チームしゃちほこ

2012年4月の名古屋城での路上デビュー以来、地元名古屋から全国に旋風を巻き起こし続けるチームしゃちほこ。デビュー5周年を迎えた昨年を「ビクトリーイヤー」と銘打ち、メンバーの卒業を乗り越え、幕張メッセ、日本武道館、横浜アリーナ、そして悲願のガイシホールでの単独ライブを開催するなど一歩ずつ前に進んできた彼女達。そんなチームしゃちほこは2017年も快進撃が続き、2月にはアルバム『おわりとはじまり』のリリース、4月から「チームしゃちほこSPRING TOUR2017 おわりとはじまり~#ナゴヤの大逆襲~」スタート、さらに6月には自身が主催したフェス「SYACHI FES」の大成功と大活躍を見せている。いまや名古屋名物となったチームしゃちほこに2MIX MAGAZINE記念すべき第1回目のインタビューを行った。

 

 

Q.まずは自己紹介をお願いします。

帆華:はい!名古屋レッド秋本帆華です!

菜緒:マリッジブルー咲良菜緒です!

柚姫:むらさきパープル(仮)大黒柚姫です!

遥奈:手羽先キミドリ坂本遥奈です!

千由李:ういろうイエロー伊藤千由李です!

全員:よろしくお願いします!

 

Q.この1年間はチームしゃちほこにとって大きな変化の年でしたよね。

菜緒:2016年は「ビクトリーイヤー」を掲げて「5年目5公演5万人動員」を目標に活動してきて。その最初の幕張メッセと最後のガイシホールじゃガラッと変わったと思う。特に大きかったのは横浜アリーナで。あの日はゆずぽん(安藤ゆず)の卒業式をやる場面もあったし。

柚姫:ゆずが活動休止している間は5人だけど6人で歌っている気持ちでやっていて。横浜アリーナではゆずコーナーを作って「COLORS」「抱きしめてアンセム」「わたしがセンター」をやったんですよ。それでしっかりゆずを送ってあげようって。あの日のライブは5人だけでやっていく決意をした日でもあるんです。お客さんにも安心してもらう為に5人で頑張っていくことをちゃんと伝えたかったし。

 

Q.人間として凄く大きくなった期間だったんですね。

菜緒:本当にそう思う。昔じゃ考えられない(笑)。

 

Q.最初に会ったときの事とか覚えてます?

帆華:覚えてる!

菜緒:事務所に最初に入ったのって誰だっけ?柚姫?

柚姫:みんな一緒くらいじゃない?小5くらいだよね。

菜緒:当時は私だけ東京に住んでたんですよ。でも柚姫はたまに東京のレッスンに来てたから存在は知っていって。最初の印象は「時々レッスンに来る派手な子」だったから(笑)。

柚姫:あははは。

菜緒:ほーちゃんとはるとは4部のレッスンで一緒だったよね。

遥奈:レッスンに通いながらももクロちゃんの隣で握手会に参加したり。

 

Q.最初は5人だったんですよね?

柚姫:ちゆ以外の5人でした。もともとは事務所のオーディションで名古屋の年齢の近い女の子が集められて1日限定で組んだユニットだったんですよ。そのオーディションで合格したのがちゆで。

千由李:それで私が加入することになって今に至りますね。

菜緒:まさかここまで続くなんて思っていなかったよね(笑)。

帆華:そもそもアイドルを目標にしてた子もいなかったし。

菜緒:アイドルになるの嫌だったもんね(笑)。だからアイドルになるっていう選択肢は自分の中でなくて。

柚姫:当時のスターダストはアイドルを目指して入ってくる子はいなかったんじゃないかな。

 

Q.そこからアイドルとしての意識が芽生えたのは?

菜緒:正直、路上デビューしたときも何がデビューなのか分かってなくて。ぶっちゃけ最初の2年くらいは「いつまで続くのかな」って思ってたんですよ。20歳まではやってないだろうなとか。

 

Q.「人間50年アイドル5年」って言ってますもんね。

遥奈:そうなんですよ。だから5年で終わるんだと思っていて。結成から2年半経ったときは「折り返しだな」って(笑)。

千由李:でも5年越えたね(笑)。私達はずっとガイシホールを目標にしていて、5年目でガイシホールでのワンマンをやるって夢が叶えたから解散疑惑も出て(笑)。

柚姫:私達もどうなるか分からなかったからね(笑)。

菜緒:「解散するのかな」って思ってたもん(笑)。

 

Q.目指していた目標を達成したりアイドルとしての5年間を遂行した今、チームしゃちほことしてやってみたいことってありますか?

