BiS / BiSH / GANG PARADE

WACKが凄い。凄過ぎる。BiS、BiSH、GANG PARADE、どのグループもみんな違ってみんな凄い。2017年9月9日、渋谷WWWで開催されたSCRAMBLES&WACK 3rd ANNiVERSARY「WE ARE GROWiNG UP!!!」に潜入して各グループにインタビューを決行した。そして更に新グループEMPiREの所属も発表された。ますます目が離せないWACK、2YOU MAGAZINE/2MIX MAGAZINEはとことん追っていきたいと思う。

 

Q.BiSは5月30日のLIQUIDROOMから今の7人体制になった訳ですが。

プー・ルイ:やっとピースが揃った感じですね。ももとパンも堂々としてるし白塗りとか坊主とか凄く賑やかになったなと。
ペリ・ウブ:根本は変わってないと思うんですけど見せ方だったりビジュアルの面ではかなり変わりましたね。

Q.確かにめちゃくちゃ個性が強いですよね。それぞれの世界のツワモノが集まった集合体のような。

キカ:白塗り界代表です。
カミヤ:坊主界代表です。
プー・ルイ:個性しかない(笑)。それにももみたいな子も入ったし。ももの朝ごはんとかウサギの形をしたトーストなんですよ。そんな子BiSにはいなかったから(笑)。そういう意味でもバラエティ豊かなメンバーが揃ったなって思う。それでもやっぱり前のBiSのキャラの強さは凄くて。白塗りとかしてなくても白塗り以上のインパクトがあったから(笑)。だから倒さなきゃいけない敵は大きいんです。

Q.前のBiSは今のBiSにとってライバル?

プー・ルイ:前のBiSをやってるときから過去の自分達と比べられてきたしスタンスはずっと変わらなくて。ずっと自分達がライバルなので。

Q.カミヤさんはBiSに戻ってきてどうですか?

カミヤ:BiS解散前の自分は良くも悪くも自信たっぷりだったんですけど、解散した後は色んな失敗をしてきたのでその自信を失ってたんですよ。でもBiSに戻って色々と思い出すことが出来ました。
キカ:カミヤさんがトレードでBiSに入ってくれてダンスの面でも全体的に底上げされたんですよ。
カミヤ:キカは元々私を好きでいてくれたみたいで。
キカ:ラブですね。

Q.カミヤさんに憧れると見た目がそうなるんですね(笑)。

キカ:あははは。
カミヤ:系統がこっちに寄っちゃう(笑)。
プー・ルイ:カミヤ派閥だよね。
キカ:他のメンバーもいつどう変貌するか分からないですよ(笑)。
プー・ルイ:ももが白塗りになる可能性もあるからね。
キカ:黒塗りかもしれないし。
ももらんど:ないです(笑)。

Q.当時のBiSは所謂アイドルという価値観や常識を壊したと思うんですよ。そのBiSがあった上で今のBiSはどう在りたいと思いますか?

プー・ルイ:あの頃のBiSはゼロから始まったしお客さんもいなかったから過激なことをやって話題になるしか手段がなかったんですよ。存在を知ってもらうための手段としてのやり方があの手法だったんです。それを面白がってくれた人が沢山いてBiSは大きくなっていったと思うんですけど、解散してまたBiSを始めることになって実感したのはあのBiSの土台があるから今好きなことをやれてると思うんですよ。私とカミヤにとっては呪縛でもあるけど(笑)。

Q.当時のBiSが築いたものがあるから今のBiSがあると。

プー・ルイ:やっぱりあの頃のBiSがやってきたことがあるから今は過激なことをしなくてもアイドルとしてステージに向き合えることが出来ると思うんです。それはBiSHもGANG PARADEもそうだと思うんです。あの頃のBiSがあるからみんな今の活動が出来てるんじゃないかな。まああれだけ色んなことをやってきた身としては自分がちゃんと報われないと悔しいです(笑)。ただ脱いだだけみたいになるのは嫌なので(笑)。BiSHやGANG PARADEよりまずBiSが報われたい。私は今も昔も他人に興味がないから「WACKラブ」って気持ちも特に無いし、ファミリーって気持ちは皆無なので。全員潰してやろうと思ってるし(笑)。
カミヤ:あははは。言っちゃった(笑)。
プー・ルイ:でもその中でWACKというものが大きくなっていくのはやっぱり嬉しいんですよ。AKBグループやハロプロみたいに大きなムーブメントをWACKで作りたいと思っていますし。BiSから始まったクソみたいな集まりがお茶の間に浸透したら面白いじゃないですか。「こんなのアイドルじゃない」って叩かれまくったBiSが世界を動かすのって痛快だと思う。

Q.名古屋では近鉄パッセというファッションビルにWACK SHOPが出来たり、世間に浸透していく姿は確かに痛快ですよね。カウンターとして面白い。

プー・ルイ:そう、カウンターでいたいんです。何かでBiSやWACKを知って気になって調べてくれた一般の人が裸のミュージックビデオを見てびっくりする姿とか想像すると笑えてきますから(笑)。

Q.「My Ixxx」のミュージックビデオは衝撃でしたからね。みなさんはBiSに入ることでああいう過激なことをする覚悟もあったのでは?

