も知らないままやってきてしまったので、そこに気付けたのは良かったのかなって思います。

 

Q.クラウドファンディングを行ったことで支えてくれるファンの気持ちもダイレクトに伝わったのではないですか?

Rio:私達の知らないところでこんなに沢山の人達が支えてくれているんだって。それを知る良い機会になりました。ライブやSNSで「頑張って!」って伝えてくれる人も沢山いて本当に嬉しいんですけど、クラウドファンディングではしっかりと人数まで出たので、そのひとりひとりの期待を裏切らないように、もっともっと頑張らなきゃなって思いました。

Mai:応援してくれたみなさんのお陰でMVを作ることが出来たので本当に感謝しています。ライブやCDとはまた違って、自分達の活動をファンのみなさんと一緒にやれたことはそのまま私達の力になりました。

Miku:みなさんの期待を裏切らないようにBabySitterの活動を通してしっかり恩返ししていきたいです。

Q.今作はいつ頃から制作していたのですか?

Yui:3月くらいから作り始めました。特にテーマを決めていた訳じゃないんですけど、まず「線香花火」が出来て「夏っぽい感じがいいね」って話をしていたんですけど、これまで作ってきた曲やライブでやってきた曲から収録曲を選んでいくうちにたまたま夏っぽい曲が揃ってきて。それでタイトルを「42℃」にしたんです。

 

Q.タイトルにはどんな意味があるのですか?

Yui:去年の日本の最高気温が41℃だったんですよ。でそれを超えるくらい暑い夏にしたいという意味でこのタイトルにしました。

 

Q.42℃はかなりの猛暑ですね(笑)。みなさんにとって今年の夏はどんな夏でした?

Yui:ラジオに沢山出させてもらったり、インストアイベントやアコースティックライブもあったり、初めての経験を沢山させてもらった夏でした。去年の『キンコンカン』をリリースしたときよりもプロモーションを沢山させてもらって、同じリリースでも去年とは違いを感じる夏でしたね。

Rio:『42℃』のプロモーションをいっぱいさせてもらって本当に充実した夏でした。みんなで動くことが多かったけど、1人でラジオに出させてもらったり、色々勉強にもなって去年までとは全然違う夏になりました。

 

Q.今作はバリエーションも豊かですよね。

Yui:どの曲も夏っぽさがあると思うんですけど、温度感とかジャンル感が違うんですよ。「線香花火」は青春っぽい疾走感があるし、「サマサマサマータイム」と「BABY FESTIVAL」はどっちもお祭りの曲だけどタイプは全然違うし。あと「ロケット」のスピード感とか、「ナツウタ」の踊りたくなるようなポップさとか、本当に色んなタイプの曲が揃ったアルバムになったと思います。

Rio:色んな音楽が好きだし色んな音楽をやりたいんですよ。

Yui:「これがBabySitterの音楽だ!」っていうより、色んなことがしたいんです。聴かせる曲も踊れる曲も全部BabySitterだっていう。

Miku:私は「サマサマサマータイム」のラテンフィールが気に入ってます。つい踊りたくなっちゃうようなフィルで叩いていて楽しいんですよ。

Yui:今までになかったリズムだよね。

Mai:私は「ロケット」の出だしからギターを掻き鳴らすようなスピード感が好きです。ライブでやっても気持ちよさそうだなって。

Rio:私はやっぱり「BABY FESTIVAL」のお祭り感が最高ですね。「BABY FESTIVAL」はずっと前からライブでやってきた曲なんですけど、今回レコーディングするにあたってサビの裏に祭りばやしっぽいフレーズを入れたり、イントロから耳に残るようなアレンジがあったり、よりお祭り感が出せたなって。今まで以上にライブでも盛り上がる曲になりましたね。

 

Q.サビの「お祭り騒ぎだ わっしょい わっしょい」というフレーズの印象の強さも凄いですよね。一回聴いたら絶対忘れないですから。

Yui:私、ももクロ(ももいろクローバーZ)が大好きなんですけど、お客さんが一緒に歌ったり振り付けをしたりコールをしたり、そういう分かり易くて、ももクロみたいな要素をバンドでやってみたかったんです。初めてライブを観てもコール出来るような簡単なワードだったらみんなも歌えるじゃないですか。それであのサビが出来たんです。ライブでみんなに言わせたいなって(笑)。

Q.切ない夏のラブソングである「線香花火」とわっしょいわっしょいの「BABY FESTIVAL」が同居しているふり幅も面白いですよね。今作を引っ提げて初のワンマンツアーも開催されますが。

Yui:東名阪で初のワンマンツアー、どうしたらお客さんが来てくれるかめちゃくちゃ考えています。全箇所ソールドさせたいし、来てくれる人に楽しんでもらいたいので、今の私達に何が出来るかメンバー全員でいっぱい考えています。有難いことに、ラジオにも沢山出させてもらって、プロモーションの場を与えてもらっているので、頂いたチャンスを無駄にしないようにひとつひとつ大切にしてワンマンに繋げたいです

Rio:セットリストもワンマンならではのものになると思うので楽しみにしていて欲しいです。どんなライブだったらお客さんに喜んでもらえるか、みんなで考えてワンマンを絶対成功させたいです。

Miku:成功させる為にも体力を付けなきゃなって(笑)。だから最近は毎日走ってるんですよ。体力作りもしてワンマンを成功させます!

Mai:ワンマンライブってそのバンドの全てが分かるじゃないですか。私も他のバンドやアーティストのワンマンを観に行くとそう感じるので、BabySitterのワンマンを通して「これがベビシだ!」っていうものを見せれたらいいなって思っています。

 

Q.ワンマンが初めてなのが意外でした。

Yui:それ、よく言われるんですけど初めてなんですよ。初ワンマンでいきなり東名阪っていうのは最初は不安もあったんですけど、出来上がった作品の力を信じているし、このアルバムが良い状況に持っていってくれるんじゃないかなって。あとは私達もワンマンまでに絶対に間に合わせます!

 

Q.今作はそれだけ色んなものを引っ張る力を持っていると。

Mai:そう思います。自分達で歩き始めて、アルバムが完成して、こうやって力を付けてきたことをワンマンツアーで見てもらいたいです。

Miku:そこで満足しないで新しい目標も作って進んでいきたいです。

Rio:今回のアルバムは本当に自信を持って聴いて貰える作品になったので、少しでも沢山の人に聴いてもらいたいし、ワンマンでも自分達の曲をちゃんと伝えられるように演奏もパフォーマンスも磨いて必死に頑張りたいです。

Yui:事務所を離れたことでイベンターさんもプロモーターさんもダイレクトに関わらせてもらうようになって、そういう人に対しても恩返し出来るようなワンマンにしたいし、クラウドファンディングで支援してくれた人にもベビシを応援して良かったって思ってもらいたいし、とにかくこれからもみなさんの期待に応えられるように頑張ります!

 

………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………….

タイトル:42℃
2019年8月7日発売
1620円(税込)
HPP-1013

BabySitter 1st One Man Tour 2019 “4×4”
2019年10月18日(金)東京都 TSUTAYA O-Crest
2019年10月22日(火・祝)大阪府 アメリカ村 BEYOND
2019年10月25日(金)愛知県 ell.FITS ALL

 

https://www.babysitter.band/

 

ワンマンツアー期間限定
BabySitter×2YOUスペシャル音声インタビュー第1弾公開中!

※第2弾、第3弾、第4弾はワンマン会場にて販売のポストカード購入でアコースティック音源とともに聞けます。
https://www.dropbox.com/s/u2s98mq57xeyq58/talk1.mp3?dl=0