柚姫:これまで若さ勢いでやってきたけど20歳も超えるので仕事の幅を拡げていきたいよね。

菜緒:メンバーそれぞれの得意分野を活かして多方面で活躍するようになったら、その5人が集まったときに最強のグループになるよね。

帆華:例えばはるだったらダンス界のトップに立ったりね。そうやってみんなが色んな活躍をして、みんなが集まったら「実はチームしゃちほこだったんだ!」みたいなね。

菜緒:それ良い!

 

Q.それぞれの得意分野ってなんだと思います?

菜緒:うーん。今までアイドルしかやったことがないから何が得意なのか自分でも分かってないけど、やってみたいことはあるかな。こういう話、真面目にしたことないよね(笑)。

柚姫:そうだね(笑)。私はやってみたいことあるよ。

千由李:なになに?

柚姫:バンドがやりたい!私、最近ドラムを始めたんですよ。それで勝手に妄想してるのはちゆがギター、帆華がキーボード、はるがトランペット、菜緒がボーカル、私がドラムなの。それでバンドをやってみたい。アイドルだけどバンドもやれてライブのセットリストにもバンドのブロックを入れてやったらかっこいいなって。

菜緒:それめちゃくちゃかっこいいよね。極めたいなあ。

遥奈:トランペットがいるのも面白いよね(笑)。

菜緒:普通ベースじゃん(笑)。

柚姫:ベースはデビュー当時からお世話になってるサウンドクリエイターの浅野くん(浅野尚志)に弾いてもらおうよ!

菜緒:やりたい!私以外は楽器をやったことがあるしバンドは良いかもね。

遥奈:あとガイシでちゆがローラースケートをやってたじゃん。女の子のアイドルでローラースケートっていないからあれもやりたいな。

千由李:全員でローラースケート履いて歌ったら面白いね。

遥奈:しかも練習してることはみんなに内緒にして、いきなり本番でやりたいよね。

柚姫:私、シルク・ドゥ・ソレイユみたいなのもやりたい。

帆華:怖いよー(笑)。

柚姫:他のアイドルさんがやらないことをやりたいの。それを極めたら絶対面白いと思う。バンドを極めたらロックフェスにバンドとして呼んでもらえるかもしれないし。

菜緒:「今回はアイドルとしてじゃなくバンドとして出て下さい」ってね。

柚姫:チームしゃちほこの曲はロックテイストの曲も多いし本当にやってみたいな。

菜緒:うん。私もロックが大好きだし。

 

Q.菜緒ちゃんがロック好きなのはブログやhideのトリビュートライブでのMCで証明されましたからね。

菜緒:嬉しい!

 

Q.あのMCでhideファンの心は掴んだと思いますよ。

遥奈:最初は正直アウェイなんだろうなって思っていて。「なんでアイドルが?」みたいな。でも菜緒が喋りだしたら空気が変わったんです。菜緒のことを知らないお客さん達が「菜緒―!」って呼んでくれたり。

柚姫:にわかじゃないことが伝わったんだろうね。

菜緒:私、だいぶガチなので(笑)。

 

Q.チームしゃちほことしてはどういう存在になりたいですか?

菜緒:ローカルアイドルの難しさって絶対あるんですよ。売れるためには上京する人も多いし。でも地元を拠点に活動する中で私達がなりたいのは「名古屋と言ったらチームしゃちほこ」っていう、名古屋名物になりたいんです。

柚姫:「名古屋、アイドル」で検索したら最初に名前が挙がるような存在になりたいよね。

Q.今回名古屋で2MIX MAGAZINEを立ち上げるにあたって創刊号の表紙は絶対にチームしゃちほこだって決めてましたよ。

帆華:えー!

柚姫:またまたー!

遥奈:本当?

菜緒:言い過ぎだよー!

千由李:でもめっちゃ嬉しい!