キカ:そうですね。でも不安はなかったです。なんでもやるぜっていう。

Q.なんでもやった結果がその顔ですからね(笑)。

キカ:はい!この顔を見て頂ければNGがないことは分かってもらえるかと(笑)。
パン: 常に何か面白いことはやっていきたいですね。
ゴ・ジーラ:そのスタンスは前のBiSの頃から変わってない部分だと思います。

Q.さきほどプー・ルイさんのWACKに対する気持ちを聞きましたが渡辺さんに対してはどうですか?

プー・ルイ:私は渡辺さんに「早く俺の位置まで来い」って言われているんですけど、WACKの中で渡辺さんに「ふざけんな」って喧嘩売れるのは私しかいないと思っていて。

Q.純粋だけど戦うことが好きな渡辺さんのライバルであり理解者であるのがプー・ルイさんなんだなって見てて思います。それって孫悟空とベジータの関係に近いですよね。

カミヤ:なるほど!確かにそうかも!
プー・ルイ:渡辺さんには「早くツートップになろう」って言われているので。前のBiSの解散ライブのあとにそういうメールが着たんですよ。消えちゃいましたけど(笑)。まあ見てて下さい。みんなぶっ潰しますから(笑)。

BiS
プー・ルイ
キカ・フロント・フロンタール
ペリ・ウブ
ゴ・ジーラ
パン・ルナリーフィ
ももらんど
カミヤサキ

http://www.brandnewidolsociety.tokyo/

Q.BiSHはもともと渡辺さんの「BiSをもう一度始めます」という宣言から始まった訳ですが、BiSHになる前はBiSにどんな印象を持っていました?

モモコ:私はBiSHのオーディションを受けた後に知ったんですよ。横浜アリーナとかやってるし凄いなって。
チッチ:過激な人達だなって思っていました。BiSってアイドル界のレジェンドだったし。
アイナ:私はバックダンサーをしてた頃に対バンしたことがあるんですよ。ちょうどBiSが7日間連続ライブをしていたタイミングで楽屋も一緒だったんですけど怖かったです(笑)。過激なことを沢山やっているのは知っていたので。だから私達も色々やるんだろうなって。

Q.最初はやっぱり比べられました?

アイナ:めちゃくちゃ比べられた。
モモコ:Twitterで顔出しするまでは金髪だからコショージメグミさん(元BiS)に似てるって言われてましたね。
チッチ:私はBiSと比べられるのが凄く嫌でした。もういない誰かと戦わなきゃいけないのが凄く嫌で。
アイナ:二番煎じってずっと言われていたんですよ。インタビューでも「二番煎じは本物を超えられるのか」って企画を1年くらいやっていたんですけど、いつの頃からかそういうことを言ってくる人もいなくなって、段々自分の中でBiSの存在が消えていったんですよ。もう二番煎じとは言わせないって思っているし。
アツコ:でもやっぱり最初は意識せざるを得ない部分もあって。BiSが過激なことをしていたからそこは覚悟して入りましたし。
アイナ:「BiSH-星が瞬く夜に-」のミュージックビデオとかきつかったですからね。親から「大変やったね。これからもああいうのが続くの?」って電話がかかってきましたし。凄く心配させたと思う。
リンリン:私はBiSの過激なことを過激過ぎないようにやりたいなって思っていました。

Q.なるほど。確かに同じ過激でもBiSHからはポップさを感じます。

アイナ:うん。それに今のBiSと最初のBiSでも全然違いますからね。
モモコ:曲が一緒でも人が違うと全然違うと思う。
アユニ:今のBiSには私より後にWACKに入った子もいるんですよ。そういう子達がマラソンとかやってるのを見ると私より凄いなって思っちゃいます。私、大丈夫かなって。

