2013年の結成以来、応援ソングを中心に全国に夢と希望を届け続けるアイドルユニット、Candy☆Drops(キャンディドロップス)がメンバーの卒業を経て活動休止したのが2016年。Candy☆Dropsを活動休止したメンバー(当時4人)によって結成された新ユニットがRe:Clash(リークラッシュ)だ。Candy☆Dropsと同じメンバーで構成されているRe:Clashは打ち出し方、見せ方、楽曲含め、Candy☆Dropsとは対にあり、現在活動再開を果たしたCandy☆Dropsと同時進行で活動することで彼女達の二面性がうまく表現されているのが興味深い。Re:Clashとして、Candy☆Dropsとして、地元名古屋を背負う覚悟で活動する尾崎悠歌(おさきゆうか)、青木里菜(あおきりな)、中村晴香(なかむらはるか)に話を訊く。
Q.Re:ClashのみなさんはCandy☆Dropsとしても活動していますがRe:Clashが始まったのはどういう経緯だったのですか?
ゆーか:Candy☆Dropsは2013年に結成したグループなんですけど、元々大人数だったんですよ。メンバーが9人いたときもあったし、7人いたときもあって。それが4年間でメンバーの卒業があって4人になって、今は3人なんですけど、そうやって人数が減っていく中で一時Candy☆Dropsが活動休止になったんです。そこでCandy☆Dropsとはコンセプトの違う別グループを残ったメンバーでやってみるのも面白いんじゃないかって始まったのがRe:Clashなんですよ。
Q.Re:ClashとCandy☆Dropsで同じメンバーなのに全く違うアプローチをするのは面白いですよね。
晴香:全国でも2つの顔を持つアイドルはいないと思うんですよ。
ゆーか:いないよね。Re:Clashを始めるときは自分達でもワクワクしましたし。
里菜:中々出来ることじゃないと思うんですよ。Re:ClashとCandy☆Dropsじゃジャンルも全く違うし。Candy☆Dropsは王道のアイドルをやってきたのでRe:Clashはかっこいいアーティスト系かなって自分では思っています。
Q.意識的に違うことをやろうと。
晴香:そうですね。Candy☆Dropsとして王道アイドルを3年やってきた中で、メンバーも齢を重ねてきたので先のことも考えて見せ方の違うことが出来るのは面白いんじゃないかなって。そこは凄く意識していますね。
Q.Candy☆Dropsの活動休止でRe:Clashが始まって、今はまたCandy☆Dropsとしての活動も再開しているのが面白いですよね。これで3人の両面性が見せれるというか。どっちが欠けても今は駄目な気がしますし。
ゆーか:そうですね。それにCandy☆Dropsを休止するときもファンのみなさんに復活することは約束していたので。だからRe:Clashを始めてもCandy☆Dropsはまた始めるつもりだったんです。
晴香:Candy☆Dropsで今年のTIF(TOKYO IDOL FESTIVAL 2017)の出演も決まりましたし、やっぱりファンのみなさんも復活を待ってくれていたのでどっちがメインとかじゃなく、Re:ClashもCandy☆Drops も3人で力を合わせて頑張っていきたいですね。
Q.王道アイドルだったCandy☆Dropsに対してRe:Clashとしての強みって何だと思いますか?
ゆーか:曲だと思います。
晴香:Re:Clashの曲って凄く頭に残るんですよ。
里菜:Candy☆Dropsの曲はライブでファンのみなさんと一緒に騒ぐ曲が多かったんですけど、Re:Clashの曲はひとりで家で聴いても楽しめる曲だと思うんです。
晴香:ファンのみなさんにも楽曲が良いって凄く褒められるんですよ。
里菜:Re:Clashってファン層がすごく幅広いんですよ。アイドルには興味がない人も好きになってくれるんです。そこからCandy☆Dropsを知ってアイドルに興味を持ってもらえたり。
ゆーか:その逆もあるよね。Candy☆DropsからRe:Clashを知ってくれる人もいるので。
Q.それが同じメンバーでふたつのグループを同時進行している強みですよね。
里菜:そう思います。相乗効果は絶対あると思うし、同じメンバーで違うアプローチが出来るのはやっぱり私達の武器だと思うので。これからもどっちの活動も大事にしていきたいですね。
Q.Re:Clashとして、Candy☆Dropsとしてやってみたいことはありますか?
ゆーか:47都道府県ツアー!
晴香:それは絶対やりたいですね。47都道府県、ちゃんと全部行きたいです。
里菜:いつも私達のライブを観に全国各地から名古屋に来てくれるんですよ。だから今度は自分達からみなさんの所に歌いに行きたいなって思っています。
Q.地元である名古屋に対する思い入れはありますか?
晴香:あります!
ゆーか:アイドルもバンドも名古屋飛ばしってあるじゃないですか。正直、私達も活動する中で「名古屋は…」って言われることがあって。だからこそ名古屋からでも色んなことがやれることを全国に知って頂きたいです。名古屋を担う存在になりたいんですよ。そういう存在になったらアイドルやガールズユニットを目指す名古屋の若い子達の希望にもなるじゃないですか。そうやって名古屋を背負って活動していきたいです。
Q.頼もしいです。名古屋のシーンを面白くしていく為にもRe:ClashとCandy☆Dropsというふたつの顔を持って違うアプローチで活動していくことは大きそうですね。もしかしたらまた新しいユニットが増えるかもしれませんし(笑)。
晴香:あははは。有り得ますね(笑)。
ゆーか:何が起きるか分かりませんからね(笑)。
Q.そもそもRe:Clashが始まったこともびっくりしたので(笑)。
晴香:そうですよね(笑)。私達も自分達がこれからどうなるか分からないけどRe:ClashもCandy☆Dropsも思いっきり頑張ります!楽しみにしていて下さい!
Re:Clash(Candy☆Drops)
メンバー
尾崎悠歌
青木里菜
中村晴香
Re:Clash
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Candy☆Drops
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