 

Q.あははは。本当ですって。チームしゃちほこはアイドルシーンの名古屋名物だと思いますよ。

菜緒:そうやって言ってもらうと本当に安心する。自分達では分からないから。

遥奈:ライブをやっても地元より東京の方が人が集まるんですよ。でもガイシホールを埋めることが出来たし、私達を観に名古屋に人が来てくれるような存在になりたいんですよね。名古屋に人を集めたいから。

 

Q.まさに首都移転計画ですね。

帆華:わー!すごい!

千由李:首都移転計画♪

遥奈:頑張ろうね!本当に頑張ろうね!

 

Q.ガイシホールのステージでは「Road to 名古屋ドーム前矢田」という新たな目標も発表されましたが。

菜緒:名古屋ドームは本当に頑張らないと絶対埋められないからね。もっともっと有名にならないと。その為にもチームしゃちほこは名古屋の空気的存在になりたい。

帆華:空気的存在?

菜緒:名古屋駅に着いた瞬間「あ、チームしゃちほこの街だ」って分かるくらい当たり前の存在になったら名古屋ドームも埋めれる気がするの。名古屋にとって必要不可欠な存在っていう。

帆華:まさに名古屋名物だよね。

遥奈:とんかつの矢場とん、手羽先のやまちゃん、アイドルのチームしゃちほこ!

柚姫:それ最高!チームしゃちほこのお店を作りたいね!あと私達以外のアイドルさんも使えるライブハウスとか劇場も作りたい!そこでアイドル同士の交流も生まれたら最高だし。

 

Q.そうやってアイドル同士のコミュニケーションやフックアップする姿勢は「SYACHI FES」にも表れていますよね。

帆華:チームしゃちほこ主催のフェスをやるのが店長(長谷川マネージャー)の夢だったんですよ。

菜緒:結構前から言ってたよね。地元のアイドルさんも出るから名古屋ローカルの親近感もあるし。普段はロックフェスに呼んで頂くことが多いのでアイドルさんとの出会いってあまり無くて。だからそういうのも凄く楽しみ。

千由李:アイドルの友達を作りたいよね!事務所の先輩後輩はいるけど友達が出来たら嬉しい!

遥奈:アイドル界にあまり友達がいないもんね。

千由李:TIFに出たときに色んなアイドルさんと仲良くなりたいなって思ったもん。だからSYACHI FESで友達いっぱい作りたいです!

 

Q.チームしゃちほこはメンバー同士も仲良さそうですよね。

菜緒:めちゃくちゃ仲良いですよ。喧嘩もしないし。

帆華:昔から変わらないよね。ずっと喋ってるし(笑)。

柚姫:ずっと一緒だからね。

遥奈:親同士も仲良いから幼馴染感もあるよね。

菜緒:成長期にずっと一緒だったから。中学、高校時代の全てを一緒に過ごしてきたのでもはや家族です。

 

Q.高校卒業はチームしゃちほこにとって転機になったのでは?

菜緒:うん。本当に大きい。まずJKブランドが大きいから。

遥奈:街を制服で歩いている子を見るとみんなキラキラしてるもんね(笑)。

柚姫:大人っぽい子も制服着てたらみんな年下な訳だし。

菜緒:それやばいね。20歳ってやばい。

千由李:JKのうちにやってきたかったこと沢山あったなあ。

帆華:何したかった?

千由李:制服デート!

帆華:あー!

菜緒:きゃー!

千由李:プリクラに「1month」とか書きたかった(笑)。

遥奈:あははは。「Since」とかね!

菜緒:あとやっぱりTwitterはやりたかったね。私達、Twitter禁止だから。

柚姫:でも今解禁されてもやり方が分からないよね。

帆華:去年の12月からインスタは解禁されたんですよ。あれは嬉しかったなあ。

柚姫:私、Twitterをやりた過ぎてノートに自分でTwitterを作ってたよ。

遥奈:え!?

柚姫:中学のときね(笑)。

菜緒:なにそれ、どういうこと!?

柚姫:日記みたいな感じでノートにTwitterを作ってたの(笑)。

菜緒:でもそれくらいやりたかったのは分かる。

千由李:中学の頃からみんなやってたから高校に入る前に同じ高校に行く子同士はTwitterで繋がってたりして。だから私達はマイナスからのスタートなんですよ。羨ましくて仕方なかった。

Q.でも普通の高校生が体験出来ないようなことを5人は沢山やってきましたからね。

帆華:それはめちゃくちゃありますね。

遥奈:普通の高校生はフェスのケータリングに行けないからね(笑)。

千由李:東京にもこんなに何度も行けないし。

菜緒:タクシーにも乗れないよ。

柚姫:こんなに可愛い服も着れないしメイクだってしてもらえないもん。

菜緒:アイドルやってて良かったね!