Q.BiSHもBiSもGANG PARADEもみんな違いますからね。

チッチ:WACKという枠組の中でBiSHはBiSHの道を走っていると思う。正直な話をすると私は最初BiSもGANG PARADEもあまり好きじゃなかったんです。ライバルを好きになっちゃ駄目っていうか。でもみんなのことを知っていく中でお互いを好きでいることの大事さに気付いたんです。だから今はみんなのことが大好きだしWACKが盛り上がっていくのが凄く嬉しい。そんなWACKの中でBiSHが圧倒的な存在でいたい。先頭に立って引っ張っていきたいんです。
モモコ:今はBiSHがWACKの看板を背負ってると思っていて。BiSHが良かったらBiSもGANG PARADEも知って貰えると思うんですよね。そういう入り口にBiSHがなれたらなって。
アツコ:みんな個性も凄いんですよ。BiSもGANG PARADEも白塗りとか坊主とか個性的な人が多いのでメガネ担当としては死守しないとなって思っています。個性的な会社ですよ、WACKって(笑)。
チッチ:うん。WACK、面白いよね。

Q.WACK SLAVEとしてはいつもドキドキですけどね(笑)。BiSのアヤ・エイトプリンスとGANG PARADEのカミヤサキのレンタルトレードとか胸がザワザワしましたから。

チッチ:私も胸が苦しくなりました。あのときはBiSとGANG PARADEだったけどBiSHにも起きる可能性があった訳だし。

Q.渡辺さんのああいう企画をいつもどう受け止めるのですか?

チッチ:最初は「なんで崩すの?」って思う。でもそれで今のBiSHがあるんだからやっぱり渡辺さんは凄いなって思いますね。BiSとGANG PARADEだってトレードした結果どっちもキラキラしてるし。

Q.渡辺さんの根っこにサーチ&デストロイの精神があるから破壊と再生でどんどん大きくしていくんでしょうね。だからBiSHを見ていて怖いなって思うこともある。いつか渡辺さんがこの形を壊しちゃうんじゃないかって。

チッチ:うん、私も怖い。BiSHが上手くいってると壊されるんじゃないかって。
モモコ:わかる。
アツコ:だからこそ今を大切に生きなきゃなって思っています。

Q.でもWACKや渡辺さんは愛も凄いですから。

チッチ:そうなんですよ。私達のことを本当に大事に思っていてくれるし。だから信じてます。
リンリン:私は気を使われている…。
モモコ:違うよ。渡辺さん、リンリンが一番好きだと思う。
チッチ:リンリンがBiSHに入る前からずっと可愛いって言ってるもんね。
リンリン:確認メールとかしても私にだけ絵文字とか使って気を使ってる気がする。
アツコ:私はLINEすら知らないから(笑)。
チッチ:アッチャンと渡辺さんは最初の頃、バチバチだったもんね
モモコ:眼鏡をかけさせたのも渡辺さんだし。
アツコ:私、眼鏡を外したら脱退なんですよ。だからBiSHが崩れるときがくるとしたら私の眼鏡事情だと思います。
チッチ:やめてくれ(笑)。

Q.WACKだけでなくavexやKMミュージックも含めBiSHは凄く良いチームですよね。

チッチ:幕張でその愛をめちゃくちゃ感じました。BiSHチームの大人ってみんな面白いんですよ。普通の大人じゃないので(笑)。かっこいい大人がBiSHに関わってくれているのは本当に嬉しいです。

Q.ステージに立っているのは6人だけど、チーム全員がBiSHの看板を背負っている感じが凄くします。

アツコ:オリンピックでコーチが選手の隣で泣いてるような感じですよね。
モモコ:そういう存在がBiSHには沢山いることが幸せです。

Q.そういう人達を全員次のステージに連れて行って下さい。僕もとことん追いますから。

チッチ:絶対に連れて行きます。BiSHが海外でライブをやっても来てくれますか?

Q.プロミスします。

チッチ:やったー!

BiSH
アイナ・ジ・エンド
セントチヒロ・チッチ
モモコグミカンパニー
ハシヤスメ・アツコ
リンリン
アユニ・D

http://www.bish.tokyo/

Q.GANG PARADE、物凄い勢いですよね。

ココ:ありがとうございます!
マイカ:毎日いのししちゃんで生活しています!

Q.えっとすみません、いのししちゃん?

ユメノユア:あははは。そうなりますよね(笑)。
マイカ:猪突猛進なのでいのししちゃんなんです!
ユイ:いのししちゃんは私達を体現する言葉なんですよ。

Q.言葉の意味はよく分かりませんが勢いは感じます(笑)。しかしここまでくるのにギャンパレはかなりの紆余曲折がありましたよね。

ユメノユア:そうなんですよ(笑)。まず一番最初はBiSが解散した後にカミヤサキが作ったプラニメという2人組ユニットから始まって。そのプラニメからカミヤサキの相方が辞めることになってオーディションで入ったのが私とヤママチミキだったんです。

Q.それがPOPですよね。

ヤママチ:はい。POPは5人だったんですけど、そこでも脱退があり3人になって。そのタイミングでGANG PARADEに名前が変わりマイカが入ってお披露目ライブがあって。
マイカ:私のお披露目ライブの4日後にはココ・パーティン・ココ、テラシマユウカ、ユイ・ガ・ドクソンの3人が加入しました。更に今年の4月のWACK EXHiBiTiONでカミヤサキとアヤ・エイトプリンスのトレードもあって。
アヤ:当初、トレードは9月までの予定だったんですけど無期限になったんですよ。この7人が今のGANG PARADEです。

Q.アヤさんがギャンパレに移籍してきてどうですか?

テラシマ:ギャンパレの雰囲気が変わりましたね。
ココ:サキちゃんがBiSに移籍したことも大きかったけど、アヤちゃんが入ってきたこともそれ以上に大きい出来事で。
ヤママチ:アヤちゃんが入ってくれてギャンパレのお客さんが増えましたからね。やっぱりビジュアル担当は凄いなって(笑)。
ココ:アイドルってビジュアルが大事なんだなって思い知らされました(笑)。でもそこはギャンパレの強い武器になると思うから、アヤが沢山ファンを呼び込んでくれて少しでも私におこぼれがくるように願っています(笑)。
テラシマ:アヤが入ったことで研究員(BiSファンの総称)がギャンパレのライブに来てくれるようになったのは嬉しいですね。
マイカ:あとアイドルっぽくなったってよく言われます。ガツガツした体育会系っぽさがなくなったというか、顔面偏差値が上がった気がするんですよね。
ココ:それ、BiSに失礼だよ(笑)。
テラシマ:逆に今のBiSは個性と個性のぶつかり合いが凄いなって。

Q.BiSもギャンパレも結果的に凄く面白くなりましたよね。そこが渡辺さんの凄いところだなと。

マイカ:びっくりすることも多いけど全部グループの為に考えてやってくれていることなので信じていますね。
ココ:私は渡辺さんに何を言われてもまずは1回やってみるんです。それはずっと決めていますね。
ユイ:私も渡辺さんを信じて付いていこうと決めています。私の人生において渡辺さんは生涯の…。
ヤママチ:え、結婚するの?(一同笑)

Q.SiS組はどうですか?

テラシマ:SiSが活動1日で解散して、その直後にSiSのメンバーで「ここで終わりにしたくない」ってWACKの事務所に突撃することにしたんですよ。
ココ:Googleマップで事務所の住所を調べて(笑)。その日は下見のつもりだったんですけど「ここかな?」って表札を見てたら渡辺さんがエレベーターから降りてきたんですよ。それで「地元に帰る前に焼肉でも奢ってやるよ」って。そこが最後のチャンスだと思ったので、どういう形でもいいから活動出来ないか渡辺さんに相談したんです。それでギャンパレへの加入が決まったので渡辺さんには本当に感謝しています。

Q.WACKとして意識することはありますか?

ココ:どのグループよりも危機感を持ってるし持たなきゃいけないと思っています。EMPiREも加わって更に危機感は覚えてますね。EMPiREはメジャーデビューも確約されているしフレッシュさもあるじゃないですか。そこに対する焦りは正直あります。
マイカ:だけどギャンパレだって顔面偏差値は高いですから(笑)。
ユイ:バラエティは豊かだよね。
ココ:BiSにもBiSHにもないギャンパレの魅力があると思うのでそこを伸ばして遊び人(GANG PARADEファンの総称)を増やしたいですね。

Q.自分達でギャンパレの魅力は何処だと思いますか?

マイカ:アーティスティックな楽曲は私達の武器だと思います。「Beyond the Mountain」とか所謂アイドルソングとは全然違うし。
ココ:そういう楽曲をどう魅せるかはBiSやBiSHを参考にするんじゃなくてギャンパレだけの何かを確立しなきゃいけないと思っています。私達だけの武器を作りたい。
ユイ:無いものねだりをしていきたいんです。自分達に足りないものが何か話し合ってどんどん吸収していきたい。そうやって新しい自分達を作り上げていきたいし、それが次のアルバムには出せていると思うので楽しみにしていて下さい。

Q.「Beyond the Mountain」の歌詞で「あと数ヶ月で君が現れる」と歌っているのはシングルから数ヵ月後にリリースされるアルバムで新しいギャンパレが現れるという意味なんですね。

アヤ:凄い…!
ユイ:それ使わせていただきます!アルバムは本当に凄いものになると思うので、新しいギャンパレを期待していて下さい!

GANG PARADE
テラシマユウカ
ヤママチミキ
ココ・パーティン・ココ
ユメノユアキャン・マイカ
アヤ・エイトプリンス
ユイ・ガ・ドクソン

http://www.gangparade.com/