 

Q.みんなにとってアイドルってどんなものですか?

菜緒:キラキラピカピカした存在なんだと思う。でも私達はちょっと違うよね(笑)。アイドルって普通は手の届かない存在じゃないですか。でも私達がアイドルになってもお客さんと近いとこにいるし普通の女の子と何も変わらないなて。

柚姫:昭和のアイドルとかオーラが凄いもんね。握手会とかないし。そこにいるだけで奇跡みたいな。

千由李:アイドルとお客さんの距離は良い意味で縮まったよね。

 

Q.距離感もそうですけどアイドルの在り方や見せ方においてはスターダストは革命を起こしましたよね。

菜緒:やっぱりももクロちゃんが凄いよね。メンバーカラーの色分けとかもももクロちゃんが始まりなんじゃないかな。

遥奈:ガニマタ踊りとかね。ああいう見せ方はももクロちゃんがアイドルの価値観を変えたと思う。

千由李:最近改めてももクロの凄さを感じるんだよね。

菜緒:分かる。だって私達と同じ歳の頃には紅白に出ているもんね。やっぱり凄い先輩です。

 

Q.先輩の背中を見て育ったチームしゃちほこも自分達にしかない武器を持っていると思うのですが、最大の武器って何だと思います?

菜緒:名古屋です。色んな面において名古屋でやってることが私達の武器だと思う。地方だから出来ることって絶対あるし。あと歌詞にも名古屋愛をいっぱい入れてるから名古屋の人が聴いて喜んでくれるしね。

柚姫:名古屋に住んでいてまだ聴いたことがない人には是非聴いて欲しいですね。

菜緒:名古屋ってご飯が美味しいじゃないですか。そういう食べ物の名物は沢山あるから今度は私達が名物になって色んな所から私達を観に名古屋に来てもらえるようになったら嬉しいな。

千由李:ナナちゃん人形とか銀時計じゃなくて「19時にしゃちほこ前で待ち合わせね!」ってなるようなシンボルを作りたい!

菜緒:それ良い!しゃちほこ前って凄く良い!

千由李:だからやっぱり劇場が作れたら良いよね。待ち合わせにも使ってもらって(笑)。

 

Q.是非実現してください。新しいスタートを切ったチームしゃちほこもエネルギー満タンですね。

柚姫:ビクトリーイヤーで色んな経験をして大人になったので新しいチームしゃちほこを見て欲しいです!

 

Q.大人になったといえば公式エロ本も話題になりましたよね。

菜緒:なんで知ってるの!?

遥奈:あははは。

菜緒:でももっとエロいの撮ったよね。

柚姫:勿体ぶってるんじゃない?(笑)。

千由李:ちょっとしか使われてないもんね。

遥奈:袋とじにすれば良かったかな(笑)。

帆華:あれ、エロ本じゃなくて本当のテーマは生まれたての赤ちゃんなんですよ!新しくなった私達を見てもらおうと思って作ったんです!

柚姫:でもエロくなっちゃったってことは私達が大人になったってことじゃない?
菜緒:きゃー!

遥奈:ちゆだけ生まれたての子供だったけどね(笑)。

千由李:赤ちゃんが1人いたほうがみんなも安心するでしょ?刺激が強過ぎるから(笑)。

 

Q.あははは。大人になったチームしゃちほこ、これからも楽しみにしてますね。

帆華:ありがとうございます!これからも名古屋で面白いことを沢山やっていきます!

 

チームしゃちほこ

秋本帆華
咲良菜緒
大黒柚姫
坂本遥奈
伊藤千由李

 

■「チームしゃちほこSPRING TOUR2017 おわりとはじまり~#ナゴヤの大逆襲~」

2017年7月23日(日)愛知県:Zepp Nagoya

 

■「CBCラジオ夏まつり2017」

2017年7月29日(土)

HP:http://hicbc.com/radio/matsuri/

 

HP

https://team-syachihoko.jp/

 

photo by 夏目圭一郎